

リスニングルーム by OJAS@パティーナ大阪
音による新しい空間の勉強のためリスニングルーム by OJAS@パティーナ大阪を見学。 パティーナ大阪は大阪城と難波宮跡という2つの歴史遺産の間に位置していて、緑に包まれた静寂の中、大阪城が時を超えて現出していた。 ニューヨークを拠点に活躍するアーティスト デヴォン・ターンブル(別名 OJAS)が、アナログ・オーディオの没入型スペースとしてのリスニングルームを創っている。 音を中心にして作られた空間設計。没入する瞑想的な空間。温泉の温浴空間ような音浴空間。 音浴空間に温泉を融合させれば「温音浴」空間になるのかもしれないと妄想は広がる。 西洋音楽の方向性と違って、東洋の音楽の歴史は、精神的な静寂や意識の探求などを含めた、ノイズを含んだ音そのものの探求の歴史が含まれている。尺八、琴、笛、笙、シタール、チベタン・シンギングボウル・・・・など。祭りなども含めた伝統音楽の中にも。 東洋の音楽と西洋の音楽の決定的な違いは、音をどう捉えるかという哲学の違いとも言える。それは東洋医学と西洋医学の違いで重要なのは生命哲学にあることととも似ている。...


多度大社@三重県桑名市
アクアイグニス(三重県菰野町)の帰りに、三重県桑名市の「多度大社(たどたいしゃ)」に立ち寄った。 三重県、岐阜県、愛知県、3県との県境に近い場所。 5世紀後半の雄略天皇の時代に創建されたと伝えられる約1500年の歴史ある神社。 「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」と詠われるほど伊勢神宮との関わりが深く、「北伊勢大神宮」とも呼ばれているらしい。 というのも。 御祭神が、天津彦根命(あまつひこねのみこと)という、天照大御神の第三皇子のため、伊勢神宮との関係性が深い。天候を司る神様として、古くから雨乞いや日和乞いの信仰を集めてきた。 注目すべきは、南北朝時代(約700年前)から続く「上げ馬神事」。 馬が坂を駆け上がるお祭りで、その年の豊凶を占う。 もともと、ご神体山である多度山に白馬が棲んでいるという伝説があった。白馬は神様の乗り物であり、馬が神さまの言葉を運んでくれる。だから、境内では代々「神馬(しんめ)」が大切に育てられ、現在は江戸時代から数えて20代目の神馬とのことだ。 写真は、境内にある神馬が駆け上がるための神聖な坂。...


素粋居 石の神さま ミシャグジ 後戸の宿神 能楽
アクアイグニス別邸となる、湯の山温泉の「素粋居」という宿泊施設もご厚意で見せていただいた。 自然素材をテーマにした12棟の独立したヴィラがあり、8つの素材(木、石、土、鉄、漆喰、和紙、漆、硝子)がそれぞれテーマになっている。 1棟ごとに建築家やクリエイターが異なり、間取りやインテリア、アート作品に至るまで、ひとつとして同じ部屋はなく、さらに源泉かけ流し露天風呂まで作られていて、パラダイスそのもの! 陶芸家・内田鋼一さんのプロデュースのようですが、アンティークや現代のアートのバランスが素晴らしかった。 贅沢したいとき、家族連れでお子さんに気にせず室内の露天風呂で湯治したい方には、お薦め。 すぐ近くのアクアイグニス片岡温泉のお風呂への送迎もありです。(ルフロのミネラルミスト浴は別料金ですが) この写真は、石の部屋。 石の神様のように鎮座されている! 地元・三重県産の「菰野石(こものいし)」の巨石とのことで、菰野石は伊勢神宮の玉砂利にも使われている質の高い石。 石の神さまと言えば、コノハナノサクヤビメの姉である石長比売(イワナガヒメ)は強さや永遠を象


アクアイグニス@三重県菰野町
三重県菰野町にあるアクアイグニスへ。 前から行きたかった。やっと行けた! ここは、近くに奈良時代!(開湯1300年)に発見された「湯の山温泉」という歴史ある温泉地がある。奈良時代から温泉地として愛されていたが、織田信長の伊勢侵攻で最澄が建立した三嶽寺(さんがくじ)(数百人の僧兵がいたらしい)も焼き討ちにあい、温泉も一時的に衰退(廃泉)。「僧兵まつり」として、戦った僧兵を称えた祭りが今も続いていいるほど。 その後は、江戸期での湯治場、西南戦争での傷病兵の療養所などで復興し、文豪にも愛された歴史ある温泉地(志賀直哉の『暗夜行路』にも登場)。衰退と復興の歴史がある。 「湯の山」という名前自体が素敵だが、アクアイグニスは、この湯の山のすぐふもとにあり、片岡温泉という。 湯の山温泉の発見伝説に「傷ついた鹿が癒やしていた(鹿の湯)」という歴史があり(那須も含め、「鹿の湯」は色々な場所にある)、「アクアイグニス」のロゴマークやデザインには「鹿の角」がモチーフとして使われている。 ちなみに、「アクアイグニス」の施設名の由来は「AQUA(アクア)」=水(温泉)+「


鹿の湯@那須湯本
最後は、那須湯本にある「鹿の湯」へ。 「那須湯本温泉神社」の神社のすぐ近くに湧く那須温泉元湯の「鹿の湯」は、今から1380年あまりも昔、日本で23番目に発見された古い温泉とされます。栃木県内では一番古い温泉。矢で傷ついた白鹿が湧き出る温泉に浸かって傷を癒していたことから発見されたとのこと。 「温泉の神」を祀って那須温泉神社が創建されていますが、平家物語でも「那須温泉大明神」として登場するほど由緒正しい神社です。 硫黄を含んだ強い酸性の白濁したお湯は、いきなり湯に入ると刺激が強く、湯船の温度も高い。 入浴の心得では「入浴前に頭に手拭いをかぶり、その上からかけ湯を約300回ほどする」とあり、さすがにここまでしている人はいませんが。。 湯船は、女性は4つ、41~46℃。男性は6つ、41~48℃あります。少しずつ温度でならしながら入っていきましょう、ということですが、さすがに48度は数秒しか入れませんでしたが、46度までは比較的気持ちよく入れます。無理は禁物です。 このレトロな浴槽と(もちろんシャワーなし)、強烈な酸性泉にもしびれます。...


ペニーレイン(PENNY LANE)@那須高原
昼食は那須高原にある「ペニーレイン(PENNY LANE)」へ。ビートルズの世界観に包まれた大人気のベーカリー&レストラン。 那須本店のほか、つくば、宇都宮などにも店舗があるようでしたが、とにかくパンが美味しかった(ご飯派なんですが)。 そして、料理もすべて美味しく、量も半端なく(お洒落サイズじゃないのでご注意ください)。 「大鷹の湯」の温泉ミネラル効果で代謝酵素がMaxに亢進した後だったので、内臓に染みる美味しさでした。 オーナーさんがビートルズマニア&コレクターさんなんでしょうか。店内には所狭しとレアグッズが置いてあり、なめるように一つ一つ堪能。ビートルズファンにはたまりません。 「大鷹の湯」は温泉の愛が溢れ、「ペニーレイン(PENNY LANE)」ではビートルズの愛が源泉かけ流し状態でしたので、今後は「愛の源泉かけ流し」の場がどんどん注目されていくでしょう。私もそんな人間になりたいです。 ペニーレイン(PENNY LANE) 栃木県那須郡那須町湯本656-2 https://pennylane.company/


大鷹の湯(那須)五つ星源泉
那須に行く用事があり、昔から行きたかった【大鷹の湯(おおたかのゆ)】に。素晴らしい最高品質の温泉だった。文句なしの名温泉! 【大鷹の湯(おおたかのゆ)】が有名なのは二つのラインがあり、一つ目は「五つ星源泉」。二つ目は「古代ソマチッド温泉」。 「五ツ星源泉宿」とは、温泉研究家の小森威典さんが『正真正銘 五ツ星源泉宿66』(祥伝社新書)の書籍で紹介された基準。加水・加温・循環・消毒を一切行わない「源泉100%かけ流し」が全浴槽で徹底されている宿を厳選したもの。 条件が厳しいため、国内の温泉施設では1%未満しか存在しないらしく、こだわりまくった温泉宿の称号とも言えます。 「五ツ星源泉宿」は、(1)源泉100%かけ流し(加水・加温・循環ろ過・消毒なし)、(2)鮮度の維持(源泉を空気に極力触れずに、適温で浴槽に供給され、(3)全浴槽が対応。と、かなり厳しい。1%しか該当しないこともうなずける基準。 そもそも、水を加えたり沸かしたりせずに、「人肌にとって丁度良くする」というのは至難の業(ある意味では源泉温度次第)でもあり、それだけでレアなわけです。塩素消毒し


さくら祭り 水沼の湯
トロッコ列車で有名なわたらせ渓谷鐵道の「水沼駅」には、ホーム直結の天然温泉がある。 「駅の天然温泉 水沼の湯」。電車を降りてすぐに改札を出る感覚で温泉に入れるのはすごい。 泉質もナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(中性)で、なかなか成分も多く、まろやかで肌あたりのやさしい泉質。 「水沼の湯 – 駅の天然温泉&サウナの森 水沼ヴィレッジ」というだけあって、サウナが有名らしい(ほうじ茶ロウリュが楽しめるとか、アイディアが面白い)。 ちょうど桜の時期は「桜まつり」を唄うだけに桜が満開。露天風呂から美しい桜が見える素敵なロケーションでもあった。 日本には天国のような場所がたくさんあるなぁ。 「 水沼の湯 – 駅の天然温泉&サウナの森 水沼ヴィレッジ 」 群馬県桐生市黒保根町八木原宮原583


日光湯元温泉
日光(二荒)へ出かけた本来の目的地は日光湯元温泉。 標高約1500mの湯ノ湖畔にある歴史ある温泉地。 約1200年前に日光開山の祖・勝道上人によって発見されたと伝えられている。 日光湯元温泉は日本で4番目に濃いとされる硫黄成分(硫化水素型)(1位:万座温泉(群馬)、2位:月岡温泉(新潟)、3位:高湯温泉(福島))なので、帰宅してもなんだか肌から硫黄の匂いが香るほど。 そして、生きているようなお湯の美しい色にも感動。 源泉がもともとエメラルドグリーンで、空気に触れて酸化すると乳白色へ変化する。 多くの強酸性硫黄泉(草津など)と違い、日光湯元は弱酸性(から中性。pH6.3‐6.6)。殺菌力がありながらも肌への刺激が強すぎず、とろみのある柔らかな肌触りがある。 ちなみに。 日光湯元温泉は、1954年(昭和29年)に、青森県の酸ヶ湯温泉、群馬県の四万温泉とともに日本で最初の「国民保養温泉地」に指定された由緒ある場所。 国民保養温泉地とは温泉法に基づき、温泉の公共的利用を促進するため、環境大臣が「温泉利用の効果が十分期待され、健全な保養地として活用される」


二荒(ニコウ)と日光(ニコウ)
江戸、東京を守るエネルギー源(源泉)としての日光。 日光の語源は、二荒山神社の方にあって、「二荒(ニコウ)」が「日光(ニコウ)」へと名を変えた。 その背景には、荒ぶるエネルギーを陽の光(火・陽)で調和させて国家を安定させる。という、陰陽を反転させる意図があったのかもしれない。 誰にとっても、自分の中にある隠れた部分(影、陰)と向き合うことで五行のバランスを整えることが大事だ。 二荒山神社はそのための「気づき」を得る場所の一つとされる。 伊勢神宮を「陽」や「表」とするならば、日光(二荒山)は「陰」や「裏」。表の繁栄を支える土台であるという構造とも言える。 日光二荒山神社(男体山)。 男体山はかつての火山で、その荒ぶる魂は「火」を象徴する。「火」のエネルギー。 停滞した気を爆発させて動かし、物事を動かす原動力を与える。「火」の力。 男体山の麓に広がる中禅寺湖は、巨大な「水」の貯蔵庫。 強すぎる「火(山の怒り)」を「水」が鎮め、安定した霊力へと変える。 「冷静な判断力」や「心の浄化」をもたらすのは水の働き。「水」の力。 火と水(カミ)のバランスが整うこ