

劇団イキウメ『無駄な抵抗』@世田谷パブリックシアター
劇団イキウメの『無駄な抵抗』@世田谷パブリックシアターを観る。 やはり前川知大(作・演出)さんの世界観はすごかった。世界を演じる俳優陣も素晴らしく。 感想を書くのに、自分の中でろ過させる時間がかかった。 ギリシア悲劇「オイディプス王」を現代に重ね合わせて見る舞台。...


「三島由紀夫さんは会うたびに礼節を説いてきた」 横尾忠則が考える「礼節」と「霊性」の関係 (Yahoo NEWS)
私が横尾さんとお話をしたときに受け取った大切なことはまさに「「礼節」と「霊性」の関係」のことです。 礼節を大切にするからこそ、無礼に対して厳しく、だからこそ礼節とは何か、人として生きる上で大切なことは何か、霊性は何に宿るのか、いつも立ち止まって考えています。...


「別冊天然生活 小川糸さんの春夏秋冬を味わうシンプルな暮らし」+隆祥館書店ノンフィクション本大賞第10位
別冊天然生活では、「小川糸さんの春夏秋冬を味わうシンプルな暮らし」が発売されています。 この本の中で、好きな本の中の「心を励ます本」として、「いのちを呼びさますもの」アノニマ・スタジオ(2017年)をご紹介いただいております。 ありがとうございます!...


舞台「ねじまき鳥クロニクル」を観た。@東京芸術劇場プレイハウス
舞台「ねじまき鳥クロニクル」を観た。圧巻の舞台だった。今から約3年半前(2020年2月26日)の初演時に見た時と、さらに深く進化していた。 小説版「ねじまき鳥クロニクル」は全3巻でトータル1300ページもある長大な物語。小説を読み通すには1か月はかかる。小説だけを読んで暮ら...


舞台「ねじまき鳥クロニクル」
村上春樹さんの「ねじまき鳥クロニクル」(1994年)、みなさん、読んだことありますか? 春樹作品は全部読みこんでいる私、世界中にいる熱心な一読者に過ぎない私ですが、何故だがこの「ねじまき鳥クロニクル」が私は一番好きです。節目節目に読み返し、読み返し、20回くらい読んでるんで...


「山のメディスン―弱さをゆるし、生きる力をつむぐ―」(ライフサイエンス出版、2023/11/30)
11/30に、「山のメディスン―弱さをゆるし、生きる力をつむぐ―」(ライフサイエンス出版)と言う本が出ます。書き続け書き続け、いつ終わるんだろうと思いながら書きましたが、はじまりがあれば終わりがあるもので、やっと一冊の本の形にまとまりました。...


神出鬼没の「かるいざわ ざわざわ2023」
2023/11/3-11/23は、「かるいざわ ざわざわ2023」(軽井沢芸術祭)があると言いましたが、わたしもこのイベントであちらこちらに出没しています。 ●【Event】2023/11/3-11/23:「かるいざわ ざわざわ2023」(軽井沢芸術祭)(Web、progr...


「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」@国立西洋美術館
そういえば。週末には 「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」@国立西洋美術館 を見に行った。 すべての絵が霊感に満ちて素敵だった。 形を壊し、再構成し、また壊す。 では、そこに残ったものは何か?...


「ことばのくすり」(大和書房)のオーディオブック
「ことばのくすり」(大和書房)のオーディオブックが配信になっています。最近はじっくり活字を読む時間がない方が、家事をしながら、運転しながら、耳で読む、という方が増えていると伺っています。わたしもその気持ち、よーーーく分かります。活字を読む時間がなぜかない!(TVを見ている時...


横尾忠則「時々、死んだふり」(ポプラ新書)
横尾忠則「時々、死んだふり」(ポプラ新書)を読む。やはり面白い。2023年9月に出た新刊。 学生時代は、読書には知識や情報を求めていたが、ある程度の知的満足が満たされている今、読書に求めるのは変わってきている。 心の深い場所、自分が到達していない心のずっとずっと深い場所にど...