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YMO「YELLOW MAGIC ORCHESTRA (1978年)」

May 4, 2017

ワタリウム美術館での坂本龍一さんの「async」体験をきっかけとして、今までの坂本さんの作品やYMOの音楽の流れをLPで聞き直していた。
→〇「坂本龍一設置音楽展 Ryuichi Sakamoto async」ワタリウム美術館(April 11, 2017)

 

 

 

 

 

 

YELLOW MAGIC ORCHESTRA(1978年)のアルバムのライナーノーツを読んでいて、いい文章だなぁ、と思っていたら、お会いして食事もしたことがあり北中正和さんの文章で驚いた! 時を超えてこうして伝わるものだ。感動! 

 

 

1978年は自分が生まれる1年前。そのとき、自分は果たしてこの世のどこにいたのか?

 

 

ライナーノーツには、YMO結成当時の三者三様の思いが書かれていて本当に興味深い。(横尾忠則さんがYMOの4人目になる可能性もあったという話も、最初に聞いたときは驚いたものだ。パラレルワールド?)


当時の坂本さんの発言には深く共感し、その先見性にも驚いた。

あらゆる表現形態を介して、イマジネーションを広げる営みを一貫して続けているのだとも思う。それは坂本さん自身の営みでありながら、時代のイマジネーションを広げている営みでもある。

 

 

今音楽を聴いても、すべてが革新的で前衛的で魅力的で普遍的。ユーモアさえも感じる。センスの塊だ。

 

 


(「YELLOW MAGIC ORCHESTRA」(1978年) ライナーノーツより)
坂本「将来は、長い時間をかけて肉体の訓練をしなくても、強力なインスピレーションがあれば、表現できる時代になるというだけで、従来からある音楽を否定するわけじゃない。いままで、たとえばピアノの練習がいやで、音楽を断念しちゃって、サラリーマンになった、みたいな人が多かったわけでしょう。肉体的な訓練はたいへんなことだから。

それが、もしイマジネーションさえ豊かなら、それを生かした音楽が作れるわけです。
だからスタジオ・ミュージシャンになるというようなちっぽけな考えは捨てて、イマジネーションを広げるようにしようと(笑)。

ビジョンを見るためには、旅をするとか、地平線を眺めるとか、遠視的な思考が必要ですね。」

 

 

●Yellow Magic Orchestra - Yellow Magic Orchestra (Full Album)
 

 

 

 

 

 

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