

水と緑と闇の中の線香花火
昼。 軽井沢の夏。 雨上がりに水と緑が映える。 夜。 蛍を見た後の線香花火。 美しい火花の花火。 一つでも美しいし、光を持ち寄っても美しく。


なまなましい矛盾に身をひき裂く
岡本太郎「強くなる本」興陽館 (2022/6/13) 平野暁臣さんからいただいた。 こういう時代にこそ、太郎さんの言葉からは、いつも生きる力をもらう。何度も読み返す。 『なまなましい矛盾に身をひき裂き、 それを方法とするところから、...


『群像(2022年8月号)』(講談社):〈随筆〉稲葉俊郎「問い、問われ、生きて死んで、また生きる」
講談社の雑誌『群像』と言えば、村上春樹さんの小説「風の歌を聴け」が、群像新人文学賞になり、そこから作家デビューした、という、文学畑の雑誌かと思うのですが、私とはやや畑違いの文学雑誌からの依頼あり、7/7発売の『群像(2022年8月号)』(講談社)に、随筆を載せています。...


『広報かるいざわ』2022年7月号「対話がひらく未来 第3回」稲葉俊郎×荻原確也(軽井沢町 教育長)
7/1の広報かるいざわ、では、「対話がひらく未来 第3回」として、荻原確也さん(軽井沢町 教育長)との対話が載っています。軽井沢病院HPにも全文がいづれ載ります。 医療においても、最も大切なのは予防であり、教育こそ究極の予防医学である、と思っています。人間教育、自己教育は、...


「社会の強さは最も脆弱な立場の人たちの幸福によって測られる」(マリン首相(フィンランド))
フィンランドは34歳の女性が首相になれる国。 そうしたことが実現する仕組みづくりが、まず素晴らしい。 マリン首相(フィンランド)の記事を読み、その言葉もすばらしいと思った。 ------------- 「フィンランドを誇りに思う。貧しい家庭の子でも十分な教育を受けられ、店の...


死を考え、生を考える一助として。連載 :フィロソフィーとしての「いのち」
ソトコトに頑張って連載の原稿を書いていますが、実はこちらWeb上で、一部無料で記事を読めます。 特に、 ソトコト連載:10回目「いのちは ほどかれ むすばれ」 は、医師3年目のときの患者さんの死を書き記したもので、涙を流しながら書いたものです。あまりこういう医療現場のことは...


6/21:軽井沢町町民講座「個人の健康、場の健康を共に考える」@発地市場
6/21火曜15-16時に信州大学の教員・職員として、「軽井沢町町民講座」があります。いつも新鮮野菜がたくさんの発地市場です。わたしもよく野菜を買いに行きます。 →●発地(ほっち)市場 平日昼ですが、軽井沢町近隣の方でご興味ある方はぜひどうぞー。...


「ソトコト」(2022年7月号):連載12回目「いのちは ひびかせている」
6月5日発売の雑誌「ソトコト」(2022年7月号)に、連載12回目「いのちは ひびかせている」(写真・絵・テキスト:稲葉俊郎)の原稿を載せました。 今回は「続 ウェルビーイング入門」なので、まさにわたしの関心とドンピシャ!...


『広報かるいざわ』2022年6月号「対話がひらく未来 第2回」稲葉俊郎×土屋裕子(軽井沢町 保健福祉課長)
6/1です。2022年も半年過ぎました~!2022の折り返し地点ですね。 毎月はじめの「広報かるいざわ」。2022年度は「対話がひらく未来」として、軽井沢町でハブ・つなぎ目、となるような方と対話を繰り返していきます。町民の方への意思表明や情報共有などを目的として、横糸を積極...


遅い春の訪れの軽井沢 体も心も命も開く
もう6月。 もう今年も半年過ぎた!!! 遅い春の訪れの軽井沢です。 子どもと観察。 タンポポの一本の綿毛が、極限のバランスで立っている。 風で位置を変えながらも、風力と重力と摩擦力の絶妙な関係性が厳密な均衡を作り出して。すごいなぁ!...