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将軍木とcafe ASANISIMASA(アサ・ニシ・マサ=アニマ)

  • 執筆者の写真: inaba
    inaba
  • 6月18日
  • 読了時間: 2分

熊本県の菊池。

樹齢650年以上といわれている椋(ムク)の巨木「将軍木」。


南北朝時代。

天皇家は北朝と南朝に分裂した。

九州南朝の中枢として置かれた征西府が熊本県の菊池に置かれることになり、後醍醐天皇の皇子である懐良親王(かねよししんのう(かねながしんのう))が、菊池にやってきた。

その懐良親王が植えたともされるのが「将軍木」。


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巨木や巨石は、歴史の証人のようにしてすごい力を放って、場を守っている。






国の重要無形民俗文化財である「菊池の松囃子(御松囃子御能)」が、懐良親王に見立てられた将軍木にむけ奉納される。舞の振りが古風で、能の変遷過程を知る上で貴重なもの。


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2013.10.13 御松囃子御能「勢利婦」


地域賞 御松囃子御能保存会


「将軍木」の近くにあるcafe ASANISIMASA。

登録有形文化財でもある歴史ある「髙木医院」を改装し、素敵なカフェになっています。


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歴史ある建物の中は、歴史の力に守られているかのような居心地のよさ。

食事もとってもおいしく、雰囲気も素晴らしく、愛に溢れていて、とても豊かな時間を過ごさせてもらいました。



カフェの後は近くにある清流荘の菊池温泉へ。アルカリ性単純温泉(pH9.4!)。成分表を見るとラジウムも入っていて活性化される。とろとろの素晴らしい泉質で、温泉も満喫。



熊本の菊池は、実は父方の祖先のルーツ。

竜門という地区に住んでいて、竜の門。水を守っていた場所。地元の方に聞くと、稲葉家の菊池の先祖は有名な修験者たちだったらしく、あらゆるジャンルに長けていたとか。自分が山に登り、医療者になり、水や温泉の仕事にとりかかっているのも、祖先の計らいなんでしょう。


菊池には自然農をやられている方も多いらしく、土地の波動も優しいのに力強く、とても素敵な場所。

熊本市から1時間くらいで菊池に行けます。

cafe ASANISIMASAにもぜひ立ち寄ってみてください。



cafe ASANISIMASAの名前の由来は、フェリーニの映画「8 1/2」に出てくる魔法の呪文「asanisimasa」。

「asa(アサ) nisi(ニシ) masa(マサ)」は、頭文字をつなげると、Anima(アニマ:魂)の意味ともされる。素敵です。

場所の魂、場の霊(ゲニウス・ロキ(genius loci))に溢れた土地です。


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Federico Fellini - 8 1/2 (New Trailer) - In UK cinemas 1 May 2015 | BFI Release



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