花火と火花と煙
花火は、火花の形と煙の形が面白くて、見ていて飽きない。 宇宙のビッグバンも、こういうマクロレベルな現象なんだろうなぁ、と。 multiverseのように、小宇宙が次々に現れては、裏の見えない世界へと姿を消していくように。 花火で起こる煙。...
三宅一生さん
心から敬愛してやまない三宅一生さんが亡くなられた。 洋服はすべてが前衛でありながら、同時に着やすく動きやすく。洋服が製作者のエゴでつくられるのではなく、着て生活する人の視点に降り立ってくれる方だった。 横尾忠則さんとのタッグも本当にすごかった。あの時代のエネルギーはすさまじ...
「ことばのくすり」「くすりのことば」を共に考える
8月2日(火)に子どもたちを対象に開催された「かるいざわ放課後村、サマー!」。関係者のみなさまありがとうございました! この企画は面白い企画がたくさんありましたが、軽井沢病院と軽井沢図書館との共同企画として、前から暖めていた『ことばのくすり、おくすりてちょう ワークショップ...
千里の道も一歩から 玄妙な道に入る関門へ
8/4木曜の信濃毎日新聞朝刊の記事。 「医療費後払い 会計待ち不要 軽井沢病院がサービス導入」 4月に院長になり最初に手がけたのがこの仕事。まさか新聞にまで載るとは・・。 診察が終わったのに会計待ちが長い、早く帰りたい、、という患者さんからの要望を受け、なんとか改善できるよ...
「ソトコト」(2022年9月号):連載13回目「いのちは つつむ」
8/5発売のソトコト2022年9月号、連載13回目「いのちは つつむ」、を書いています。 新刊「いのちの居場所」を書いたついでに、「書く」という行為そのもののことを書きました。あと、「出会い」ということの重要さも。 ●【Magazine】2022/8/5:雑誌「ソトコト」(...
8/1の広報かるいざわ 対話がひらく未来4
8/1の広報かるいざわの記事。 総合政策課長と対話をした内容を載せてます。 対談の全文はHPに載せています。 →対話がひらく未来…「第四回 稲葉俊郎・森 憲之(軽井沢町総合政策課長)」 裏表紙には、「おくすりてちょうワークショップ」の時の写真も使っていただき、ありがとうござ...
集英社学芸の森(Web連載):稲葉俊郎『いのちノオト』
集英社の学芸の森というWebサイトで、稲葉俊郎『いのちノオト』という連載をはじめます。 しっかりと書き続けながら、書籍にしたい、という目論見もあり、集英社からの本は、人生の生きる指針である横尾忠則さんに装丁を依頼したいという個人的な熱い思いもあります。これはまだ、私の頭の中...
ボンクリ・フェス2022@東京芸術劇場
藤倉大さん主催のボンクリフェス2022(Born Creative”Festival 2022 )。 藤倉大さんは、いつも音楽の最前線を見せてくれる方です。 「現代音楽」という名前が適切なのかどうか、もはや分かりませんが、武満徹さんの音楽に触れて以後、この世界は常にアップ...
水と緑と闇の中の線香花火
昼。 軽井沢の夏。 雨上がりに水と緑が映える。 夜。 蛍を見た後の線香花火。 美しい火花の花火。 一つでも美しいし、光を持ち寄っても美しく。
なまなましい矛盾に身をひき裂く
岡本太郎「強くなる本」興陽館 (2022/6/13) 平野暁臣さんからいただいた。 こういう時代にこそ、太郎さんの言葉からは、いつも生きる力をもらう。何度も読み返す。 『なまなましい矛盾に身をひき裂き、 それを方法とするところから、...