

火との火火(日々)
薪ストーブや焚火を毎日浴びていると(「炎浴」で、火と「縁」を結ぶ「縁浴」)、火と人体の記憶が呼び覚まされようだった。 電気暖房はここ100年程度の歴史しかなく、人類は数百万年の歴史の中で「火」によって体温を調節してきた。火は眠りについている身体の深い記憶を呼び覚ます鍵になる。 だからこそ、人の体は「火」の赤外線を受け取ることで、自然界の過酷な闇を乗り越えてきた歴史を思い出し、集団で仲間と共に休息してきた歴史を思い出すことができるのかもしれない。 火の赤外線を受け取ると、体は安全していいよ、休息していいよ、というスイッチが初めて押される。 温泉も、火を水によって包みこんでいる、とも。 火を浴びることで「ここは自然界の中で安心で安全ですよ」という信号が体に送られる。温泉も、火を包み火に抱擁されることで「安心・安全」であるという信号が送られる。 ・・・・ 火で高温になった物質は電磁波を放射する。 その電磁波の大部分は「赤外線」と言われる長い波長のもの。 焚き火は、炎そのもの、だけが重要なのではなくて、炭・薪・灰も遠赤外線を放っている。...


炎浴読書
きたもっくのTAKIVIVA(タキビバ)は、火を場の中心の据えた空間。 普段の冬の軽井沢もマイナス10度レベルに達するので、薪ストーブの時間を大切にしています。火は、身体の細胞レベルまで振動させる神秘を身体感覚で感じます。 心に火をつける、という譬えもありますが、火のエネルギーは、愛情こもった食べ物と同じように、体や心の細胞レベルでのエネルギー食ともいえるでしょう。 普段の暮らしでは、チェーンソー+斧で自分で薪木を作っているので、どうしてもケチケチと薪を使うのです。ただ、きたもっくでは思いっきり薪を使うことができて(無駄使いはしてませんが!)、火を浴び続けるだけでも貴重な時間とも言えます。 海水浴、森林浴のように「炎浴」です。 今回は、群馬県高崎市にある新刊本とzineの店である「REBEL BOOKS」さん(荻原 貴男さん)に新刊もお持ちいただいていて、私の著書も置いていただき光栄です。 午後に対談させていただく嶋田 俊平さんの「700人の村がひとつのホテルに 「地方創生」ビジネス革命」文藝春秋(2022)も購入して読んでますが、inspire


ツリーハウスの世界@北軽井沢スウィートグラス
いま、北軽井沢のスウィートグラス(きたもっく)に滞在しています。 よく「目的」って聞かれますよね?何するために行くの?とか。 でも、私は無目的なことを基本的に楽しんでいます。 そもそも、登山は私にとって「目的」はありません。行きたいから行く。体が求めているから体の求めに応じて行く、というものです。目的は頭が合理化して後付けして理屈付けすることは可能ですが、登山や自然体験とはそういうものです。 今回の宿泊型読書リトリートイベント「Author Residence 2026」は、そういう意味で登山や自然体験に近いイベントで、「本」「読書」というものがフックになってはいますが、ほぼ目的なく時間を過ごす豊かな時間。 1/31(Sat)から始まり、2/8(Sun)まであります。(もう途中参加はさすがに難しいのかな?) 今滞在中ですが、さっそく来年もまた滞在したい、と、思っています。笑 この北軽井沢スウィートグラスには、ツリーハウスがあって、このツリーハウスを見るだけでも心がほっこりします。童話の世界に迷い込んだようです。 昨年、地域資源活用技術で創る高さ1


ビックリマンと再会してびっくり
ご当地ビックリマン。箱買い。 箱があるだけで自宅が駄菓子屋になるから、まあ不思議。 令和ではご当地編として、東日本編と西日本編があるのも素敵だ。温泉地にある温泉むすめのキャラもいいけど、温泉とビックリマンでコラボできないかなぁ。 40年以上続くビックリマン(悪魔VS天使シール)のキャラクターイラストは、米澤稔さんと兵藤聡司さんの指定コンビが今でも手掛けていて、このイラストが本当にかわいいし、見ているだけで楽しくなる。現代アートだと思う。 ドキドキしながら選び開けてお菓子も残さず食べる。シールも大切に保管。秘密の小箱から時々開ける。 小学生のころ、ドキドキ学園とか、ガムラツイストとかも集めていたけど、あのイラストも本当にかわいかった。 サブカル好きとしては、本屋レコード屋だけでなく駄菓子屋もやりたいなぁ。夢を与える素敵なお仕事。 かわいくて素敵でワクワクするものは、平成や令和の子どもにも普遍的。 温泉とビックリマンでコラボできないかなぁ、と思っていたのは、2019年のビックリマンで「ヌル魔UFO」という温泉マークのキャラを持っているから。 裏面には


龍形の雲なのか、雲形の龍なのか
龍形の雲なのか、雲形の龍なのか。 新幹線にて。 中沢新一によると、 近代の意識優位の思考を「非対称性思考」と呼び、対立を分離し、矛盾を排除する論理。 それに対して、野生の思考である無意識優位の思考を「対称性思考」と呼び、矛盾した要素を両立させ、結合する論理。 人間は、「非対称性思考」(矛盾を許容できない)と「対称性思考」(矛盾を両立させ結合する)とが複雑に組み合わさった思考方法を持つ。矛盾する要素を同時に包含する「バイロジック(両方向論理)」を持っている。 「対称性思考(野生の思考、矛盾を受け入れる心)」が意識の表層に現れるときに、マトリックスの4つの象限で複雑な入れ替わりが起き、それが「神話的な意味」を生み出す、と。 そんなことを『対称性人類学(カイエ・ソバージュV)』、『構造の奥 レヴィ=ストロース論』で読んだ覚えがある。


富士山と美しい自然
仕事で和歌山へ。 南紀白浜空港に行く途中、美しい富士山が姿を現した。 自然界という完璧な調和。 あらゆるレイヤーでそれぞれの存在が輝きあい、響きあい、与えあい、調和を奏でている。 真理は常にこの自然界にある。 例えノーベル賞級の発見であっても、それは人間の中での話でしかなく。人間は自然界の真理を薄いベールを剥がして発見しているに過ぎない。 人間は生命も自然も地球も宇宙も作りだすことはできない。 圧倒的な自然界が常に今ここにある。 飛行機から見た太陽の光の通り道が、この世ならない美しさだった。 いつも見ている光が、遥かなる宇宙空間を通過して日々地球まで到達しているなんて、と。 大寒(1/20)の時期では、光は春に向かって回復しているが、春の熱はまだ伴っていない。暖かさはないものの、光だけが先に到達しているからこそ、光の美しさが際立つのだろう。 パイロットの人は、運転しているだけで悟り(Enlightenment)を開きそう。


バスボール 長州力 ビックリマン びじゅチューン
旅先でのヴィレッジヴァンガード。 お風呂好きにバスボール。思わず購入。 「風呂に入れてみな、飛ぶぞ!!」by.長州力 旅先でのお風呂が楽しくなるのでは、と。 ケミカルな経皮吸収が心配だけど、心のときめきが抑えられず。 コーヒー1杯くらいの高い買い物なので、出張先ではコーヒー1杯我慢して、公園で水飲みます。 わたしの子どもがよく「うんこぶりぶりー」と意味もなく言うので、かわいいうんちくんマスコットもお土産に買おうかと思いましたが、現場が凍り付くか、ほんわか気分になるのか読めないので、やめました。 でも、かわいかったなぁ。Dr.スランプでアラレちゃんのうんち ツンツンを思い出してしまい。個人的にほっこり。 ビックリマンは、十字架天使が出て、ほんわかした気持ちに。 ヘッドロココ、シャーマンカーン、スーパーデビルあたりが欲しかったなぁ(このバスボールシリーズにあるんだろうか?)。 人工知能のように無駄ない人生よりも、無駄が多いほうが余白が生まれ、豊かでよろしいと思ってます。


和楽Web【後編】自分のやりたいことに忠実に。断ち切って解き放つ心のあり方
和楽Webでの着物家・伊藤仁美さんとの対談。ついに最後です。 【後編】 自分のやりたいことに忠実に。断ち切って解き放つ心のあり方 https://intojapanwaraku.com/fashion-kimono/290850/ 素敵な対話の時間をいただいた伊藤仁美さん、ありがとうございました!とても豊かな時間でした。 (撮影協力いただいた、星のや軽井沢さんも、いつもありがとうございます!) ---------------------- 稲葉 私は患者さんと対話するとき、どういうときに一番落ち着くかをよく尋ねます。些細なことでもいいから、それを自分の言葉で発してもらうことで、その人の中から解決策を見つかると思う。誰しもそうした「自己治療」の方法を持っているのですが、それに気づかないことも多い。逆に、無意識の癖が自分の毒になってしまっていることもある。そうしたことを断ち切らせるのが医療者の役割だと思っています。 ●【Web Media】和楽Web【着物家・伊藤仁美+ 医師・稲葉俊郎 対談】 ■2025/12/26: 【前編】現代医療と伝統のあわい


『旅の手帖(2026年2月号)』:「体も心も治る!温泉は未来の医療なのだ」(交通新聞社)
今月号の『旅の手帖(2026年2月号』に、インタビュー記事が出ています。 「体も心も治る! 温泉は未来の医療なのだ」と、天才バカボンのパパみたいな言い回しになってますが笑。 温泉はmade in Earth病院です。 私は『旅の手帖』は大好きで毎月読んでいます。図書館で見かけけても必ず読みます。読むだけで脳内旅行に行った気持ちになります。いかに自分が狭い世界で生きているか、と痛感します。広い視野が生まれます。それだけで温泉のように体がポカポカします。 フーテンの寅さんのようにふらりと、芭蕉が「そぞろ神」に心を乱されるようにして(「春立てる霞の空に白河の関こえんと、そぞろ神の物につきて心をくるはせ」『おくのほそ道』)、ふらりと旅に出たいなぁ、と、妄想が駆け巡りますよね。ただ、勝手に旅に出ると失踪と思われて捜索願いを出されますが。旅にもホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)が大事です。 『旅の手帖』では色々と好き勝手に話してますが、旅を愛する酔狂な方々が、やっぱり温泉っていい!温泉って深い!と思ってもらえればいいな、と。大好きな雑誌なので光栄でした


和楽Web 【中編】纏うことが養生になる?「マインド風呂ネス」の意味
和楽Webでの着物家・伊藤仁美さんとの対談。 【中編】纏うことが養生になる?「マインド風呂ネス」の意味 という記事がUpされておりますのでこちらもどうぞ。 ■2026/1/9: 【中編】纏うことが養生になる?「マインド風呂ネス」の意味 https://intojapanwaraku.com/fashion-kimono/290845/ 1/16に最後の【後編】が公開されますー。 せっかくの和楽なので、普段なかなか着る機会がない鮮やかな出で立ちで出ました。笑 ●【Web Media】和楽Web【着物家・伊藤仁美+ 医師・稲葉俊郎 対談】 ■2025/12/26: 【前編】現代医療と伝統のあわい。「薬としての言葉」とは? ■2026/1/9: 【中編】纏うことが養生になる?「マインド風呂ネス」の意味 ■2026/1/16: 【後編】自分のやりたいことに忠実に。断ち切って解き放つ心のあり方