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東鳴子温泉 旅館大沼

  • 執筆者の写真: inaba
    inaba
  • 5月21日
  • 読了時間: 4分

鳴子温泉郷に行けて感動でした。


東鳴子温泉の旅館大沼は、現代の湯治宿として有名で、行きたい、行きたい、と念で波動を送っていたので、その念波がうまく届きました。







私は、湯治の究極形を【水になる】と思っています。



老子は、「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」と表現し、最高の善は水のようなものですよ、と述べてます。


水は器の形に合わせ、変化自在な性質を持ちます。常に低い所に流れ謙虚でいて他者と争いません。水は万物を潤しながら、自然に従って流れるように生きることの尊さを示しています。



「私は水になりたい」



湯治場では、朝起きると温泉に入ります。長湯しなくてもいいのです。息を吸うように温泉にドボンと。朝ご飯を食べたらまた温泉に入る。日中を過ごし、汗をかいたら温泉に入る。ご飯を食べたら温泉に入る。寝る前に軽く温泉に入る。寝て夢を見たら、夢と現のあわいの起床後にまどろんだ意識でまた温泉に入る。


呼吸をするように温泉に入っていると、陸と水とがあいまいになり、温泉や水と友達になれます。海に入る人と同じ心境です。 最初はよそよそしい関係性だったものが、少しずつ距離を詰めて、やっと水や温泉と友達になれます。


自分が人なのか水なのか、その境界がよくわからなくなるまで。



「私が温泉に入っている」から、「温泉がわたしに入っている」と感じられるまで。主語と述語が逆転するまで温泉に入れば、湯治の完成です。



そんな日々が旅館大沼では実現します。



旅館大沼の素晴らしいところは、源泉掛け流しの庭園内の貸切露天風呂(「母里の湯」)をはじめ、貸切り可能なお風呂が多いんです。








小さい個室で貸し切れるお風呂が3つあり、女性風呂が1つあり、大き目の混浴風呂(時間制で女性のみの時間もあるので、主に男性風呂)が1つあり、温泉で暖かくなった小部屋(【芳香浴 ふかし風呂】)(オンドル小屋?)が1つ、足湯が1つ、特別な露天風呂(鳴子温泉のポスターに採用されている!)が一つあり、お風呂の色々な選択肢があって、それもまた楽しいのです。




小さい個室風呂は、そっと一人で入りたい、そっと友達だけで入りたい、手術後で傷口が気になって一人で入りたい、と言う人には特にうれしいですよね。







温泉も重曹泉なのでいわゆる美肌の湯ですが、モール泉?なんでしょうか、心地よい植物のにおいがして、とにかく匂いも心地よい。何度も何度も入り、水になりました。



女将さんの抹茶もおいしく、食事の自家製納豆も含めてすべてが優しくておいしくて、あらゆるところから愛を感じる空間。



これからは、地球が危ない!と不安を煽る時代ではなく、地球が好きだ!と、地球の愛を育てる時代になってほしいと思います。温泉はもってこいです。


こんな素晴らしい恵みの水を温泉として噴出している地球に感謝し、温泉地と源泉を守ってくれている皆様に感謝し、地球のことをもっと好きになりましょう。地球から見ても、人間がいてくれてよかった、と思ってもらえる存在になれるよう、温泉地を守り、愛していきたいです。地球への愛の表現として温泉に入りましょう。



5代目湯守の大沼伸治さんの人徳もあり、徳の高い人には徳の高い人たちが引き寄せの法則で集合するもので、温泉効果もあってみなさんとても気持ちの良い方ばかりでした。まさに水のように集う人たちが溶けあっています。



Well-being(ウェルビーイング)と言う言葉は、いまだに日本語に翻訳されていません。


私はWell-beingを【ご機嫌】と翻訳しています。


温泉に入ると、みんな【ご機嫌】になりませんか?その状態がWell-beingなんじゃないでしょうか?


色々なことがあってもご機嫌に生きていきましょう。そのために温泉に入りましょう。私もあなたもご機嫌になれば、戦争はなくなります。



鳴子温泉郷は、宮城県の中で唯一の国民保養温泉地なのですが、鳴子・東鳴子・川渡・中山平・鬼首。五つの温泉地で構成されていて、 11種類の泉質の中で8種類!もあると言う所がすごいですね(二酸化炭素泉、含ヨウ素泉、放射能泉だけがない)。温泉のバリエーション豊かなのは別府だけではなく鳴子もそうなんです。



また行きます!



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東鳴子温泉 旅館大沼

〒989-6811 宮城県大崎市鳴子温泉赤湯34









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