

仏教の分水嶺
10/24火曜は、GOBLIN代官山で「藤田一照X稲葉俊郎 禅から観るいのち・家族~関係性のネットワークとは?」(磨塼寺主催公開イベント)があった。 GOBLIN代官山は気持ちいい空間だった。キッチンもついていた。 トークのメインは「つながり」について。 ...


間(あいだ)・境界(ボーダー)
台風の中、大友良英さんとのトーク@銀座シックス、ツタヤ書店(『見えないものに、耳をすます』&『ぼくはこんな音楽を聴いて育った』W刊行記念トーク稲葉俊郎×大友良英 セッションだッ! )に来ていただいて本当にうれしかったです。...


核と鎮魂
核廃棄物の最終処分研究施設「瑞浪超深地層研究所」(岐阜県)を見てきた。 ここは、あくまでも核廃棄物の最終処分の可能性の有望なひとつとしての「地下への地層処分の研究」をしているところであって、いまだ核廃棄物は処分の方法も、どこに置くのかも、すべてが未定の状態ですので、あしから...


母なる音
アンサンブルズ東京のUAさんとのLiveパフォーマンスでは母音にこだわった。 母音という母なる音について補足を。 前日のワークショップでも話したこと。 倍音声明の世界では、「あいうえお」の順番ではなく、「うーおーあーえーいー」と発する。 ...


東京タワーへの鎮魂として
アンサンブルズ東京。 心の底から尊敬するアーティストであるUAさん。 ワークショップで出会ったみんなと作るLive。 最高だった。 やっている僕らが愉快になって踊りだすような時間だった。 UAさんから、体を感じるようなワークショップをやろうよ!という話をもらってから、...


「いのち」を核とする未来社会へ
尊敬する上田壮一さんから依頼を受け、文章を寄せました。 ●「いのち」を核とする未来社会へ 上田さんは、Think the Earthというプロジェクトをされています。 「地球(Earth)」という一つの舟に乗っている共同運命体の我々が、その生きている母体や土台に気づくため...


「お食い初め」の儀式
「お食い初め」の儀式をした。 生後100日頃に乳歯が生え始めるので、「食べることに困らないように」との祈りを込めて食事の行為の真似をさせる儀式だ。「百日(ももか)の祝い」や「歯がため」とも言われる。平安時代から行われてきたらしい。...


植物原理
植物の美しさと存在の在り方をみると、動物原理ではなくて、いままさに植物原理が必要とされているとおもう。 1932年、第1次世界大戦後。 世界は破滅に向かっているのではないかと人々が不安と恐怖に恐れていたころ、国際連盟がアインシュタインに依頼したことがある。...


夏休み
今週は遅い夏休み。 夏休みとはいっても、妻は育児で休めず夏休みも何もないので、スライドして妻が夏休みをとるための自分の夏休みでもある。 そして、育児の合間に、たまっている原稿の仕事をいろいろと頑張って書いています。 すべての主婦の皆様には頭がさがります。 ...


バトンを渡された側に立っている
北朝鮮の弾道ミサイル報道で、改めて思うこと。 1938年にドイツの物理学者オットー・ハーンが原子核分裂を発見し、人類は核爆弾を手にした。 「力」や「暴力」で支配しようとする国にとって、最強の武器を手に入れた。 素手より武器。武器より銃。銃より爆弾や細菌兵器。もっと強いも...