

神の戸としての手塚治虫先生
宝塚をブラブラと散歩する。 とってもいい空気が流れていて、散歩しているだけで楽しい。 建築家・村野藤吾氏が設計したカトリック宝塚教会は、クジラをイメージしているとか。 美しい造形に胸がときめく。 クジラの体内に入っているのか!と思うと、メルヴィルの古典『白鯨』を思い出...


神戸は神の戸 横尾忠則現代美術館
GW話の続き。 熊本に帰り、色々と記憶を揺さぶられた。 →●自分のルーツ(May 6, 2019) →●天地人(May 7, 2019) →●暮らしと芸術(May 8, 2019) そのまま東京に戻るのも点と点の旅でつまらないな、と思い、神戸へ立ち寄ることに。...


暮らしと芸術
熊本の実家には、自分の土台に食い込む色々なものが散乱していて、遺跡の発掘作業のようなことをしていると、当時の自分の感情と共振する。 高校時代に大枚はたいて親と共同購入した蓄音機を確認。二台ある。手動で動くので停電した時に真価を発揮する。...


新しい関係性を結び直す
令和元年の初日には、銀座ソニーパークで高木正勝さんと対談、そして正勝さんのピアノを聞いた。 新時代の素晴らしい幕開けだった。 みなさんは、どのように過ごされましたか? ■■■2019/4/20-5/24:『#007 eatrip city creatures』@Ginza...


「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」@Bunkamura
渋谷Bunkamuraのザ・ミュージアムに、「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」展を見に行った。 Bunkamuraはいつもセンスがよくて、常に信頼している。 絵も映画も舞台も、いつも少し先の未来から手招きしているような展示が多い。学芸員さんの審美眼がすごい...


渋谷能第二夜「熊野(ゆや)」@セルリアンタワー能楽堂
昨日はBunkamuraに渋谷能を見に行ってきた。 セルリアンタワー能楽堂は、特定の流派の能楽堂ではない。 だからこそ今回の「渋谷能」のように、五流派勢揃いで、しかも若手を中心とした画期的な能が開催される。「伝統と創造シリーズ」(前回はvol.10「HANAGO-花子-」演...


熊本「万作・萬斎の会」(令和元年9月21日)
チラシがすでに令和元年!!ですが、 令和元年の9月21日、熊本の熊本県立劇場で開催される、 ●熊本「万作・萬斎の会」 狂言のプレトークにて、最も尊敬するアーティストである野村萬斎さんと、プレトークに登壇することになりました。 わーい、うれしい!めちゃんこ光栄!!!!...


令和元年5/1高木正勝さんと5/8大友良英さんとみなさんと
Ginza Sony Parkでの『#007 eatrip city creatures』(2019/4/20-5/24)、プログラムが全部出ました! とりあえず自分は二つ出てきます。 ----------------------- ■5/1(水・祝)12:00 -...


生きること 働くこと 平和を願うこと
食と平和について、Eatripで食事をしていた時に思ったこと。 生きることや働くことと、平和活動とを分ける必要があるだろうか? 平和活動とは、平和活動家や人権活動家、政治家の特権なのだろうか。 否。 自分は、生きること、働くこと、そうしたことと平和運動とを分ける必要はない...


岡本太郎曼荼羅
とっても嬉しい企画にて岡本太郎記念館を訪れる。 自分にとって、最高の癒しスポット。 青山の喧騒の中に突如として鎮守の森が現れるように。 「岡本太郎画文集―アヴァンギャルド (1948年)」 敗戦後3年目にしてこういう本が世に出ているということだけでも感動する。 ...