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11/6-11/8「あたらしい湯治のカタチ―芯から、ゆるめる三日間」@湯河原「上野屋」

5 日前
読了時間: 4分

11月、湯河原で「あたらしい湯治」を一緒に楽しみませんか?


11月6日(金)から8日(日)まで、湯河原で開かれる「あたらしい湯治のカタチ」に参加します。今回、私がとても楽しみにしているのが、国登録有形文化財の宿「上野屋」に泊まり、2泊3日を過ごせることです。


上野屋さんは、湯河原の温泉場に長く息づいてきた湯宿。大正時代の別館、昭和初期の木造4階建ての本館や玄関棟が大切に使われています。廊下を歩き、階段を上り、窓の外に湯河原の景色を眺める。建物の中で過ごす時間そのものが、日常とは違う速度へと私たちを誘ってくれるように感じます。


そして、何よりお湯が素晴らしい。私にとって上野屋さんは、湯河原の中でも特に好きな温泉の一つです。

敷地内の自家源泉から湧く湯は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。塩化物と硫酸塩の両方に特徴を持つ、弱アルカリ性の温泉です。

泉質を学び、その日の自分の身体で湯の温かさや肌ざわりを確かめる。

この宿に泊まり、朝も夜も湯と建物をゆっくり味わえること自体が、貴重な体験だと思います。


1日目|日常を離れ、心身をほどく

庭園で育ったみかんのジュースを片手に、湯河原の空気に慣れるところから始まります。

オープニングでは、身体、心理、音楽、医学など、異なる分野の専門家が、それぞれの考える「セルフケア」を語ります。

続いて、舞踏、フラメンコ、尺八と音が交わる舞台へ。言葉で理解するより先に、身体や感性が動き出すかもしれません。夜は上野屋さんで地元の食材を味わい、眠る前には私が「マインド風呂ネス」をお届けします。湯に浸かったあとの感覚に耳を澄ませ、一日を静かに終える時間です。


2日目|五感をひらき、自分と対話する

午前はスペインから来日する温泉医を交え、スペインの温泉医療と日本の湯治を手がかりに、温泉が人の心身や暮らしをどう支えられるかを対話します。私も医師として参加します。

その後は、自然な坐り方や内観、心理・アートのワーク、音に身をゆだねる体験など、少人数のプログラムへ。お茶会を楽しみ、庭では泥に触れる「ファンゴファンタジー」もあります。

合間には散歩をしても、部屋で休んでも、上野屋さんの湯にもう一度浸かっても。自分に心地よい過ごし方を選ぶことも、湯治の大切な時間です。夜には再び「マインド風呂ネス」を行います。


3日目|気づきを日常へつなぐ

参加者と専門家で3日間を振り返り、帰宅してからも大切にしたいセルフケアを言葉にします。そこで生まれた言葉を、皆さんと「あたらしい湯治の宣言」として分かち合います。


締めくくりは、環境音楽、尺八、舞踏による一期一会の即興舞台。そして庭園でタコスを囲む宴です。その日の空気と、そこに集まる人たちから何が生まれるのか、私も楽しみにしています。


湯治は、温泉に入ることだけではありません。湯宿に身を置き、身体を動かし、音を聴き、食べ、人と話し、眠る。そうして自分の感覚にもう一度出会い、その感覚を日々の暮らしへ持ち帰ることなのだと思います。

温泉好きの方も、最近少し忙しかった方も。11月の湯河原で、ご一緒できたらうれしいです。


 2026年11月6日(金)〜8日(日)神奈川県・湯河原


●【Toji/Onsen Event】2026/11/6(Fri)~11/8(Sun):11/6 16:30開場~11/8 14:30「あたらしい湯治のカタチ―芯から、ゆるめる三日間」@国登録有形文化財「上野屋」(神奈川県湯河原町宮上616)(矢田部英正(身体技法研究家)、北本福美(臨床心理士)、稲葉俊郎(医師・医学博士)、小久保隆(環境音楽家・サウンドデザイナー)、エダ・ベアトリス・べジョ・デ・ゲレロ医師(スペイン・ガリシア州 テルマス・デ・クンティス 診療責任者)、石原裕子(スパファンゴヘルシーエイジング協会 代表)(Web)(申し込み)









<参考>

●April 28, 2026:湯河原の美しい風景  

●April 21, 2025:湯河原 湯治宿かふね    

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