

目覚めのときに
朝起きる。 目覚めの瞬間、喉に違和感が! 1秒後にはやはり異常ないことに気づく。念のためうがいをする。やはり大丈夫だと、ホッとする。 という異常な暮らしを2年近く続けていると咽喉世界への親近感が湧き、常に外界の窓としての口の中の粘膜世界への気遣いや思いやりが生まれます。...


広報かるいざわ「固有の健康を発見する」
あまりに仕事が多忙きわまり、現実世界に没頭しすぎ、ネット空間がおざなりに。 今月号の広報かるいざわ、以前の記事と一部重なってますが、ご愛嬌、としてください。軽井沢健診の記事も書いているので二月は二本立て。 次の三月号で、広報かるいざわでの長期連載も一度終了になります。...


鹿教湯温泉 鹿が教えてくれた温かい泉
鹿教湯温泉。 鹿が教えてくれた温かい泉。 湯治場。湯で治る場であり、湯が治す場。 →●信州 鹿教湯温泉 | 長野県上田市 観光客も少なくて、ほっとする温泉場、 泉質は素晴らしく、江戸時代の賑わいのようなものが、空気の粒子に予感のように残っている土地で、素敵だった。...


唐招提寺御影堂障壁画展@長野県立美術館
長野県立美術館に、東山魁夷さんの描かれた唐招提寺御影堂障壁画を見に行った。 実物を奈良の唐招提寺から運んでいて、圧巻だった。建築家のような精密な絵の設計図としての下書きもあり、デザイン画の要素もあるのだなあ、と改めて。 長野県立美術館もリニューアルオープンされたようで今後の...


「美術手帖」2022年2月:特集 ケアの思想とアート
美術界からの誕生日プレゼントのように、「美術手帖」2022年2月:特集 ケアの思想とアート を受け取りましたー。 巻頭にて、稲葉俊郎×田中みゆき「アートにみるケア、ケアにみる創造性」という対話をしております。 アート(芸術)にもケア(医療・福祉)にも興味がある方には必読本。...


43階
お誕生日おめでとうございます、と、多数メッセージをいただきますので、こちらから先んじて挨拶させていただきます。笑 一休(1/9)さんの日に生まれまして、43回目となりました。 嘘のように年月は速く長く、自分は本当に生まれ生き続けている意義を果たせているのか、と、個人の夢や自...


映画「帆花」 劇場版パンフレット・アフタートーク
映画「帆花」は、生後すぐに「脳死に近い状態」と告げられたお子さんと共に過ごす家族の日常を描いたドキュメンタリー映画です。わたしは、映画のコメントと、劇場版パンフレットに寄せた文章を載せてます。文章も頑張って書いてるので手に取って読んでほしいです。...


ミクロ世界という異界の惑星
雪景色では、マクロな風景も水墨画のように様変わりして面白いし、ミクロでも、水滴ひとつひとつの形態変化が感じられて面白い。 重力や風という自然界の背後を司る存在が、雪として可視化されるようで。 虫眼で見ると、そこはまるで惑星の風景だ。


長倉神社 古代と現代と未来
長倉神社あたりから見る浅間山もかっこいい。 長倉神社も平安時代の延喜式、式内社のひとつ。 神社の場所も、古代の人たちの美的感覚からも選定されているとも思う。 美しい場所に人も動物も惹かれ合うもので。 雪だからこそ自転車に乗りたい、というのが子どもの世界。日が暮れるまで。...


塩野神社 式内社
初詣は、上田の独鈷山(とっこざん)の山里にある塩野神社へ。 旧字では鹽野神社と書く。 海から離れた長野は、昔は塩が貴重だった。この辺りが塩の道だったのだろうなぁ、と、イメージの世界で馬や人の行き来を夢想する。 延喜式に載っている信濃の名社だけれど、深い森に囲まれているので、...