大分大学 2023年度入試に採用頂き有難うございます。
2021年に出た、「身心変容の医療/表現~近代と伝統 先端科学と古代シャーマニズムを結ぶ身体と心の全体性」(日本能率協会マネジメントセンター)という分厚い!書籍があり、そこに稲葉俊郎「未来の医療と身心変容」「日本最古の医書『医心方』に見る身心変容」「体育と教育と医療」という3つの論文をベースにした原稿を載せています。
●【Book】2021/3/23:「身心変容の医療/表現~近代と伝統 先端科学と古代シャーマニズムを結ぶ身体と心の全体性 (身心変容技法シリーズ3)」(日本能率協会マネジメントセンター):稲葉俊郎「未来の医療と身心変容」「日本最古の医書『医心方』に見る身心変容」「体育と教育と医療」(→Amazon)
これは、鎌田東二先生を研究主任として、京都大学心の未来研究センター→上智大学グリーフケア研究所にて実施した、横断的な学問で、わたしも共同研究者として参加していた会だったのです。
2022年度の大分大学の入試に、この本よりわたしの文章が出題されたらしく、過去問掲載許諾の書類が来ました。
この本が試験問題に選ばれたのは初めてで驚きです~!
ちなみに、「ころころするからだ」春秋社(2018年)は、聖カタリナ大学(2021年度)、びわこ成蹊スポーツ大学(2021年度)、「からだとこころの健康学」NHK出版(2019年)はZ会の国語、新潟薬科大学(2021年度)、鷗友学園女子中学校(2021年度)などに採用頂いたのでした。
2023年度の大分大学に合格されたみなさんがわたしの文章を読んでウンウンうなってくれたと考えると光栄です。
今週末に出る「ことばのくすり」(大和書房)も、どこかの入試で使ってもらえると嬉しいなぁ、とも。
ぜひ入試問題も解いてみて下さい!
問一
傍線部ア~ウのカタカナの語は漢字に、漢字の語は読み仮名に、それぞれ直しなさい。
問二
「現代スポーツのあり方が本来とは逆の方向へ向かってしまっているのではないかと危惧する」とあるが、筆者は現代スポーツのどのようなあり方を危惧しているのか、「こだわり」と「体の使い方」という語を含めて、60字以内で書きなさい(句読点を含む)。
問三
「伝統に残る奥深い体の使い方」とあるが、筆者はそうした体の使い方の特徴についてどのように説明しているか、「・・・という使い方」に当てはまる四一字を本文中から探し出し、その最初の一六字を書きなさい。
問四
筆者、この文章全体において、何と何を対比し、どのような理由(考え)から、どちらの重要性を説こうとしていると考えられるか。本文中の言葉を使って簡潔にまとめなさい。
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