

中禅寺湖畔
2026年は「日本・ベルギー友好160周年」。 中禅寺金谷ホテルに泊まったのはベルギー大使館でのお仕事の縁だった。 中禅寺湖畔にあるベルギー王国大使館別荘は、1928(昭和3)年に建てられた歴史ある近代建築。 明治から昭和初期にかけて、中禅寺湖周辺は外務省の出張所と呼ばれるほど多くの外国人外交官が集まる国際避暑地として栄えた。 イギリスやイタリアの旧大使館別荘が県に寄贈され一般公開されていますが、ベルギー別荘は現在も大使や外交官が避暑に訪れる現役の施設。 そのため、普段は敷地内への立ち入りが禁止されている。 日本とベルギーの国交樹立は1866年。2026年が「日本・ベルギー友好160周年」となる。 2026年6月には天皇皇后両陛下がベルギーを公式訪問され、フィリップ国王夫妻らによる熱烈な歓迎を受けました。 そうした記念すべき節目の年のため、天皇陛下をご案内されたベルギー大使などに招いていただいた。とても貴重な機会だった。 建築は100年近く前と思えないほど美しく、丁寧に大切に使われていたことがよくわかる。 建築も、やはりそこに愛があれば魂が宿ると


日光湯元温泉@中禅寺金谷ホテル
中禅寺金谷ホテルに宿泊。 名門「日光金谷ホテル」の伝統を受け継ぎながら、ログハウスの温もりある建築と洗練されたクラシカルな空間が美しい。 バルコニーまら見えるミズナラやカエデの原生林、その向こうに広がる中禅寺湖の景色が美しい。 日光湯元温泉から引いた、硫黄泉の露天風呂「空ぶろ(そらぶろ)」。 泉質名: 含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(pH 6.4)。 泉質名に多様なものが含まれているマルチミネラル水。 源泉温度: 78.5℃~78.6℃と熱い 美肌効果が期待できる3つの主要成分がうまい具合にブレンドされている。 硫黄泉(メラニン分解)+硫酸塩泉(キズと保湿の湯)+炭酸水素塩泉(クレンジング)。 源泉地である奥日光・湯元(湯ノ平湿原)から中禅寺金谷ホテルまで、お湯を引いている距離は約12kmもあり、それだけですごい。 空気に触れて美しい乳白色だった。 夜は爆睡。。。zzz


大谷地鉱泉@御代田
軽井沢のお隣、長野県北佐久郡御代田町にある大谷地鉱泉(おおやちこうせん)。 江戸時代に開湯した200年以上の歴史を持つ日帰り入浴施設(公衆浴場)。 アトピーなどの皮膚病や胃腸病に効能がある名湯として、地元住民の人々に長く愛されている。 炭酸カルシウム泉(含メタケイ酸)。無色透明でさらりとした浴感だが、湯温が42度〜44度と熱めの温度設定なので、一気に汗が噴き出す。 4人ほどが入れるコンパクトな石造りの浴槽。 誰かの自宅のようなアットホームな空間。 アメニティもないので、さっとひとっぷろにちょうどいい。 銭湯(公衆浴場)扱いなので、金額も500円で安い。 ここは、川端康成とその妻・秀子夫人が、この鉱泉の優れた泉質を気に入って静養に訪れていたらしい。 茅葺屋根も、川端夫妻がぜひ残した方がいい、と助言したこともあり、なんとか残しているとのことだ。 御代田のTSURUYAのすぐ近くで、田園風景の中で突然現れる湯治場に、癒される。 大谷地鉱泉が「温泉」ではなく「鉱泉」を名乗るのは、地中から湧き出たときの温度が25℃未満(冷たい水)だから。...


湯河原 温泉 滝 則天去私
湯河原は、温泉の泉質もいいが、町の風情もいい。 町の風情や自然の景観は、人間がそう簡単に作れるものではなく。 湯治では温泉に何度も何度も入り、汗を出す。 特に、今の時期は冬の身体から夏の身体へと切り替わる時期で、発汗させて全身の毛穴を開き、身体自体を「閉じる」モードから「開く」モードに移行する必要があって、温泉は最適だ。 湯河原の主泉質である塩分と石膏成分は、肌の表面に微細な膜を作る。これが熱を逃がさず、体の「芯の芯」まで熱を届ける。表面だけが熱くなるお風呂と違い、骨から温まるため、全身の毛穴が根元からしっかりと開く。 弱アルカリ性のやさしいお湯が、冬〜春にかけて硬くなりがちだった皮膚の表面や毛穴の詰まりをマイルドに柔らかくしてくれる。汗腺の「蓋」が外れ、スムーズに発汗できる状態に導いてくれる。 「閉じる(交感神経・緊張)」から「開く(副交感神経・弛緩)」への切り替えには、長湯をしても体に負担の少ない、湯河原のような優しくまろやかな泉質がよい。 温泉で汗を書いたらしっかり水分を取り、万葉公園や不動の滝に散歩に行く。 露天風呂もそうだが、日本の空間


エポック社のサッカー盤
世界がワールドカップに熱狂している中、我が家ではエポック社のサッカー盤が盛り上がっている。 セカンドストリートで100円!で見つけた1980年(自分とほぼ同じ年齢)のレトロ版。ボールの位置によってギリギリ選手の足が届かなかったりして、その距離感の塩梅が絶妙で、この開発者を表彰したいほどだ。思い通りにいかないからこそ面白く。「思い通りにならない現実」を学ぶことは、仏教そのものだ。 小学生の時に、エポック社の「スーパーカセットビジョン」(1984年発売、愛称「スパカセ」)を持っていた自分が言うのもなんだが、いま、ネットゲームふくめて社会がデジタル社会に移行しているからこそ、逆張りで、レトロゲームこそ、教育に重要なのではないかと。 山本おさむさんの漫画「聖(さとし): 天才・羽生が恐れた男」に親子で夢中になり、我が家では将棋もブームになっている。(もともと、自分が子どものころ将棋狂だった) 原作は映画化もされた聖の青春。難病と闘いながらA級棋士となり、29年の生涯を終えた天才棋士、村山聖の生涯。 エポック社はサッカー盤だけではなく、野球盤もやってみたい


ONE HEALTH SUMMIT Vol.0 〜いのちの関係性からはじまる、新しい社会。〜@旭川(by.緑の森動物病院(株式会社グリーンフォレスト))
「ワンヘルス(One Health)」とは、「ヒト」「動物」「植物」「地球環境」の健康はすべて密接に結びついており、これらを一体として守るべきであるという国際的な考え方です。 今回、北海道最大の動物病院グループである「緑の森動物病院(株式会社グリーンフォレスト)」が29年間にわたり培ってきた獣医療の臨床知見を基に、人の健康、動物の健康、自然環境の健全性をひとつの環として捉える「One Health(ワンヘルス)」の社会実装コンソーシアムを発足させるための関係者招待制サミット『ONE HEALTH SUMMIT Vol.0 〜いのちの関係性からはじまる、新しい社会。〜』が、2026年7月19日(日)に北海道旭川市で開催されます。 旭川から世界へ向けた「新たないのちの循環モデル」を本格稼働させるための、関係各社による合意と宣誓の場(Vol.0)となります。 【基調講演①】『人獣共通感染症から見た One Health の必然性』(堀内 基広 氏(北海道大学 One Healthリサーチセンター長・教授 / 獣医師・博士) ) 【基調講演②】『治す医療


大塩温泉@丸子(まるこ)温泉郷
大塩(おおしお)温泉は、鹿教湯温泉から車でわずか5分ほどの場所にある、非常に静かで鄙びた温泉地。 鹿教湯温泉・霊泉寺(れいせんじ)温泉とともに「丸子温泉郷」を構成していて、3つ合わせt環境省の国民保養温泉地にも指定されている。 大塩温泉は、武田信玄の隠し湯ともされ、川中島の合戦で負傷した武田軍の将兵が傷を癒したという伝説が残る古湯。 ラジウムを多く含む弱アルカリ性の硫酸塩泉で、源泉温度が約35〜36度と体温に近いので、じっくりと長湯をするのに最適な「ぬる湯の名湯」。 かつては複数の温泉旅館があったが、現在は一般向けの宿泊宿としてはほぼ機能しておらず、日帰りで温泉に浸かれる共同浴場施設がひっそりと営業を続けている。 しかも、ここのすごいところは公民館の中にあるところ。 大塩温泉共同浴場 (大塩温泉館)。 無人で200円を入れるタイプ。浴槽が2つあり、小さな浴槽は36度前後の源泉そのままのぬる湯、大きな浴槽はボイラーで加温された適温の湯となっている。 極上のヌル湯は、日本の暑い夏ではどこまででも入れそう。 出た後も、半日は体の内部がポカポカして余韻の


高梨共同浴場@鹿教湯温泉
長野県の鹿教湯(かけゆ)温泉。 「町・高梨共同浴場(高梨共同浴場)」へ。 鹿教湯温泉は(なかなか「かけゆ」と読めない人が多い・・・)、約1200年前の開湯から現代に至るまで、一貫して「健康回復のための湯治場」としての歴史を歩んできた。 開湯は平安時代初期の約1200年前ころ。 奈良時代の高僧・行基が彫ったとされる文殊菩薩像を、弟子の円行がこの地に持ってきた時には、すでに温泉が湧き出ていたと伝えられている。この頃から、文殊菩薩の霊験あらたかな名湯として周囲に知られるようになっていた。 その後、江戸時代に入ると、すぐれた効能から屈指の湯治場として全盛期を迎える。 ここは松本に抜けるトンネルがなかった時代には本当に山奥深くの場所で、秘境であるがゆえの保養の要素が大きかったのかもしれない。もちろん、温泉のパワーもある。 戦後には「近代湯治」として、温泉の医学的効能をリハビリテーションにいち早く取り入れ、日本の温泉療養(リハビリ)の先駆けとなった。環境庁(現・環境省)から「国民保養温泉地」の指定も受けている。 その後、現代西洋医学では「温泉療養」に保険点数


「ヒカリヤ」@長野県松本市
長野県松本市にある「ヒカリヤ」は、明治期の商家「光屋」を美しくリノベーションした素敵なレストラン。 同じ敷地内に、中庭を挟んで日本料理の「ヒガシ」とナチュレフレンチの「ニシ」の2つの独立した店舗がある。 「ヒカリヤ ニシ」でお食事させてもらったが、重厚な白壁の漆喰蔵をリノベーションしたモダンな空間。 マクロビオティックの思想を取り入れ、体に優しい「ナチュレフレンチ」を独自の世界でつくりあげている。 すべて信州の野菜をベースにしているので、夜遅い食事でもとっても体によく身体の負担が少ない! お酒を飲まない自分にはペアリングのドリンクも、ボタニカルドリンクで、発酵食材を中心に作られていて、どれだけ飲んでもおいいしかった。 豊かな清流や湧水を使って、信州産フレッシュキャビア(国産チョウザメ養殖)があるなんてびっくり!ガストロノミーで注目されているんですね。わさび農園の綺麗な湧水で6年以上の歳月をかけてチョウザメが育てられて、新たな特産品として信州キャビアが生産されているとは知らず。とても美味しかったです。食の世界も色々と発見が多いなぁ。 「レストラン.


鳥の巣
自宅に鳥の巣箱を置いていたら、いつのまにか鳥が巣をつくっていた。 毎朝、鳥と目が合い、適切な距離感を保ちながら、コミュニケーションを図る。 鳥の巣は、ブリコラージュ(bricolage)の芸術作品だ。 親鳥は卵を必死に守っている。 だから、「私は敵ではないよ、味方だよ、あなたのことを大好きだよ」というメッセージを言語でも非言語でも毎日送り続ける。 こうしたことは、子どもや家族に接するときと同じ。 言葉だけではなく、視覚でも聴覚でも、すべての情報が一致して調和していることが大事で、それは相手の問題ではなく、あくまでも自分自身の問題なのだから。 心理学で、「メラビアンの法則」というものがある。 ことば、見た目、音、この3つの情報に「矛盾」があると、人は言葉が信用できないので、視覚情報(Visual:55%)、聴覚情報(Vocal:38%)、言語情報(Verbal:7%)くらいの割合で仕分けして、相手の本音を理解しようとする、ということ。 言葉・態度(視覚)・声(聴覚)がバラバラなとき、人は視覚と聴覚(非言語情報)を優先する。 だからこそ、当たり前す