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小石川植物園での生命の輪

植物界には美しさと調和とがある。 小石川植物園にて。

子どもはおむつをする。なぜなら、どこでもウンコをしてしまうから。

なぜか。 動物の排泄は、植物の受粉とつながっていたから。

色々なところで排泄をすることで、種子や養分を大地に戻し、植物の生命ともつながっていたことの名残りだ。なんと素晴らしいことではないか。

人間と植物、鳥、細菌、、、、あらゆる生命のつながりの輪は、見事なものだ。

植物の薬効を調べていると、逆の作用をあわせもっていたりする。下痢作用と便秘作用のように。 それはなぜか。

自然界には両極のエレメントがあり、人体という内的自然に任せればベストな道を選択してくれるから。 人工的に医薬品を合成すると、そのどちらかの極だけが採用されて、どちらかが捨てられる。 両極のエレメントがあるということは、その間にあり、働きがはっきりしないものもある。 そうした中間的なエレメントへの視点を失わないことが、全体性を失わないことに通じる。

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