

大友良英「音楽と美術のあいだ」
大友良英さんの「音楽と美術のあいだ」という対談本を読んだ、 フィルムアート社から出ている素敵な装丁。440ページという大著! とは言え、対談本なので、ツルツルとソーメンのように喉ごしよくあっという間に読めました。当直の合間に、ひっそりとした夜中に。...


murmur magazine for men 第3号 「あたらしい医療 うつくしい養生 」
服部みれいさん責任編集のmurmur magazine for menの第3号. 4月27日木に発売ですが我が家に届きました。 自分のInterview記事が載っています。 「あたらしい医療 うつくしい養生 」 という素敵なタイトル。 ご興味ある方は、是非どうぞ。 ...


夢をみる島
自分は、人生の重要な転換点で見た「夢」を大切にしている。 それは奥底の自分のイメージ世界が提示した、自分への呼びかけとして。大いなるメタファーとして。 時にそれを絵として定着させている。 (これは、結婚した時に見た夢。 一つの水滴を二人が引き伸ばしてレンズのようにして支えて...


岡本太郎「神秘」二玄社 (2004年)
岡本太郎の「神秘」二玄社 (2004年)という写真集。 写真も文章も岡本太郎だが、本当に素晴らしい本だ。 被写体の質に対して、岡本太郎も同等の質の言葉と写真とでレスポンスしている。 岡本太郎は、芸術や人間の最も原始的な形態を、あらゆる角度から表現しようとしている。...


岡本太郎「忘れられた日本―沖縄文化論」(1961年)
岡本太郎の「忘れられた日本―沖縄文化論」(1961年)。 古代の息吹きと霊性とが、岡本太郎の器を介して溢れだす素晴らしい本だ。 1961年当時の本は写真も多いが、文庫版では多くが省略されていて残念だ。 1961年の時点で、既に日本の古層は失われつつあり、その断絶を岡本太郎は...


同時代の物語
医療において、重要なのは「読む」力だと思う。 表層に惑わされずに、その深層で起きているプロットから真の全体像を読み取る力。 自分は「読む」力は、文学や物語や芸術から学んだ。 なぜなら、奇蹟はしばしばマイナスの形で生じるが、読む力のある者にとってそれはプラスに転じるからだ。...


萬福寺 宝蔵院(京都 宇治)
先日、京都の宇治にある萬福寺宝蔵院に行った。 ここには「鉄眼版一切経版木」全6956巻があり、吉野桜に手彫りで彫った6万枚にも及ぶ膨大な版木がおさめられている。 400字詰め原稿用紙のフォーマットの最初ともされ、日本の印刷技術のパイオニアでもあり、日本で明朝体を始めたルー...


岡本太郎「迷宮の人生」
岡本太郎さんの「迷宮の人生」アートン (2004年)を再読。 Taroさんの文章は本当に素晴らしい。かっこいい。 「人生」というプロセスを、謎に満ちた答えもない永遠の迷宮としてとらえた文章だ。 岡本太郎は「表現」を狭く限定しなかった人だ。 ...


「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史」東京都写真美術館
東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催中の「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 総集編」は面白かった。お客さんが全然いなかったのが勿体ない!(別の日はもっと入っているのかなぁ?) 江戸末期から明治期の写真には、圧倒的な美しさと存在感がある。...


一条真也『儀式論』
一条真也さんの『儀式論』弘文堂 (2016/11/8)を読みました。 ----------------- <内容紹介> 「儀式とはなにか」を突き詰めた渾身の大著! 人間が人間であるために儀式はある! 結婚式、葬儀といった人生の二大儀礼から、成人式、入学式、卒業式、入社式と...