

「芸術と礼節の交点に霊性が宿る」(文學界 9月号)
「文學界 9月号」を読んだ。 普段読まないものも、村上春樹さんのロングインタビューが載っていることと、横尾さんの連載が載っていることもあり、運命は自分に読ませるようになんとか仕向けてくる。今日、偶然に手渡されたので読んだ。...


渋谷能 第四夜「藤戸」@セルリアンタワー能楽堂
「渋谷能」という新しく素晴らしい試みが、セルリアンタワー能楽堂で行われている。 7月26日の第四夜:能「藤戸」髙橋憲正(宝生)の感想を書いていなかったので、改めて。 →●渋谷能 第二夜「熊野(ゆや)」@セルリアンタワー能楽堂(April 27, 2019) →●渋谷能...


芸術の力
似顔絵セラピーの村岡ケンイチさんのご活動、素晴らしいなぁ。 似顔絵を介して、人生を肯定する。 本当にその通りだ。 ●描かれた人が涙する”似顔絵セラピー”とは(2019/8/2)(日テレNEWS24から) 自分も元気がないお年寄りの方から聞き出すのは、その人の歴史だ。歴史...


舞台「神の子どもたちはみな踊る after the quake」@よみうり大手町ホール
舞台「神の子どもたちはみな踊る after the quake」@よみうり大手町ホール を見た。春樹ファンとしては、春樹関連はあますところなく見ずにはおれない。(どれだけ好きなんだって話ですが) 『神の子どもたちはみな踊る』(2000年,...


「ありのままのうつくしさ / 生命の記憶」川合優さん(木工家)、後藤しおりさん(料理家)
先週末、Center for COSMIC WONDERでの朝食会 :「ありのままのうつくしさ / 生命の記憶」川合優さん(木工家)、後藤しおりさん(料理家)との対話は面白かったなぁ。(→HP) 後藤しおりさんのお料理も、素材の根っこがダイレクトに分かる美しい光を放つものば...


鉄拳 素朴にして偉大な才能
鉄拳は、思春期のこととか、生や死のこと、本当に深く理解していて、そして大切にしている人だなぁ、と感動した。 鉄拳の作品は、涙なくして見れないものばかり。 「約束」を見終わった後、音楽が高木正勝さんだ!ということにも、さらに驚いた。 ●鉄拳 「約束」...


横尾忠則『原郷の森』、村上春樹『ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles』
文學界、という雑誌があることすら知らなかったんだけれど、文學界2019年8月号には村上春樹さんと横尾忠則さんが名を並べているので、思わず読んで、やはりすごく面白かった。 春樹さんの『ウィズ・ザ・ビートルズ With the...


「美の朝焼けを通って シュタイナーの芸術観」(イザラ書房)
献本いただいた対談本。 「美の朝焼けを通って シュタイナーの芸術観」(イザラ書房)今井重孝、はたりえこ。 イザラ書房は、シュタイナーの書籍を世に出し続けていて、ほんとうにえらい。 →●イザラ書房 子を持つ親として、シュタイナー教育はいつも気になる。...


花椿、資生堂ギャラリー、ねじまき鳥の舞台化
もろもろと。 資生堂発行の、『花椿』秋号の最新号。 銀座の資生堂ギャラリーに置いてあります。フリーの冊子なので、ぜひ。 ギャラリーは洞窟の花園を探しに行くようで、静謐な展示でした。 第13回 「shiseido art egg」展 ■ 今村 文展 ...


「原三溪の美術 伝説の大コレクション」@横浜美術館
横浜美術館に、「原三溪の美術 伝説の大コレクション」を見に行く。 原三溪氏のことをあまり知らないで行ったが、横浜で生糸貿易などえ財をなした実業家であり、同時に古美術品のコレクターの稀代な目利きであり、茶人として風流、酔狂に生きた自由人のの数寄者(すきもの)であり、自身も書画...