三島由紀夫のことばのくすり
三島由紀夫の豊饒の海を、ちびりちびりと読んでいる。 なぜ三島さんが、輪廻転生や意識の階層構造のことを最終テーマとして、長大な小説を書くに至ったのか、その暗号を読み解くように読んでいる。 今も、けたたましく興味深い新刊が出続けるので、それを読んでいくのも日々ヒーヒー言っている...
宝塚市立手塚治虫記念館
神戸までわざわざ立ち寄ったもうひとつの理由は、宝塚市立手塚治虫記念館。 子どもが幼稚園児なのに手塚作品を読みふけっている。その前に藤子・F・不二雄先生の優しい世界を通った上で。素晴らしい漫画への向き合い方と態度だ。 親の手を離れたら、後は手塚治虫を師として羅針盤として生きて...
集英社 学芸の森:『いのちノオト』:第6回「はらわた」で考える、great journey 7th、いのちのテキスタイル、マナトレーディングさんの記事
3つのアナウンス。 久しぶりになりましたが。集英社 学芸の森で連載している『いのちノオト』の第6回:「はらわた」で考える が公開になっています。 5分ほど時間ある時のティーブレイクにでも、ぜひお読みください~。 ●【Web】2023/12/6:集英社 学芸の森:稲葉俊郎『い...
『齋藤陽道 2013-2023写真展』@little vintage(熊本)
遅い夏休みをもらい(夏の軽井沢は忙しすぎるため、やっと休みが捻出できまして)、熊本に帰省してました。 そうしたら偶然にも同じ時期に熊本で『齋藤陽道 2013-2023写真展』が!! NHKアニメ「しゅわわん!」展との同時開催で、本当に運がよく。...
12/16@軽井沢書店+2024/1/28対談 堀畑裕之さん(matohu)@青山ブックセンター本店
11/30木曜に「山のメディスン―弱さをゆるし、生きる力をつむぐ―」(ライフサイエンス出版)が出ました。山岳医療をベースにしながらも、あらゆる角度から読める本にしたつもりですが、ある意味では何の本なのかよくわからないところもありますが、そのあたりはご了解ください。汗...
劇団イキウメ『無駄な抵抗』@世田谷パブリックシアター
劇団イキウメの『無駄な抵抗』@世田谷パブリックシアターを観る。 やはり前川知大(作・演出)さんの世界観はすごかった。世界を演じる俳優陣も素晴らしく。 感想を書くのに、自分の中でろ過させる時間がかかった。 ギリシア悲劇「オイディプス王」を現代に重ね合わせて見る舞台。...
「三島由紀夫さんは会うたびに礼節を説いてきた」 横尾忠則が考える「礼節」と「霊性」の関係 (Yahoo NEWS)
私が横尾さんとお話をしたときに受け取った大切なことはまさに「「礼節」と「霊性」の関係」のことです。 礼節を大切にするからこそ、無礼に対して厳しく、だからこそ礼節とは何か、人として生きる上で大切なことは何か、霊性は何に宿るのか、いつも立ち止まって考えています。...
「別冊天然生活 小川糸さんの春夏秋冬を味わうシンプルな暮らし」+隆祥館書店ノンフィクション本大賞第10位
別冊天然生活では、「小川糸さんの春夏秋冬を味わうシンプルな暮らし」が発売されています。 この本の中で、好きな本の中の「心を励ます本」として、「いのちを呼びさますもの」アノニマ・スタジオ(2017年)をご紹介いただいております。 ありがとうございます!...
舞台「ねじまき鳥クロニクル」を観た。@東京芸術劇場プレイハウス
舞台「ねじまき鳥クロニクル」を観た。圧巻の舞台だった。今から約3年半前(2020年2月26日)の初演時に見た時と、さらに深く進化していた。 小説版「ねじまき鳥クロニクル」は全3巻でトータル1300ページもある長大な物語。小説を読み通すには1か月はかかる。小説だけを読んで暮ら...
舞台「ねじまき鳥クロニクル」
村上春樹さんの「ねじまき鳥クロニクル」(1994年)、みなさん、読んだことありますか? 春樹作品は全部読みこんでいる私、世界中にいる熱心な一読者に過ぎない私ですが、何故だがこの「ねじまき鳥クロニクル」が私は一番好きです。節目節目に読み返し、読み返し、20回くらい読んでるんで...