

エゴンシーレ展@東京都美術館
エゴンシーレ展。 デッサンの艶かしい曲線は、視覚的というよりも、触覚や味覚的であって、指で触れた、舌で舐めた、そんな感覚をイメージを媒介にしながら造形化したような感じ。ゾクゾク、ソワソワ、キリキリ、と体が共鳴した。 絵を介して伝わる不安底な感情はパーソナルなものというより、...

野村友里×UA 暮らしの音+NHKラジオ第2聞き逃し配信+Webじゃーまーいいか
野村友里さんとUAさんの対談記事。朝日新聞デジタル。 私の名前が載ってる、とのことでご連絡が。ほんの残響音です。 お二人はいつまでもクリエティブで若々しく、常に未来を見据え、過去を敬い、それでいて美しく前を向いて進んでいる。そんな素敵な生き様に、いつも刺激を受けております。...


3月18日軽井沢 なごり雪
上野では花見解禁、、、と報道聞いてたら、軽井沢では不意の雪! 白が覆う前の空間の色彩のコントラストが面白い。 光と影のように、光あたる場所が最初に雪が落ちてホワイトになり、次第に白で覆われる、ということなのかなぁ。 この光景をシンシンというオノマトペで最初に表現した人はすご...


「ソトコト」(2023年3月号):連載16回目「いのちは のびてゆく」+「君は何をめざすか Ⅶ」(熊本高校)
2023年3月号のソトコト。 最新号は「関係人口入門2023」として、地方でのあたらしい挑戦と、そこに参入していくときのいろんな経験知が語られています。 私の定期連載16回目は、発達障害に関して思うことを書いています。「いのちは のびてゆく」。...


マツモト建築芸術祭
マツモト建築芸術祭を見に行った。 午後から日帰りで行ったため、ほぼ見れなかったけれど、場の雰囲気だけは濃厚に感じることができた。 松本は城下町ゆえに、古い建築が残っている。 そうした素敵な建築を、美術作品との協働により、星を星座でつなぐように巡る。...


日本の地上絵 黄昏と闇
熊本行きで飛行機に乗る時、黄昏時から夜になり、ナスカの地上絵を見ているようで美しかった。 飛行機代には、移動だけではなく、こういう風景観覧代も含まれているんだろう。


坂口恭平日記@熊本市現代美術館
熊本市医師会の講演で弾丸で熊本往復した時に、「坂口恭平日記」@熊本市現代美術館も見に行く。 彼の圧倒的な作品の数に圧倒される。絵日記のように。 坂口君の絵には、彼の心が溶けこんでいる気がする。 心の重さが与えられた分だけ、絵の情報量が多い。...


THEATRE for ALL【まるっとみんなの調査団 in 軽井沢】+『いのちノオト』第5回:旅に出て「いのちの土台」を育もう(集英社 学芸の森 Web)
THEATRE for ALL、【まるっとみんなの調査団 in 軽井沢】でうけた取材内容のWeb記事です。 「まるっとみんなの調査団」は、軽井沢を中心とした長野県東信地域にインクルーシブな映画祭をつくるべく立ち上がった運営チームです。2022年9月に行われたキックオフミーテ...


「ざわめきアート展」@東御市文化会館
東御市文化会館に「ざわめきアート展」を見に行く。 純粋さと自由さからは、学ぶことばかりだ。 個人個人にはバランスや調和の力というものがあり、それが表現の中で顔を出すのだろう。 不思議なバランスや調和を感じる。 人間の心の世界って、ほんとうに不思議だ。 =========...


沈黙と測りあえるほどに
夜中、大雪の中でお看取りに。 自然界が大きく変化するとき、人の生命や心も、そうした現象と呼応しているのを感じながら。 夜中、静寂の病院に立ち寄ると、木や植物同士がこそこそお喋りしているような気がした。 人間の喧騒で溢れた中で、静寂だからこそあらゆる生命の存在が浮き出てくるか...