札幌南一条病院の広報誌 『肯定からあなたの物語は始まる』
- 6月8日
- 読了時間: 2分
札幌南一条病院の広報誌(電車通り通信)にて、呼吸器内科医長の眞木 賀奈子(まき かなこ)先生が、『肯定からあなたの物語は始まる』(講談社)(2025年)をご紹介いただいています。とてもうれしいです。ありがとうございます。


眞木先生は、西洋医学に加え、日本東洋医学会漢方専門医でもあり現場で漢方診療も積極的に取り入れている素敵な先生です。
子どもが突然はしりだす感覚のことに関する文章を引用してくださっています。
ぜひ単著も含め、お読みいただければ。
●稲葉俊郎『肯定からあなたの物語は始まる』(講談社)(2025年11月17日)
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(以下、『肯定からあなたの物語は始まる』から引用)
子どもと歩いていると、突然走り出すことがある。
頭で考えているわけではない。先の場所に何かがあるから走っているわけでもない。何かから逃げようとして走っているわけでもない。
ただ、走りたいから走る。
体が勝手に走ろうとしているのだ。
頭で合理化する必要もない。子どもの体は、そうした目的のない行為に満ちている。
子どもが突然走り出す光景を見ていて、目的もなく走ることができるのは「いのちの勢い」に忠実だからなのだろう。
大人は突然に走り出すことはない。
ただ、子どもの真似をして突然意味もなく走ってみると、この上なく自由で爽快な気持ちにもなる。
大人は、こうした体の「勢い」のようなものを抑制し続けているのかもしれない。
体は走りたい、叫びたい、泣きたい、踊りたい、跳びたい。だけれど、頭からの強い禁止がかかる。禁止された体はやむなく「勢い」にブレーキをかけるが、ブレーキペダルもいずれすり減っていく。「勢い」を抑えつけることで、その力は別の形で噴出しようとする。時には暴力や怒りなどの感情の暴走や、浪費や過食など過剰な行動化となり、形を変えた問題行動へつながっている場合もあるのではないかと思う。
おそらく、子どもが突然走る、のは健全な行為だ。



cf.
●December 25, 2025
●November 19, 2025
●November 7, 2025
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