

1day リトリート 名湯名山 蔵王温泉 Zao Onsen『ゆとりのYou Treatで湯トリート』(11/22+11/23)
山形ビエンナーレ2024 in 蔵王 の時にはすぐ満員になってしまった企画でしたが、さらにパワーアップさせて【温泉+食+太極拳+瞑想=マインド風呂ネス】のリトリート(湯トリート)を、山形県の蔵王温泉で行います! 11月22日(土)or 23(日)です。 私も久しぶりの蔵王温泉。超酸性のお湯なので、目に入るとピリピリしみます。温泉のDeepな話もします。 写真は2024年のときのもの。 photo by Otaki Kanako . 1年前と思うとなつかしー。 ぜひお越しください~!!(^^ ============= 1 day リトリート 名湯名山 蔵王温泉 Zao Onsen 『ゆとりのYou Treatで湯トリート』のお知らせ 秋が深まる蔵王温泉にて、温泉、体、医療、食を通して、 こころと身体と対話する1dayリトリートを開催いたします。 ____________________________________ |会期| 11月22日(土)、23(日) |時間| 11:00-18:30(各日) |参加費| 16,500円(税込) |定員


ふくろうの湯@ 和歌山市本町
和歌山市のふくろうの湯。 ここも不思議な場にたたずむ、パンチの効いた日本有数の超レア温泉だった。 まず立地が不思議。商店街があり、上には商業ビルが建っている。その地下に温泉がある。 ビルの地下から日本有数!の濃厚な高濃度温泉が見つかっている。日本でも5本の指に入るのでは?という高濃度。すごい価値。 温泉には高張性や低張性という表示がある。 これは、浸透圧が高い、ということで、つまりは水に濃厚に何かが溶けている、ということ。 色々なものが溶け込んでいると、濃度があがり、浸透圧があがる。 浸透圧が高いお湯にはいると、皮膚を介して、水が体から抜けていくので(皮膚が浸透膜になって濃度を一定にしようとする)、脱水になりやすい。湯あたりもしやすいが、効いた~~~という実感が得やすい。 ------------------- ふくろうの湯 泉質:含鉄―ナトリウム―塩化物 炭酸水素塩強塩温泉 分類:中性高張性低温泉 ------------------- 泉質名にたくさんの名前が出ているのは、それだけバラエティーに富んだものが含まれている、ということ。...


朗読と対談「生きることと本」@軽井沢ブックフェスティバル2025
10月25日、10月26日に軽井沢の最高なキャンプ場(ライジングフィールド軽井沢)で『軽井沢ブックフェスティバル2025』があります。 私は所要のため残念ながら初日10/25だけの出席ですが、10/26も出たかった。。。涙 豪華な企画満載! 私は ●10/25土曜1630-1650(「いのちを呼び覚ますもの」朗読) ●10/25土曜1900-(対談「生きることと本」:東えりか(書評家)、稲葉俊郎(作家、医師)) に出ます。 自著の朗読に関しては、安請け合いしたので、やや大丈夫かなぁ、と不安ですが、言霊(言葉に命が宿る)というのはあると思っています。 能の稽古の時にも「言霊」は厳しく指導いただいたので、言霊を感じていただけるのでは?とも思います。 講談社の新刊が間に合えば、ここで朗読できればよかったんですがー。 10/26日曜も面白いイベントたくさんありますし、ぜひ軽井沢にお泊りの上で参加ください。 駅から近いんですが、山の上でなかなか寒いと思いますので、しっかりした防寒着でお越しください~。 ■連絡事項 服装について ・今週末の軽井沢の最低気温は


花山温泉 薬師の湯@和歌山市
和歌山市街で突然現れる花山温泉。 地下500m(東京タワーより深い場所)から噴き出す炭酸ガスで自噴している。まさに地球の力、地球の音。 花山の薬師如来には、古来から天皇が熊野詣でをするとき立ち寄ったとされる場所。 その時には温泉は出ていなかったようだが、すごい圧が地下から押し出されていて、その見えざる力は古代の人が聖地として守ろうとしたことにもつながっているだろう。 1500年ころにはこの巨大なお寺は戦禍で焼失するも、聖地が聖地であるといわれるところで、1960年代に温泉が噴出。 今でも炭酸ガスの噴き出す力だけで温泉が噴出していて、地球の恩恵を受けて温泉に入らせてもらう。 花山温泉の泉質は【二酸化炭素・鉄-カルシウム・マグネシウム-塩化物泉】。これだけ泉質名に名前がずらずら出てくるのは珍しく、つまり、それだけ多様な物質が混在している、ということ(20%以上含有していると泉質名として表示できる)。 二酸化炭素が溶け込むためには源泉は低い必要があるので、源泉温度は26度くらい。 だから、炭酸ガスがブクブク泡のように出る源泉も冷泉(霊泉)として大切に使


別冊暮しの手帖「あの人の読書案内」:対談 小川糸×稲葉俊郎「人はなぜ、本を読むのでしょう。」
10/15水曜発売の【別冊暮しの手帖 あの人の読書案内】(臨時増刊号)にて、作家の小川糸さんと対談しています。 「人はなぜ、本を読むのでしょう。」をテーマに。 深い緑が萌ゆる、素敵な別荘地の森の中でお話を伺いました。 糸さんも私の著作を読んでくれていて、時々に私の本をご紹介いただいましたので対談とあいなりました。 読書関係の本や雑誌は必ず読んでいますが、この特集号も充実度が高く、いろいろな方の本棚( 五味太郎さん、角田光代さん、ヨシタケシンスケさん、ヤマザキマリさん… )をのぞき見にできてお得な気分になります。笑 ぜひ本屋さんで見つけて、お読みいただけると嬉しいです~~! ●【Magazine】2025/10/16:『別冊 暮しの手帖 あの人の読書案内』:対談 小川糸×稲葉俊郎「人はなぜ、本を読むのでしょう。」( 暮しの手帖 )( Amazon )


塩川高敏@佐久市立近代美術館
佐久市立近代美術館に、塩川高敏展を見に行く。 すべてが素晴らしい絵ばかりで、こんなにすごい画家がいるのかと、目を見張った。 塩川高敏さんは、1948年生まれで2017年に69歳で亡くなられている。 佐久で生まれ、上田高校から東京藝術大学の油画へ。そこで脇田和さんに師事(軽井沢には素敵な脇田美術館がある)。その後、2000年頃から尾道市立大学の設立に携わり、同大教授、副学長もされ、美術教育にも大きくかかわれている。 教育者でもあり同時に作家としての油画の活動の中で、ライフワーク「浮游」シリーズは、約40年にわたって描き続きている。 「浮游」は水の中で浮く人間、そして水そのもの、そして流動の相にあるこの世界そのもの。 「浮游」シリーズが時代の中でいろいろなイメージが混在しながら変遷していく様も、人生のプロセスを見ているようで感動的なものだった。 こうしたとんでもなく素晴らしい作品を描き続けた画家も、それほど一般的には有名ではなく。有名になる人ならない人、売れる人売れない人、その違いは何なのだろう、とも。もちろん、そうした名声と個人の幸福とは必ずしも一


メトロポリターナ 2025年10月号:「ちょっと立ち止まって、ひと呼吸しよう。」:稲葉俊郎「「オフ」の習慣で心を整える」
東京メトロで配布されているフリーマガジン『メトロポリターナ』。2025年10月号からリニューアルされ、写真が美しく、素敵な思わず読みたくなる雑誌になってます(無料なんて!)。 リニューアル最初の記念すべき特集が「ちょっと立ち止まって、ひと呼吸しよう。」なのですが、そこのIn...


モナ・リザ 25年の微笑
特に集めているつもりはないんだけど、「集まってくる」というものがある。 それが『モナ・リザ』だ。モナ・リザはジョコンダ夫人の肖像ともいわれる。 2000年のこと。上野公園の東京都美術館で「モナ・リザ 100の微笑展 ―― 模写から創造へ」を見た。...


村上春樹ライブラリー(早稲田大学国際文学館)
村上春樹ライブラリー(早稲田大学国際文学館)は、コロナ禍の2021年10月に開館。当時、公務員でもあった私は県外に出るだけで制限がかかっていた。そもそも。都内に行く余裕もなかった。そして、4年が経った。 2025年の10月、村上春樹ライブラリーにいる夢を見た。目覚めても現実...


秋から冬へ 軽井沢
軽井沢は少しずつ秋から冬へ、の雰囲気。 1つの葉、そして隣の葉、根っこは同じでも光や養分の影響、あらゆる要素で微妙に違いが出る。まるでひとりひとりの人間の違いのように。 色のグラデーションが興味深くなる時期。 都内(0m近く)と軽井沢(1000m)を往復していると、地球の地...