3月11日の大手町と3月12日の静岡県沼津(ICOIプロジェクト)
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2026年3月11日(水)18:00~20:00ごろ。東京駅横の0(ゼロ) Club(新大手町ビル3階)にて、「和歌山」をテーマにした慶応SDM研究室主催の公開ゼミがあります。
和歌山ウェルビーイングウィークを主催する島田由香さんをゲストにして、和歌山での取り組みを紹介いただきながら、みなさんと未来社会に向けた対話を行いたいと思います。
島田由香さんは、地域での第一次産業を未来につなげるべく、ワーケーションと結び付けた事業もされています。和歌山県のみなべ町(梅で日本一)を拠点とされていますが、2022年からの和歌山県みなべ町『梅収穫ワーケーション(通称:梅ワー)』 は、2024年に内閣府の「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」の優良事例に選ばれました。「TUNAGU」という事業も、一次産業ワーケーションを活用した人材育成プログラムです。
●「TUNAGU」
●「和歌山Well-being Month」
私も、食や温泉を入口にした取り組みを和歌山県で行っていきます。
3/11の公開ゼミでは、私もすこし話しますので、もしご興味ある方は事前登録の上で(セミクローズドな会のため)お越しくださいませー。ゼロクラブ(三菱地所さん)も素敵な場所です。都内のシェアオフィス見学もかねてぜひお越しくださいませ。
●【Lecture Event】2026/3/11(Wed).1800-2000:慶應義塾大学大学院 SDM研究科 未来社会共創イノベーション研究室 公開ゼミ 8th「和歌山のウェルビーイングな未来社会の実現に向けて~温泉と働き方の視点から~」(登壇者:島田由香(+稲葉俊郎))@0(ゼロ)クラブ(千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル3階)(申し込みWeb)

<参考記事>◆【Retreat Event】2026/2/13(Fri)-2/17(Tue):和歌山の秘湯をめぐる!温泉DEマインド風呂ネス・湯♨トリート@白浜町・那智勝浦町・田辺市・みなべ町(申し込みWeb)(WAKAYAMA Well-being Month 2026)
●February 28, 2026 内観光:内なる光を観る 「水」=夢+数
●February 27, 2026 梅の里 梅の花 和歌山県 みなべ町 和歌の山
●February 26, 2026 みなべ温泉 紀州路みなべ
●February 25, 2026 龍神温泉(田辺市龍神村)、鶴の湯温泉(みなべ町)
●February 24, 2026 Day4 final 熊野古道(中辺路)熊野本宮大社
●February 23, 2026 Day3 山水館 川湯みどりや 自然とひとつに
●February 22, 2026 湯の峰温泉 つぼ湯 ミネラル 温泉芸術
●February 21, 2026 熊野速玉大社 みかん ナギ(梛)の大樹
●February 20, 2026 神倉神社 熊野根本大権現 神武天皇 火の竜
●February 19, 2026 Day2 南紀勝浦温泉 ホテル浦島
●February 18, 2026 那智の滝 飛瀧神社 那智大社 火と水
●February 18, 2026 潮岬 橋杭岩 きよもん湯
●February 17, 2026 椿温泉しらさぎ ミネラルと自然地治癒力 波と永遠
●February 16, 2026 美しい地球 千畳敷 えびね温泉 名湯
もうひとつ。
3月12日(木曜)の昼過ぎ。静岡県の沼津駅近くで、静岡県の方からお声掛けいただいた講演があります。
ICOI(イコイ)プロジェクトとは、静岡県が推進する「伊豆ヘルスケア温泉イノベーション」の略称で、伊豆半島の豊富な温泉と、食・スポーツ・自然などの地域資源を組み合わせ、新しいヘルスケア産業と研究拠点の創出を目指す取り組みです。
こちら、ICOIプロジェクトで、クラフト温泉など、温泉資源庁(ルフロ)の活動を軸に、資源としての温泉、養生文化としての温泉の取り組みや提案をさせていただきます。
静岡県は、源泉数が約2,400本と全国トップクラスを誇る温泉王国でもあり、特に伊豆地域には県内の源泉の9割以上が集中しています。「ICOIプロジェクト」もこの豊富な資源を活用する静岡県の取り組みです。
●熱海温泉(熱海市)→徳川家康が愛した「家康公ゆかりの湯」。奈良時代の開湯とされ、江戸時代には徳川家康が熱海の湯を江戸城まで運ばせた(湯運び)という記録が残るほど重用された。神奈川の湯河原温泉と川を挟んで隣です。
●伊東温泉(伊東市)→湯量豊富(毎分約32,000L(1日約4,600万L!)静岡県1位)。源泉数も750本ほどあり街のいたるところで温泉が湧き出ている。 江戸時代から続く歴史があり、温泉街には共同浴場(七福神の湯)が点在
●修善寺温泉(伊豆市)→807年に弘法大師が開いた「伊豆最古の温泉」。
●下田温泉(下田市)→幕末の開国の舞台。1300年前に行基が発見したとされる「蓮台寺温泉」が源泉で、「蓮台寺」「河内」「白浜」「観音温泉」などの総称。吉田松陰が密航を企てた際に潜伏した「蓮台寺」の湯など。「観音温泉」は、pH9.5という強アルカリ性。透明度の高い海と温泉を同時に楽しる。
●稲取温泉(東伊豆町)→金目鯛の産地。オーシャンビューの宿が多い。
●舘山寺(かんざんじ)温泉(浜松市)→浜名湖の東岸。湖畔の景色を楽しめるレジャー向け温泉地。舘山寺は曹洞宗ですが、弘法大師が開いたらしい。
●寸又峡(すまたきょう)温泉(川根本町)→南アルプスの麓にある「秘湯」。「美女づくりの湯」(アルカリ性単純硫黄泉)として有名。
伊豆地域には県内の源泉の9割以上があります。
というのも。伊豆半島は約2000万年前に南の海底火山として誕生し、約60万年前に本州へ衝突し半島化しました。
現在も活動する「伊豆東部火山群」は15万年前から活動し、約4000年前の大室山、1989年の手石海丘(伊東沖)など、いまも噴火が続く活火山です。

火山の中で生きる日本列島は、自然は征服の対象ではなく、恩恵と脅威が表裏一体となった畏怖すべきものとなりました。そのことは日本人の精神構造や文化を底打ちしています。
「形あるものは必ず壊れる」という無常観、「今」を大切にする心、一期一会の出会いを大切にする心。
そして、激しい火山活動を「神の荒ぶる力」として受け入れ、自然と逆らわず共生する心。万物に神が宿る八百万(やおよろず)の神という感性。
抵抗できない自然に対して、肯定的なあきらめと共に受け入れる受容の心。それは無気力ではなく、助け合い、秩序を保ちながら再建へ向かう共生の思想へと昇華されてきました。
火山国で生きることは、常に死生観を揺さぶられる体験です。
また、火山から生まれる温泉は地球のエネルギーそのもの。
心身の穢れを落とし、魂を再生させる「禊」の儀式として温泉を愛してきました。
破壊の後には、必ず「再生」が訪れる。そんな自然のサイクルへの信頼が、強さ(レジリエンス)の源泉となっています。
そうした話も含めつつ、3/12、静岡県の沼津にて。事前申し込みの上でお越しくださいませ。
私の講演は1415-1500の45分で、1500-1600はICOIプロジェクトの成果発表もあるので、色々と参考になるかと!
●【Lecture Event】2026/3/12(Thr).1400-1700:「温泉資源庁が目指す温泉循環モデル」(登壇者:稲葉俊郎(医師、温泉医学)@プラサヴェルデ(静岡県沼津市大手町1-1-4)(主催:静岡県庁)(cf.静岡県 ICOIプロジェクト)


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