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横尾忠則展@南天子画廊、犬山&横尾ワールド プロジェクト、EXPO70「せんい館」

  • 執筆者の写真: inaba
    inaba
  • 10月8日
  • 読了時間: 3分

招待状もいただいたので、南天子画廊(nantenshi gallery)の横尾忠則展へ。


横尾さんが画家宣言として、グラフィックデザインからファインアートへ移行した(と言っても、グラフィック自体がアートを飲み込んでいたものだったけれど)最初の個展が南天子画廊。それは1982年で、私はまだ3歳。生きるか死ぬかの時期を過ごしていた時期。南天子画廊が京橋からお引越しをするようで、京橋でやる最後の展示として横尾さんを選んだのは流石です。



南天子画廊はgalleryなので、見るだけでなくて版画やリトグラフなどは購入することもできる。私の稼ぎではそうそう購入できないけれど。コレクターだったら全部買っているだろう、とも。 本物はやはり放たれる霊感が違う。横尾忠則が好き、という人とは深いつながりを感じ、末永く仲良くできる。


いいもの見させていただきました。ありがとうございます。



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横尾忠則展

2025年10月 6日(月)〜11月 1日(土)

南天子画廊- nantenshi gallery -

〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-5



お金がないとか言いつつ、最近買った横尾さんのポスターもあったりします。

犬山&横尾ワールド プロジェクト。


こちらのサイトから引用。

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約60年前の1966年、すでにグラフィックデザイナーとして活躍していた横尾忠則さんは、初めての絵画作品による個展「ピンクガールズ」を銀座の南天子画廊で開催しました。その作品群の中に、お城のお堀で泳ぐピンクの女性が描かれた「お堀」(写真参照)という作品があります。この作品はその後も横尾さんによって反復して描かれており、横尾さんの初期の代表作の一つとなっています。



そこから時を経て2008年3月、横尾さんは『温泉主義』の取材で犬山温泉を訪れます。その際に宿泊した温泉宿が木曽川を挟んで犬山城を見渡す場所にあり、そこで横尾さんは、あの「お堀」に描いた背景が、この木曽川とそのほとりの小高い丘の上にある犬山城の天守のイメージだったことに気づいたのです。さらに明治の重要な建築を移築保存している「博物館明治村」や、世界各地の伝統的な建物を移築、復元展示している「野外民族博物館リトルワールド」(いずれも名鉄グループによる建設運営)を見学して、歴史的、世界的に重要な建物遺産を保存展示している犬山市の世界的にも他に例のない特徴を知りました。



そして2024年11月、犬山市観光協会から、犬山市をテーマにした作品制作をお願いできないかという依頼を受け、60年近く前に描いた「お堀」の背景の天守が犬山城であったことを改めて確認し、その運命的な因縁がきっかけとなって、犬山をテーマにした創作を考えはじめました。そこから、犬山城や明治村やリトルワールドなどの歴史遺産のイメージをもつ犬山市をファンタジーな横尾ワールドとして描いてみたいという思いが生まれました。



横尾さんは、歴史遺産をただアピールするだけでなく、そこに横尾さんによる現代アートが加わることで、歴史遺産が新たな生命を持ち、新しい犬山のイメージが生まれると考えています。

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ということで見た瞬間に思わず注文。

ワクワクと待ち、ポスターが届いたのですぐに額装。

やっぱりすごい横尾さん。

本物はオーラが違う。


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EXPO 2025 大阪・関西に行ったこともあり、再度EXPO70の時の横尾さんの「せんい館」パビリオンを見返す。

さすがにここまで突き抜けたパビリオンはなかったなぁ、と思う。

時代が醸し出す寛容さや、おおらかさ、のような母体次第で産まれるものも変わってくるのか。


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