

芋と赤地蔵から放たれる慈悲
ジャガイモを掘り起こす。 掘る、という行為も普段やらないなぁ、とも。 スコップじゃなくて、手で掘り出すのは、野生に帰る気がする。 レコード屋でレコードを探す行為を「ディグる」という。digは英語で「掘る」の意味で、レコードを探す行為が「掘る」ように見えるからだろう。確かに、...


ミニ四駆の思ひ出が沸き起こる
『ダッシュ!四駆郎』。徳田ザウルスのミニ四駆をテーマにした漫画。コロコロコミックでの連載。小学生のころ流行った。熊本か福岡でミニ四駆のレースにも出たことある。軽量化したりして楽しかった。コロコロコミックは買ってたけど、コミックボンボンは、やっぱ!アホーガンよ、というお下劣漫...


7月の蛍とX-day
軽井沢の蛍。 7月5日のX dayに蛍を見る。 高地なので他の地域より遅めの時期。 蛍がいる自然環境を守られている縁の下の力持ちのみなさんに感謝。


海野宿(長野県東御市)
長野県東御市の海野宿。 昔の街道。 何もない。だからこそ美しい。 この美学を保った東御市の方々は素晴らしい。 旧街道は、景観を維持するため、統一感のないお店が氾濫してしまう。それはそれでしょうがないとも思う。 ただ、東御の海野宿は、この凛とした美しいたたずまいの美学そのもの...


ミロ展@東京都美術館。
ミロ展に。 東京都美術館。 白昼夢を見ているかのような素晴らしい展示。 ミロは画集もたくさん持ってて見た気になってるものの、画集での画一サイズよではなく、ミロの気持ちとマッチした、小さな、そして巨大なサイズ感の実物で見ているだけでミロの日々の感情を追体験している気持ちになる...


物語と舞台の意味
小川糸さんと雑誌企画で対談することもあり、作品を集中的に読みこんでいる。 小川糸さんの「つるかめ助産院」を読みながら、彩の国さいたま芸術劇場でのアクラム・カーン『ジャングル・ブック』のダンスを見に行き、体験としては混ざりあってしまった。物事は2進法で分けられるものではなく。...


温泉が“こころ”に効く理由とは? 中野温泉天神湯 記念イベントレポート(by.おふろ部)
6月6日に行われた中野駅から徒歩で行ける銭湯+温泉である天神湯でのイベントのレポートを「おふろ部」の方がまとめていただきました。 ご興味ある方はぜひお読みくださいませ。 ●温泉が“こころ”に効く理由とは?中野温泉天神湯 記念イベントレポート ◆【 前編 】...


Airplane Meditation(Airplane fantasy?)
飛行機で地球を観察していると、色々なイメージが湧き起こる。 ●雲形をした龍の眼が富士山のような(仏眼?)。もしくは、龍が富士山を運んでいるかのような(龍が地球の山を定期的に入れ替えていたら面白い)。 →水木しげるさんは、雲語を読めるようになるには数十年かかるって言ってた。...


将軍木とcafe ASANISIMASA(アサ・ニシ・マサ=アニマ)
熊本県の菊池。 樹齢650年以上といわれている椋(ムク)の巨木「将軍木」。 南北朝時代。 天皇家は北朝と南朝に分裂した。 九州南朝の中枢として置かれた征西府が熊本県の菊池に置かれることになり、後醍醐天皇の皇子である懐良親王(かねよししんのう(かねながしんのう))が、菊池にや...


山形ビエンナーレ2024 in 蔵王: 『歌は待っている 風と土と「ひとひのうた」と』
2024年9月に行われた、山形ビエンナーレ2024 in 蔵王。 僭越ながら私が芸術監督を務め、蔵王温泉と東北芸工大の二つの会場をつなぎながら、「いのちをうたう」芸術祭が開催されました。 <参考> ●September 16, 2024 山形ビエンナーレ2024...