「山のメディスン―弱さをゆるし、生きる力をつむぐ―」（ライフサイエンス出版、2023/11/30）

11/30に、「山のメディスン―弱さをゆるし、生きる力をつむぐ―」（ライフサイエンス出版）と言う本が出ます。書き続け書き続け、いつ終わるんだろうと思いながら書きましたが、はじまりがあれば終わりがあるもので、やっと一冊の本の形にまとまりました。

●【Book】2023/11/30:稲葉俊郎「山のメディスン―弱さをゆるし、生きる力をつむぐ―」（ライフサイエンス出版）（→Amazon）

こちら、山岳医療をベースに書いた本なので、登山をするような方には是非お読みいただきたい本ですが、山を介して私が学んだことを共有することが目的の本です。教育やチーム論、身体論含め、いろいろな横糸で紡ぐようにして書いています。わたしも中高大学時代に大いに悩んだ青年でしたので、思春期で悩む若い方にも得るものがあるものに仕上がっていると思います。

ライフサイエンス出版は、もともとは医学・薬学などの専門書を扱う硬派な出版社なのですが、今回は叢書クロニックシリーズという新しいシリーズの第一回目の配本です（クロニックとは、英語で「慢性疾患、病みつき、長く続く」の意味。様々な領域の著者の語りを通して病とは、健康とは何かを考えるシリーズ創刊！）。叢書クロニックシリーズの栄えある1回目に選んでもらえるのは名誉です。今後、他にも色々と医療関連の面白い本が連続的に出てくるようですので、ぜひお楽しみください（ダースレイダーさん、インベカヲリ★さん、穂村弘さん、小松原織香さん、田中美咲さん・・・）。

軽井沢書店や、青山ブックセンターなどでも出版イベントをやる方向で動いてはいますが、そのほかの本屋さんなどで、何かイベントやらせてもらえそうなら、ぜひお声かけください～。行ける場所なら現地へ。装丁も美しいものに仕上がっていますので、眼でも楽しめると思います。