

齋藤陽道「神話一年目」
齋藤陽道(はるみち)さんという写真家がいる。 友人として個人的に親しくさせてもらっている。 今回、とある本での写真の撮影があり、陽道(はるみち)さんに是非写真を撮ってもらいたいと思った。快諾していただき、久しぶりに話した。...


YMO「YELLOW MAGIC ORCHESTRA (1978年)」
ワタリウム美術館での坂本龍一さんの「async」体験をきっかけとして、今までの坂本さんの作品やYMOの音楽の流れをLPで聞き直していた。 →〇「坂本龍一設置音楽展 Ryuichi Sakamoto async」ワタリウム美術館(April 11, 2017) YELLOW...


「スイングがなければ意味がない」(It Don't Mean a thing)
「スイングがなければ意味がない」(It Don't Mean a thing)は、Louis Armstrong & Duke Ellingtonというスーパースター同士の夢の競演のLPで聞いている。 「The Great Reunion」1961年のLPだ。 1曲目がIt...


音の響き
EGO-WRAPPIN'の中納良恵さんが、「午後の紅茶」のCMで「一休さん」をカバーしていて、本当に素敵すぎるー!!! 良恵さんのリズム感は本当に天才だ―!! CMだけだと名前が出てこないのだが、声とビートを聴くと良恵さんの声だと一発でわかる。...


ローランド・カーク(Roland Kirk)
ローランド・カーク(Roland Kirk、1935–1977年)という音楽家がいる。 ニーナ・シモン(Nina Simone)と同じくらい、音を聞くたびにいつもしびれる人だ。 ローランド・カークはアメリカのジャズ・ミュージシャンに分類されるが、サックス、フルート、トランペ...


Ravi Shankar「Improvisations」(1962)
Ravi Shankar(ラヴィ・シャンカル)はほんとうに天才だなぁ、と思う。 即興演奏(Improvisations )がとんでもなくかっこいい。 娘のノラ・ジョーンズにも、このSpiritが受け継がれてるんだなぁ、とつくづく思う。 Ravi...


Joni Mitchell「MINGUS」(1979年)
ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)はセンスの塊で大好きだ。 センスがセンスを巻き込むような朗読も歌も音楽も絵も、すべてが好きだ。 「MINGUS」(1979年)という不思議なアルバムがある。楽曲が、全体的に未完成と完成の間のバランスを保ち続けている。 ...


第2回 にほんくらし籠展 @COSMIC WONDER
青山のCOSMIC WONDERにて、<第2回 にほんくらし籠展>を見てきました。 普段は洋服を販売している場所を使って、日本全国の職人さんが作っている「籠」の展示をしている。4/15土曜から4/30日曜まで。 「籠」は植物の丈夫な部分を編み込んで作るが、その素材も多様だ。...


岡本太郎「忘れられた日本―沖縄文化論」(1961年)
岡本太郎の「忘れられた日本―沖縄文化論」(1961年)。 古代の息吹きと霊性とが、岡本太郎の器を介して溢れだす素晴らしい本だ。 1961年当時の本は写真も多いが、文庫版では多くが省略されていて残念だ。 1961年の時点で、既に日本の古層は失われつつあり、その断絶を岡本太郎は...


「坂本龍一設置音楽展 Ryuichi Sakamoto async」ワタリウム美術館
ワタリウム美術館に行き、「坂本龍一設置音楽展 Ryuichi Sakamoto async」を体感してきた。 そこは音楽でもあり、空間芸術でもあり、美術でもあった。 そうしたカテゴライズが意味をなさないほどの、生命や芸術の母型をも感じさせる素晴らしい時間と空間の体験だっ...