

「温泉を“選択する”時代へ。草津から届ける新たな「湯治」のかたち」(三田直樹×稲葉俊郎×大田由香梨)
東急ハーヴェストの新施設が草津温泉内にできるのですが(HVC草津&VIALA、2027年3月)、ハーヴェスト草津の温泉のプロデュースを依頼されたご縁で、私と三田さん(ルフロ(温泉資源庁))とで座談会に出ています。 草津温泉の特色など色々語っていますので、ご興味あればぜひどうぞ~。 草津にまた行きたいー! ●【Web Media】2026/1/8:「温泉を“選択する”時代へ。草津から届ける新たな「湯治」のかたち」(三田直樹×稲葉俊郎×大田由香梨)( Web )( 東急ハーヴェストクラブ草津 ) https://www.harvestclub.com/sales/kusatsu_special/article04/ 一部、動画もあります。 ● 東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA PR座談会vol.3 「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」が提案する「Healing Green」は、草津という土地が本来持つ「癒しの力」を引き出し、自然環境と共生しながら心身を深く癒す滞在スタイルです。 この構想を実現するために集結したのが、各分野の専門家からなる


1/11(Sun)(24:00-25:00):J-WAVE『GROWING REED』(ナビゲーター:岡田准一)
岡田准一さんは登山も好きだし、武術を通して身体技術も極めている方だし、芸能界のノイズに巻き込まれず暮らしを大切にしている方だし、真理探求型のタイプなので気が合いまくりの方でした。 1/11日曜深夜2400-2500のJwave。ぜひお聞きください。 『肯定からあなたの物語は始まる』(講談社)新刊のプロモーションも兼ねてます。 岡田准一さんも色んな人の念がくっついて心身疲弊してしまう職業だと思うので、温泉界もディープに探求いただき、温泉養生されるようサウナぢゃなくて温泉業界にお誘いしておきました。笑 ●【Radio】2026/1/11(Sun)(24:00-25:00):J-WAVE(81.3MHz TOKYO)『GROWING REED』(ナビゲーター:岡田准一) https://www.j-wave.co.jp/original/growingreed/ ーーーーーーーーーーーーーーー 医師で作家の稲葉俊郎さんに質問です。 「大学教授、芸術監督、山岳医療、重心はどこですか?」 「温泉と医学を結びつけて研究しているのは何故ですか?」...


2026年 新年
2026年もよろしくお願いします。 今年は実家の熊本でゆっくり過ごしています。 高校生の時、何ものでもなかったときに、よくぶらぶら立ち寄っていた熊本城、二の丸公園辺りに行くと、月日が経つのは早いものだと。身体感覚は16歳ころに一気に退行。30年くらい経った今と過去。ボヤボヤしてると今生もあっという間に終わり、今生の果たすべき課題をやり残すと、また来世へと引き継がれていくのかな、とわが身を振り返ります。 子どものころに考えていたことに戻れば、あまり間違いはないような気がしています。あくまでも比較するべきは他者ではなくて、過去の自分と現在の自分と未来の自分、そうした自分自身の断層でしかなくて。 仕事も人生も、自分の軸さえぶれずに自分自身を見失わなければ、その時に応じた最善のものがやってくるのだろうと。滝の流れのように川の上流から時は流れてくるのかなと。 熊本城の加藤神社でお参りしておみくじひきました。 大吉がやってきました。いい言葉が添えられていて、こんな簡潔に真理を書ける筆力を自分も磨きたいものだと思います。 神さまからやってきたコトバを無意識に浸


和楽Web:着物家・伊藤仁美さんとの対談
和楽Webで、着物家・伊藤仁美さんと全3回の対談をしています。 12/26は【前編】現代医療と伝統のあわい。「薬としての言葉」とは? というテーマで、その後、1/9:【中編】、1/16:【後編】とづづきます。 ぜひお読みください~。 ■2025/12/26:【前編】現代医療と伝統のあわい。「薬としての言葉」とは? https://intojapanwaraku.com/fashion-kimono/290840/ ■2026/1/9:【中編】纏うことが養生になる?「マインド風呂ネス」の意味 ■2026/1/16:【後編】自分のやりたいことに忠実に。断ち切って解き放つ心のあり方 京都・両足院に生まれ育った着物家・伊藤仁美さんの連載「和を装い、日々を纏う」。連載に伴う特別企画として、古来の自然観や価値観を受け継ぐ人々と仁美さんが対談し、日本の美の源泉を探ります。 今回は、医師で作家の稲葉俊郎氏と語り合っていただきました。 撮影協力:星のや軽井沢 ●【Web Media】和楽Web【着物家・伊藤仁美+ 医師・稲葉俊郎 対談】 ■2025/12/26:.


ブーゲンビリアの木の下で
鉄輪温泉にて。 「湯治の宿 大黒屋」の前にあるブーゲンビリアが12月22日という年末なのに満開になっている。 温泉の蒸気が出続け、熱波エネルギーでこの周囲だけが常夏状態なのでしょうか。地球のエネルギーは、こうして静かに誰かを局所的に温め続けていますよ、と言わんかのようです。 ブーゲンビリアと言えば、たま「さよなら人類」を思い出します。 当時、小学生ながら、黙示録のような唄だなぁ、と。 『ブーゲンビリアの木の下でぼくはあの子を探すけど 月の光にじゃまされて あの子の欠片が見つからない』 陰が極まり、陽に転じる。 「最も暗いのは夜明け前だ」(It's always darkest before the dawn.) 12月22日頃は、2025年の冬至。 陰の気が極まり、陰が陽へと転じる重要な転換点。 「一陽来復(いちようらいふく)」 冬至にはあまり動かず。心身を休め、内省し、来たる春に向けてエネルギーを蓄える。 冬至=湯治し、無病息災を願う。 温泉の蒸気が、地球のうなりのように揺れ動く。 地球くじらの汐吹きのよう。 垂直に伸びるときは、天地を結ぶ柱の


FRaU SDGs MOOK『森と海が教えてくれる、きもちのいい暮らし』「大切なことを教えてくれた森と海」
12/17発売のFRaU SDGs MOOK。 特集は「森と海が教えてくれる、きもちのいい暮らし(Between the Forest and the Sea )」 こちらの中で「大切なことを教えてくれた森と海」というコーナーがあり、私も出ています。 「水俣の海から見つめ直す、人間のおごりと未来」(稲葉俊郎)。 ソフトな雑誌でハードな内容で触れていますが、すこし出ていますのでぜひお読みいただけましたら。 岡田准一さん(Deep Insight 深く知る、未来に残す)が表紙です! ●【Magazine】2025/12/17:FRaU SDGs MOOK『 森と海が教えてくれる、きもちのいい暮らし(Between the Forest and the Sea) 』:「大切なことを教えてくれた森と海」水俣の海から見つめ直す、人間のおごりと未来(稲葉俊郎)( Amazon ) ........................................................ Between the Forest and the Sea...


「はし」と「二河白道」
都会では川が地下にもぐっているが、古い歴史ある街に行くと、必ず川があって水の流れがあり、生活をつなぐために「橋」がある。 橋も箸も「はし」。 「はし」の語源には「物と物をつなぐ」という意味があるらしい。 橋(はし)は、川で離れた両端をつなぐ。梯(はし/はしご)は垂直方向をつなぐ。柱(はしら)も天と地をつなぐ。嘴(くちばし/はし)も、箸(はし)も、食べ物と自分をつなぐもの。いのちといのちをつなぐもの。 旅をしているとき「はし(橋)」を渡るたびに思い出す言葉が、 「二河白道(にがびゃくどう)」。 浄土教の教えで極楽浄土への道筋を説明する比喩でもある。 ちょっと足を踏み外すと「火の河」に落ちる。 ちょっと足を踏み外すと「水の河」に落ちる。 「火の河」と「水の河」に挟まれた「白い細い一筋の道」を見つけて生きていくのが人生だ、と。 心のまま、本能のまま、自由奔放に生きていれば「火の河」に落ちる。 冷静に、慎重に、考えすぎて生きていれば「水の河」に落ちる。 どちらの河にも落ちやすいものだが、どちらにも偏らず、一筋の道を見つけなさい、と。 「二河白道(にがびゃ


軽井沢も雪
軽井沢も雪。 雪の日は音を雪が吸収するので、空間の音質が変わっているのも神秘的な印象を与える。 吉田兼好が「徒然草」で 「花はさかりに、月はくまなきをのみ、見るものかは」 と言ったことは、大学時代に読んだときにすごく心に残った部分。 満開の花や満月もいいけれど、不完全なもの、崩れゆくものを見るのも風流である、と。 雪も積もっている姿も美しいけど、溶けてゆく姿もまた美しい。 水の千変万化の変化を見ると、人も器に応じて変化していく必要があるなぁ、と。自然から学ぶことばかりだ。 雪を見ると、 中原中也の「雪の賦」 という詩が頭に浮かぶ。「賦(ふ)」は、中国文学の散文詩の一形式のこと。 雪を見ながら、頭の中に浮かんでは消えてゆくものを、中也なりの言語感覚で降ろしている。 芸術や詩は、世界を見るときの補助線となって、より解像度高くこの世界の真実を見ることを助けてくれる気がする。 =========== 中原中也「雪の賦」 雪が降るとこのわたくしには、人生が、 かなしくもうつくしいものに―― 憂愁にみちたものに、思へるのであつた。 その雪は、中世の、暗いお


【六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠】@森美術館
【 六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠 】@森美術館 を見に行った。 六本木クロッシングは、注目の現代作家が「現代」を深い無意識で映し出した作品をあぶりだしているので、毎年見ている展示。 もちろん、芸術表現であまりにも「意識的に現代を表現」すると興ざめするところもある。むしろ無意識でいつのまにかあぶりだされた作品(突然飛び出てきたような作品)を見ると、最初は不可解としか言えない体験でも、自分の中の深い無意識とムゴムゴと呼応して、楽しい。意識に寄りすぎると社会に迎合したものになってしまうし、無意識が深すぎると他者にわかり難いものになってしまう。 ただ、横尾忠則さんと話していたときも「世間の流行の動きを感じたら、逆の方向に動いたほうがちょうどいい」と言われたこともあり、社会の特定の方向に動き出したら、あえて逆の方向へと、密な場ではなく疎な場の方向へ向かうようにしている。医療界でも大きな方向性には昔から馴染むことができず、思わず逆の方向へ動く傾向にあるのは昔から(でも、その方が自分にとっては居心地もよいから、頭ではなく体がそ


田口ランディ「いのちのエール - 初女おかあさんから娘たちへ」中央公論新社 (2015)
2015年(10年前)の本を2018年(7年前)にレビューして書いた。 ●田口ランディ「いのちのエール - 初女おかあさんから娘たちへ」中央公論新社 (2015) 田口ランディさんと佐藤初女さんの本を読み、その7年後である2025年にはランディさんと湯河原での湯治場作りをしていて、初女さんのおむすびの祈りを込めた湯治宿に結実していくとは。 未来のシナリオは、【今ここ】にすべて畳み込まれているんだなあ、と改めて。 その兆しに気付けるかどうか。 医学部の学生時代から、添加物とか発酵食に敏感だった。 ただ、当時は周囲の医学部生から、【??】の顔ばかりされていた。 あれ、医学部って食や健康のことに興味ある人の集まりなんじゃないの?とも違和感があった。 わたしの食関係の師は、根津にある【根津の谷】と言う、自然食品屋さんの店主さんで、医学部教授よりはるかに生きた知識を教えていただきました。1978年ころ創業と聞いて、私とほぼ同じ年のお店であることにも驚いた。初女さんもランディさんも、わたしの師です。師は弟子を選べませんが、弟子は師を自由に選べます。 ●田口ラ