

レコードで一休み
ただなんとなく、久しぶりにレコードの話。 青葉市子さんの新譜「qp」。レコード盤で購入した。 青葉さんの優しく深い手触りのある歌声は、レコードで聞くとさらにやわらかく響く。物語をかたりかけてくるよう。 ------ 6thアルバム『qp』より「月の丘」...


長井朋子個展「100年と10月の桜」@海老原商店
画家、長井朋子さんの個展を秋葉原に見に行く。 昭和3年(1928年)に建てられた古く、して美しい海老原商店という場所での展示。 驚くほどに絵が空間に調和していた! 現実へファンタジーが侵入し、ファンタジーに現実が侵入し、互いにせめぎあいながらも森のように調和する絵画世界は、...


田根剛「未来の記憶 Archaeology of the Future ― Digging & Building」@東京オペラシティ
田根剛さんの個展「未来の記憶」@オペラシティを見に行く。 (田根さんとは、以前、六本木ヒルズ アカデミーヒルズでも対談させていただいた。) 展示を見てあらためて感じたのは、田根さんの建築はイメージの力をフルに活性化させて建築物をたちあげようとしている、ということだ。...


感じる修験道の世界
昨日は2か月に1度の道の学校。 ゲストは星野文紘さん。職業は山伏だ。 トークには藤田一照さんにも入ってもらう豪華版。 この道の学校は、2020年の東京オリンピックを視野に入れている。 50年前の1970年、大阪で万博があった。 メイン企画に岡本太郎が抜擢された。 ...


朝崎郁恵さん 「うた」の力
昨日は奄美の唄者、朝崎郁恵さんとアニシモフ監督(東京ノーヴイ・レパートリーシアター)と稲葉との鼎談。司会もかねて。 朝崎郁恵さんはもう82歳になるのに、あの元気さはどうだろう。 背筋も曲がっていない、記憶力もすごい、頭の切れも早い。驚く。...


岡本太郎「ピカソ ピカソ講義」(1980年)
岡本太郎が1980年に出した「ピカソ ピカソ講義」(朝日出版社)という本。宗左近さんのInterviewのようなスタイル。 高校生以来で久しぶりに読んだら、まったく古びてなくて、むしろ今こそ新しい! 大きなInspirationを受ける本だった。 ...


「ゲゲゲの先生へ」@東京芸術劇場(原案:水木しげる、脚本・演出:前川知大)
「ゲゲゲの先生へ」@東京芸術劇場 プレイハウス(原案:水木しげる、脚本・演出:前川知大) を観た!!!! 色んな思いが溢れる、胸がいっぱいになる舞台だった。 天才漫画家である水木しげるさん。 特定の作品を原作にしているわけではなく、水木しげる世界の全体像を、愛と敬意をもって...


朝崎郁恵さんとアニシモフ監督という太陽(てぃだ)
今週末10/13土曜。 奄美の伝説の唄者(うたしゃ)である朝崎郁恵さんと、いつもロシアと日本との素晴らしい演劇の架け橋を見せてくれるアニシモフ監督(東京ノーヴイ・レパートリーシアター)との対談があり、その鼎談のような形で自分も司会としてお手伝いします。...


10/13土曜21時 NHK BSプレミアム『マリオ~AIのゆくえ~』
10/13土曜21時 NHK BSプレミアムで放映のドラマ『マリオ~AIのゆくえ~』。 天才演出家の前川知大さん(劇団「イキウメ」)が脚本を書いて、西島秀俊さんが主人公・マリオ(AI刑事!)を演じる。 脚本が前川さんだから、自分は脚本読んだだけで感動して泣きました。...


カラダだから
奥野美和さんたちの『Namelessness -名のないカラダ-』、青木尚哉さんたちの『atlas』、すごいダンスだった。このダンスのプレトークとして参加させてもらった。 体が野獣のように、生命の塊のように、体が自律した生命として動くさまは圧巻だった。プロのダンサーの凄みを...