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December 26, 2019

2020年9月に山形で行われる芸術祭『みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2020』の芸術監督をさせていただくことになりました!
昨年までは敬愛する絵本作家の荒井良二さんが芸術監督をされていたので、責任重大!

世界中にはいろんな芸術祭、美術祭がありますが、もっと生命や生活や医学に寄り添ったお祭りがあってもいいんじゃないかと、いつも悶々としつつ、自分の著作でも医学と芸術の関係性を書き連ねてきました。

その祈りが届いたのか?、東北芸術工科大学の学長であり、アーティストでもデザイナーでもある中山ダイスケさんと、MIMOCA(丸亀市猪熊弦一郎現...

December 23, 2019

表参道のGYREビル4Fにある「GYRE.FOOD」、行ってきた。


素晴らしい空間だったー!

都会の中で、すっと体のモードへ切り替えられる落ち着ける場所。
浅い呼吸も深くゆっくりした呼吸に自然に切り替わる。
東京のど真ん中で、土や植物の気配を感じれる場所。
もちろん、都会の中で自然を、というのはないものねだりのところもある。ただ、土や植物がいかに人間の生命を暖かく支えているか、そうしたことを逆説的に感じれる素敵な空間だなぁ。

センスのいい人たちが集うときの可能性をみました。
表参道で人ごみに疲れてたら、ぜひ立ち寄りたい場所。

GYRE.F...

December 20, 2019

齋藤陽道さんの写真の個展、齋藤陽道『感動、』(2019.12.20[金]—2020.02.02[日])が、恵比寿のNADiff a/p/a/r/tで開催されます。

その記念すべき素敵な場で、齋藤陽道さんと稲葉とで対談させていただきます!

HP

いつものように筆談になるのかなぁ。文字+漫画談、のような、音のない世界でお届けします。

齋藤陽道さんの写真の大ファンです。


あまりに好きすぎて、「見えないものに、耳をすます ―音楽と医療の対話」(大友良英さんと稲葉の共著)アノニマ・スタジオ (2017)にも写真をお願いしてしまったし、単著「いのちを...

December 19, 2019

辻信一さんの「弱虫でいいんだよ」(2015年、ちくまプリマー新書)を再読しました。

「弱さ」の「強さ」を縦糸として書かれた素晴らしい本です。
未来の社会の提案としても、色々と示唆に富む素晴らしい本でした。

ちくまプリマー新書は子供向けの本なので、子供相手に語られるように書かれている本が多く、とても読みやすい本が多いのです。
岩波文庫は読むのにちょっとした技術と経験が必要ですが、岩波少年文庫が読みやすい良書が多いように。


以前も、辻信一さんを中心としてなされている「ゆっくり小学校」に、保健?生物?の先生として呼んでいただいたのです。芸術と...

December 18, 2019

アナウンス。

2020年1月25日の土曜のお昼(14-16時)、青山ブックセンターで養老孟司先生と対談をさせていただきます!

■2020/1/25(Sat)(14:00-16:00):養老孟司×稲葉俊郎「いのちのきほんを捉えなおす」(稲葉俊郎「からだとこころの健康学」NHK出版 (2019/9/25)刊行記念イベント@青山ブックセンター本店(ABC)(東京都渋谷区神宮前5-53-67)
(→申し込み​)

養老先生は1937年生まれの82歳!ですが、今でも現役バリバリで弁舌鮮やか。

自分が尊敬するアーティスト横尾忠則さんと同世代(横尾さんも8...

December 17, 2019

「おしえてブッダせんせい こころのふしぎ」永岡書店 (2015)という絵本。

ブッダが、子どもが聞きたいようなシンプルな問いに、ずばりと答える。

たしかに、こういうシンプルな問いに本質を貫通して返答できるのが、ほんとのおとななんだろうなぁ。
とってもいい本!

こどものため、、、とへ理屈つけて購入して、結局は自分が一番読みたい、だけ。そして、感動。

Q「子どもとおとなのこころはどうちがうの?」
A(by.ブッダ)「正しいことと、わるいことのくべつをちゃんとつけられるのが本当のおとな」
『落ち着いて思慮深い人は、身をつつしみことばをつつしみ、心...

December 17, 2019


新橋演舞場での新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』を見た。

→〇新作歌舞伎 風の谷のナウシカ(2019年12月6日(金)~25日(水))

「風の谷のナウシカ」漫画版の全7巻(アニメ版は2巻で終わり)を昼の部、夜の部通しで7-8時間にかけて上演するすごい試みだった。

宮崎駿さんが考えていること、悩んだことと本当に深く共振するには、やはり漫画を全7巻しか読まないとわからないな、というのが正直な感想だ。

歌舞伎版では、それぞれの章や巻でのハイライトだけを歌舞伎の1幕で演じて、そうした1幕1幕が続いていく、、、という特殊な進行方法だったので、ナウシカフ...

December 11, 2019

アナウンス3つ。

12/10発売の雑誌クロワッサンに、稲葉俊郎「美術館を巡る旅」(2019年12/25号 No. 1011)で1ページ記事が載っています。3つの美術館を紹介しています。果たしてどれが選ばれて掲載されているのか・・・ぜひご覧ください。

クロワッサンは素敵な雑誌なので、うれしいなぁ。


同じトピックに、鶴田真由さんのご紹介も載っていて光栄でした!(一つは自分も大好きな美術館で、二つは行ったことないので行くのが楽しみ)

ちょうど掃除特集号だったので、掃除をしろってことかなぁ、と、掃除の勉強にもなり一石二鳥です。笑

来年の年明け、20...

December 11, 2019

前回の記事。

中村哲先生との個人的な思い出をFacebookに公開で書いたら、シェアが500件近くなっていて驚いた。

→〇中村哲先生との思い出(December 9, 2019)

社会の評価がどうなろうと哲先生は20年前から自分の中ではスーパースターだったけど、当時の日本の医学界の眼差しは冷たく冷ややかなものだった。
医学界もそうだが、有名になったり権威がついたりすると、途端に手のひら返しになることがある。言っていることは同じでも、権威が付与することで言葉が力を得て、交通手形を得る。

哲先生は、その仕組みもよくわかっていた。だからこそ、自分...

December 8, 2019

ペシャワール会の中村哲先生が亡くなった。

意図的に殺害されてしまったが、哲先生はそうした事情もすべて覚悟した上で、医療、医業、医術・・・医をすべて含んだ井戸掘りという行為に取り組まれていたから、我が人生に悔いなし、とおっしゃることだろう。

自分は医学部の学生時代だったころから、哲先生の活動に感銘を受け、何度も何度もお会いして、長く話した。

学生時代は、医学界の常識に染まっていない。哲先生のような医学の本道から外れているように見えながら、結果として人間としての本道を生きている医学の先輩に敬意を覚えた。(ただ、多くの人は医学生から医者になった...

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