

存在の響き
『身体のデザインに合わせた自然な呼吸法―アレクサンダー・テクニークで息を調律する』(医道の日本社)刊行記念、として行われた、5月16日の青山ブックセンターでの歌手、鈴木重子さんとの対談。 その対談の打ち合わせで、重子さんの実のお父さんがなくなられるときの「看取り」と「存在の...


「ジャズにおける即興演奏」ビル・エヴァンス
ビル・エヴァンスは演奏もさることながら、文章表現の深さにも驚いた。何度も読み返した。 動画で彼の身体表現を見ているだけでも、 ピアノと演奏家、鍵盤と演奏家、音そのものと演奏家、すべてが溶け込んだ「場」そのもの、、、 いまどういう意識の状態にあるのか。 ...


坐、蝦夷、縄文、村上RADIO
今回は直接の知り合い、友人たちの宣伝をメインに。 (最後に、春樹さんのラジオと、自分が関わっている演劇も追加。) ●『坐の文明論』矢田部英正著 矢田部英正先生の本は、 ■たたずまいの美学 - 日本人の身体技法 (中公文庫)2011/9/22...


現代の迷宮・洞窟 三鷹天命反転住宅
三鷹天命反転住宅 ヘレン・ケラーのために(Reversible Destiny Lofts MITAKA (In Memory of Helen Keller)) 2年ぶりに訪れて改めていろいろなことを思う。 三鷹天命反転住宅は、そのものが現代的な迷宮だと思った。...


「天命反転住宅」(荒川修作)にて
ボディーワーカーの藤本靖さんが準備してくれた面白い企画。 荒川修作の「天命反転住宅」、ご存知ですか? いちど、ぜひ行ってみて体感してほしいです。 この住宅は、建築家の荒川修作さんが、「建築する身体―人間を超えていくために」という本を書き、山岡信貴監督による「死なない子供、...


鶴岡真弓先生
先週は『多摩美術大芸術学科・21世紀文化論』での講演と鶴岡真弓先生との対談。 はじめて八王子にある多摩美のキャンパスに行きましたが、 すこし都市部から離れたところにあるので、キャンパスも広くゆったりとしていて、素晴らしい場所だった。 ...


『切られの与三』(きられのよさ)@Bunkamura シアターコクーン
『切られの与三』(きられのよさ)@Bunkamura シアターコクーンを見た。 かなり感動した。 何に自分が動かされたのか、やはりそれは『物語の力』だろう。 そして、その力を支える役者さん演出人の強靭な力だろう。 主役である「切られの与三」(中村七之助)は、元々は金持ちの...


イキウメ『図書館的人生Vol.4 襲ってくるもの』 @ シアターイースト
イキウメ『図書館的人生Vol.4 襲ってくるもの』 @ シアターイースト(東京芸術劇場) を見てきた。やっぱりとんでもなく面白かった! 哲学、心理学、ユーモア、神話・・そういうものを演劇という手法で包み込んだような作品。...


川崎市岡本太郎美術館
3日に1日(年間120日)の頻度でオンコール当番をしていると、ぜんぜん遠くにいけない。 今日は久しぶりに休みでオンコールもなく、川崎市岡本太郎美術館に行ってきた。 10か月の寿太郎くん(太郎さんが名前にも入り込んでいる)にも本物の絵を見せたかったからだ。...


ソランジュ(Solange)という稀有な歌手
ソランジュ(Solange)の音楽性、というか美意識にはまっている。毎日レコードで聞いている。 「A Seat at the Table」というアルバムは完成度がえらく高い。 自分が愛聴しているのはLP盤。 最初はYoutubeの動画で発見して驚いて、LPを購入しました。...