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本が本を呼び人と人をつないでいく。10月8日(木)朝日新聞朝刊

3 日前
読了時間: 2分

本日、10月8日(木)の朝日新聞朝刊に、私の著書『いのちを呼びさますもの ―ひとのこころとからだ―』(アノニマ・スタジオ)をご紹介いただきました。

今回の掲載は、アノニマ・スタジオが昨年刊行した『読書のススメ』という企画が、朝日新聞に転載されたものです。

本を選んでくださったのは、ウェルカムグループ代表の横川正紀さん。




横川さんは、DEAN & DELUCAをはじめ、食、暮らし、デザイン、街づくりなど、さまざまな領域を横断しながら、日本に新しいライフスタイルや文化を根付かせてこられた方です。


単に商品やサービスを提供するのではなく、その背景にある思想や美意識、日々の暮らしを豊かにする文化そのものを育ててこられた。その姿勢には、以前から深く共感し、敬意を抱いていました。



そんな横川さんが、数ある本の中から私の本を選んでくださったことは、何よりもうれしく、感動的な出来事でした。



新聞には、こんな言葉が添えられています。


「人の体は約60兆個という途方もない細胞の集合体だそうだ。この本は生まれてから当たり前のように思ってきた自分の体に向き合うきっかけを与えてくれた。見るべき世界は自身の内側にもあること、自分自身は常にここにいることを。」



自分が書いた本が、誰かの身体や心に届き、その人自身の言葉となって、また別の誰かへと手渡されていく。

本を書くこと、読むこと、そして誰かに薦めること。

それらはすべて、目には見えない贈り物のようなものなのかもしれません。



私は医師として長く「いのち」と向き合ってきましたが、いのちは病院の中だけにあるのではありません。

食べること、暮らすこと、働くこと、遊ぶこと、芸術に触れること。そして、本を読むこと。

日々の営みの中にこそ、いのちを呼びさます無数の入り口があるのだと思います。


横川さんが育んでこられた食や暮らしの文化と、私が医学や芸術を通して考えてきた「いのち」の世界が、一冊の本を通して思いがけず交差したこと。

そのことにも、深い喜びを感じています。


素敵なご縁をつないでくださった横川正紀さん、アノニマ・スタジオの皆さま、朝日新聞の皆さまに、心から感謝いたします。


10月15日(木)には、朝日新聞の書評サイト「好書好日」にも掲載予定とのことです。


本は、書き終えたときに完成するのではなく、誰かに読まれ、その人の人生の中で新しい意味を持ちはじめる。

そんなことを、あらためて感じた朝でした。



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