絵本『おにの神さん』と百目鬼温泉(山形)
山形ビエンナーレの打ち合わせもあり、山形に行きました。
山形は改めて食事が素晴らしく、自然も雄大で、本当に素敵な土地。
行くたびに好きになります。
山形の写真を。
東北芸工大
とんがりビル|TONGARI BLDG
夕食 メルカド(山形市七日町2-7-36 熊谷ビル 2F)
美味しかったなぁー。
昼食 そば 木綿花(ゆうはな)(山形市東青田3-8-36) ここも美味しかったー!
こけしがすごい・・・
三瀬夏之介さんの絵本。『おにの神さん』。やっと買えた。東北芸工大の本屋さんにて。
福音館の、こどものとも、や、かがくのとも、のシリーズは本当に素晴らしく、たくさん持って集めている。
短い中に、真理が詰まっているのが絵本の素晴らしいこと。
世間のことばではなく、真理のことばが詰まっている絵本は、まるで仏教書のようだ。
三瀬さんの絵本も、鬼、荒神様、荒御魂、、のような、荒ぶる神を考える格好の教材。子どもだけではなく、むしろ大人にも。
口触りいい本が多い中で、こうした絵本こそが、本として必要なんですよね。
なぜなら、ウソは常備薬で、真実は劇薬だから。
三瀬さんの絵本は、真実を書いてるからこそ、劇薬なんです。
子どもは、真実をこそ求めている。
誰もが、真実の力を得ながら、人生をサバイブする力を育てていくんだと思う。
新型コロナウイルスの状況を見ていると、絵本と現実がシンクロするなあ。
三瀬さんの、おにの神さん、の絵本を買って、山形で行った温泉は、百目鬼温泉(山形市百目鬼42-1)。なんと読むのか、想像してみて下さい。
田んぼのど真ん中で温泉が出てきてしまったらしく、田園の中に、鬼が飛び出たように温泉が湧く。
だからなのか、とにかく熱い。
三分入って出る。また三分入って出る。その繰り返し。
外は田園広がる露天風呂。最高だ。
この辺りは盆地で、360度全て山が見えてすごい。
なかなか山の形って見えないと思うんですが、ピラミッドのように、山の形がはっきり見える場所。
だから、山形、なのかなあ!と、頭の中に豆電球が光った。
ほんとかどうかわからないけど、確かに山の形が見える。稀有な体験ができます。
山形駅から車で30分くらい。温泉好きは行く価値あると思う。
あまりに体が温まり、帰りの新幹線は泥のように寝た。
ドロドロと意識が夢の世界に引きずり込まれる体験は、我ながら格別だった。 山形はいい湯があって最高だなあ。
<山形温泉シリーズ 参考>
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