

Sand SPA - 別府海浜砂湯
別府、鉄輪の最後に、砂風呂(砂むし温泉)に。 別府には(私が知っている範囲では)、海側にある絶景の上人ヶ浜エリア(Sand SPA)、歴史ある風情の竹瓦温泉、地獄めぐりとセットで行ける鉄輪エリアのひょうたん温泉、3つがある。 海に近い砂風呂の新施設「Sand SPA」を訪れてみた。ここは貸会議室大手のTKPが別府市の公募(Park-PFI事業)にでリニューアルされた美しい砂湯施設。 日本の砂風呂(砂むし温泉)の歴史はかなり古いらしいが、文献に出てくる最初は16世紀(室町〜戦後時代)頃の外国人の記載。ザビエルが鹿児島へ上陸する3年前(1546年)、ポルトガル人商人の記述に「砂に穴を掘って横たわっている」という砂風呂の原型とみられる記録が残されているらしい。鹿児島県、指宿(いぶすき)温泉の記載だろう。 江戸時代中期(約300年前)には湯治として広く定着していて、別府温泉では明治時代ころから本格的におこなわれたらしい。 砂風呂の効果は通常の温泉入浴の約3〜4倍に匹敵すると言われている。その保温力と排出力にある。 ・温熱効果(50℃前後の熱)で血管を拡張


別府 鉄輪 湯けむり時空間
別府の鉄輪温泉に。 慶応大の授業もかねて。現地とOnlineのハイブリッド。 この空気感は、実際に現地に来てみないと分からない。 実際、この地は湯けむりがモクモクで、空気中に温泉が浮遊しているわけで、ただ息しているだけでも温泉ガス入浴をしていることにもなるわけで、見えない水が人と人と、人と空間を、そして動物もつないでいるような感じ。ネコも暖かいので居心地よさそうだ。 鉄輪温泉での散歩。 温泉水、温泉蒸気、飲泉、地獄蒸し、温泉卵、温泉蒸気であふれる空間。 温泉の配管も面白い。 ガスは粘膜からの吸収効率が96-98%近くあり、静脈注射に匹敵する。 歩いているだけで温泉静脈注射をしているような空間が温泉地。 転地療養も、環境を変えて五感を刺激し、脳と自律神経をリセットすることに意味があると思うが、空気に含まれている目に見えない物質も、物理的に影響をあたえている気がする。 6月4日(木)〜6月30日(火) にて、蒸し通りずむ2026 も開催されます。 私も二日だけOnline相談で出ています。 https://kannawa642.net/...


ひたすらに泡の不思議と遊ぶ 「おくすりてちょうを作ろう」WS
MMoP Garden Green Days 2026での「おくすりてちょうを作ろう」WS(講師:KONST 稲葉俊郎、須長檀)。 まだまだ軽井沢・御代田は朝や夕は冷える日々ですが、この日は晴天。野外で過ごしやすい一日でした。 家族連れもおおく訪れ、ほぼ子どもたちの保育所と化して大盛況でした。 都内から遊びに来ている人も多く、お洒落な外出着。水彩やアクリル絵の具がはじけて飛んで、洋服に色がつくのもよき思い出となるでしょうか。私も色がついた洋服ありますが、それぞれ思い出が刻まれてます。 シャボン玉に色をつけて偶然のパターンをつくる技法?遊び?。 どんどん加速していくと、どんな風に泡を重ねていけるのか、という別の遊びに発展させていく子供たちが多数。子どもはあそびの天才。大人が管理したり、邪魔したり、誘導したりしない限り、子どもたちはどんどん遊びを発明して、今この瞬間に生きている。汚れて気にするのは大人だけ。手の触感が気持ちいい。楽しい。気持ちよさと楽しさをご機嫌に追求しつづける。大人側も学ぶことはたくさんある。童心にもどれば、たいていのことはOKと思


【100.80.60.展】@ Ginza Sony Park
Ginza Sony Parkでの【100.80.60.展】。銀座100年、ソニー80年、ソニービル60年。の展示。 銀座一等地での贅沢な空間つかの展示。 2019年5月(令和に切り替わったとき)に、このGinza Sony Parkで高木正勝さん、大友良英さん、野村友里さんとイベント(eatrip voice & live)をやったのもよき思ひ出。 ■2019/5/1(Wed):eatrip voice & live「高木正勝 × 稲葉俊郎」:高木正勝(音楽家)/ 稲葉俊郎(医師・医学博士)/ 野村友里(聞き手)@PARK B2/地下2階(Ginza Sony Park) ■2019/5/8(Wed):eatrip voice「稲葉俊郎 × 大友良英」:稲葉俊郎(医師・医学博士)× 大友良英(音楽家)@PARK B2/地下2階(Ginza Sony Park)(→チラシPDF) 【100.80.60.展】、詩もよかったんですが、いちばんの感動は、往来のSONY商品の実物。 カセットデッキとかウォークマンとか、デザインもサイズ感も姿・形がすべて素


おくすりてちょうを作ろう@MMoP(Garden Green Days 2026)
御代田のMMoPにて、Garden Green Days 2026 があります。 5/23-24土日開催で色々なイベントがあるのですが、「おくすりてちょうを作ろう」のイベントが5/24(日) 10:00-12:00、13:00-15:00で開催されます。 KONST:稲葉と須長檀さんが講師として入ります。 予約不要・当日参加OKの気軽なイベントです。「おくすりてちょうを作ろう」は5/24だけですのでご注意を。 新緑が萌える軽井沢・御代田エリアにぜひ遊びに来てください~。 以下、Webより https://mmop.jp/news/1807/ =============== 【H】おくすりてちょうを作ろう 5/24(日) 10:00-12:00、 13:00-15:00 ひとつとして同じもののない軽井沢病院の「おくすりてちょう」 「おくすりてちょう」は、稲葉俊郎先生の発案により始まった「karuizawa hospital without a roof(屋根のない病院)」プロジェクトのプロダクトのひとつです。 軽井沢町地域活動支援センターの


中村環, パウロ・コエーリョ (原著)「アルケミスト 夢を旅した少年 (KADOKAWA MASTERPIECE COMICS)」 武論尊漫画塾の卒業生
ブラジルの作家パウロ・コエーリョによる小説『アルケミスト 夢を旅した少年』。翻訳は山川 紘矢, 山川 亜希子ご夫妻。1988年に発表され、世界的なベストセラーになった本。 武論尊漫画塾の卒業生である中村環(たまき)さんによるコミック版を見つけて読んだ。 山川夫妻の名訳で以前読んだことあったが、 「前兆に従うこと」、「心の声を聞くこと」、「何かを強く望めば、宇宙のすべてが協力して実現を助けてくれる」・・・など、重層的なシンプルなメッセージが、物語の形ですうっと染みるように入ってきた。 ●中村 環 (著), パウロ・コエーリョ (原著)「アルケミスト 夢を旅した少年 (KADOKAWA MASTERPIECE COMICS)」(2024、KADOKAWA) ●パウロ・コエーリョ (著), 山川 紘矢 (翻訳), 山川 亜希子 (翻訳)「アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)」(1997) 羊飼いの少年サンチャゴが、エジプトのピラミッドに隠された宝物を探す旅に出る物語。その過程で出会う錬金術師(アルケミスト)や不思議な老人たちとの交流を通じて、人生


BAYFM 78.0MHz『てぃだきゃん』(ナビゲーター:きゃんひとみ)
5月の月曜早朝ですが、10分ずつラジオに出てます。 BAYFM 78.0MHz『てぃだきゃん』(ナビゲーター:きゃんひとみ)というラジオ番組です。 番組はAM5:00~5:57という早朝なのですが、私は後半寄りの5時40分くらいから10分ほど話しています。 5/4+5/11+5/18+5/25(月曜)の全4回。 『てぃだきゃん』(「でぃだ(=太陽)きゃん」)は、1989年のbayfm開局以来、続いている長寿番組。すごいです。 5月は『5月病』と言われるように、4月の入学や就職、異動などで環境が大きく変わった後、ゴールデンウィーク(GW)明け頃に感じる心身の不調が起きやすい時期です。そんなときに、私の単著、稲葉俊郎『肯定からあなたの物語は始まる』(講談社)(2025年)でもどうぞ、とのことで、ラジオに読んでいただきました。ありがとうございます。 都内の方はRadikoで1週間以内なら聞けると思いますので、ぜひ! 5/4は放映後になりますが、radikoで言うと、42分~51分くらいの部分で話しておりますので。 ●【Radio】2026/5/4+


集英社 学芸の森「開かれた円環に、いのちは宿る ―ゆらぎから立ち上がる世界のかたち」
集英社 学芸の森 Webで、静かにひそやかに、連載しているテキストがUpされました。 森美術館での藤本壮介展とも関連し、大阪万博、太陽の塔、「いのち」など、目的もなく書き綴っています。 どうぞよろしくお願いいたします。 ●「第2部 第2回 開かれた円環に、いのちは宿る ――ゆらぎから立ち上がる世界のかたち」 https://gakugei.shueisha.co.jp/mori/serial/inochinooto/008.html --------------------- 人が集い都市や社会や共同体が生まれる。 「なぜ人はバラバラになり、そして集うのか」。 これはまさにプリゴジンが述べる「ゆらぎ」と「散逸構造」の関係性とも言えるものです。 あるシステムが限界に達すると、小さな「ゆらぎ」が抑えられずに増幅され、増幅されたゆらぎがきっかけとなり、新しい秩序(散逸構造)へ再構築されます。 この「ゆらぎによる秩序」こそが、生命や社会のあり方そのものとも言えます。 人が集まり、ある人数以上になるとバラバラになり、そしてまた小さな秩序が生まれるようにして


一年(ichinen_karuizawa)@軽井沢レイクニュータウン
軽井沢で新規オープンしたばかり!の素敵なお店「一年」に。 場所はレイクニュータウン別荘地の中。 軽井沢レイクニュータウンは、1960年代にスイスのリゾートをモデルとして構想され、人造湖のレマン湖を中心に発展。 一時は廃れていた時期もありましたが、「レイクガーデン」やレマン湖周囲の「KOHAN」(小さな商店街エリア)に素敵なお店(Horse and the sunや、今回の一年など)がオープンしてきたことで、大人の隠れ家的な雰囲気に生まれ変わっている! そういえば。 レイクニュータウンには「Sajilo Cafe(サジロカフェ)」を手掛けるニールさんと加世子さんご夫妻が作られたヨーロッパの古城を思わせる「HOTEL CORINTHE(ホテル コリント)」もオープンしていたりする。(今度見学に行きたいー。) 「一年」は、フィンランドのシナモンロールとサーモンスープが楽しめる。 店主は料理家でお菓子作家の吉崎亜紗子さん。 そして、内沼晋太郎さんが選書し厳選された本もあり文化的な場所。 2階には工芸品や衣服などを販売するアート&クラフトギャラリー「fri


岩手大学教育学部 2026年度の入試『山のメディスン』
岩手大学 教育学部 の2026年度の入試問題に、『山のメディスン―弱さをゆるし、生きる力をつむぐ―』(ライフサイエンス出版)(2023年)を採用いただきました。ありがとうございます。入試に使われるのはとっても嬉しいです。 ● 稲葉俊郎「山のメディスン―弱さをゆるし、生きる力をつむぐ―」(ライフサイエンス出版) (2023年11月30日) 設問から読み解くに、「いのち」をフィロソフィーとして考えていくこと、分断や差別ではなく「対話」を求め続けていくことを、岩手大学に来る方には求めている、ということがよく伝わります。素晴らしい大学! 設問1:「いのちのフィロソフィー」という考え方と組織の在り方について、本文の内容に即して400字以内で説明しなさい。 設問2:「対話」は、教育b現場においてどのような効果をもたらすか、本文全体をふまえてあなたの考えを800字以内で述べなさい。