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伊豆畑毛温泉「誠山」@静岡県函南町

  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

静岡県の経済産業部さんからの依頼でICOIプロジェクト内での講演に。天然資源含めた温泉の可能性のお話し。

ICOIプロジェクトは静岡県の伊豆地域の温泉を核とした素晴らしい活動。





ちなみに、静岡県は日本の中でも4位!の温泉湧出量を誇り、静岡県の中でも90%は伊豆半島から湧出しています。



そもそも、伊豆半島はもともと海底火山群でした。


その誕生は約2,000万年前と遥かなる過去。その後、1800万年と長い時間海底火山として海の中で活動。

約200万年前には海底から陸上化した火山となり、

約100万年前には、すこしずつ北上し、ついに日本列島に衝突して融合。

約60万年前には、ほぼ今の原型となる伊豆半島となったのです。


伊豆東部火山群(大室山など)はまだ火山活動を行っていることもあり、

・伊豆半島の東側~南側は、マグマの直接加熱での「火山性温泉」

・伊豆半島の西~北側は、海底火山(2000万年前)の名残で、「非火山性温泉」

となり、ちょっと東西に移動するだけで、この2000万年の歴史を感じれるってロマンありますよね。


そんな風に、いまも活動する「火山性温泉」と、2000万年前の海底火山の名残としての「非火山性温泉」が混在している伊豆半島は、日本でも屈指の産出量を誇っているのです。



そんな湧出量第4位と、密かな温泉県である静岡県。

(ちなみに、1位は大分、2位は北海道、3位は鹿児島、5位は熊本です)


静岡県には、環境省指定の「国民保養温泉地」が二つだけあります。


ひとつめは【梅ヶ島温泉郷(静岡市)】。ここは1700年の歴史があるアルカリ単純硫黄泉。武田信玄の「隠し湯」としても知られていて、江戸時代には徳川家康ら幕府に重用されていました。


ここも江戸時代からの湯治場です。

ぬる湯(30-35度)の「温冷交互浴」がうりで、弱アルカリ性単純泉。

源頼朝が軍馬を癒やした伝説もあったり、

近代になって与謝野晶子や若山牧水などの文人が訪れたことでも知られています。




せっかく静岡の沼津まで講演に来たので、【畑毛温泉】へ。

早朝に早起きして、沼津から東海道線で二駅ほどで函南駅(かんなみえき)につき、そこからローカルバスに揺られて、【畑毛温泉】に着きます。



ここは驚くほど普通の住宅街で(おそらく、昔は畑しかなかったんだと思います)、その中に突然現れます。


伊豆畑毛温泉 誠山】という旅館では朝9時から日帰り入浴ができて、 30℃・35℃・40℃の3種の温度を楽しめます。

この極上のぬる湯では、長時間じっくり浸かることができて、2時間コース、3時間コース、無制限コース・・・などが日帰りでも選べるのですが、私は午後から講演があるので2時間コースを選び、30℃・35℃・40℃を行ったり来たりする温冷交互浴で2時間ほど。





30分でよそよそしかったお湯との距離も近づき、1時間ではお友達となり、2時間では私と温泉水とが一体となり、身も心もお湯にとろけました。

まさにマインド風呂ネスです。


他に入っているみなさんも(4人くらい)、ずっと目をつぶり、黙想し、体の内部感覚を研ぎ澄ませるように入っていて、最高(最幸)の瞑想空間でした。



「瞑想」というと、大げさで、そんな時間もない、すこし宗教な感じがする、、、という方は、ぜひヌル湯に入ってください。勝手に瞑想状態になります。夢かうつつか、と。



いつも疲弊している自分の「体」と「心」。そのための時間を捻出しませう。愛をもって接すれば、身も心も愛をもってこたえてくれますよ。わたしはそうして常に温泉の中で対話しています。


三島や沼津からすぐにこの極上温泉に行けますので、ぜひ一度行ってみていただきたい!

こんな素敵なところは、AIやPCで疲れたあなたにはうってつけです。

もっと人が来てほしいところだなぁ!ぜひ!


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若山牧水「長湯して飽かぬこの湯のぬるき湯にひたりて安き心なりけり」

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〒419-0111

静岡県田方郡函南町畑毛244-4



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