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TOPコレクション Don't think. Feel@東京都写真美術館

  • 5月8日
  • 読了時間: 3分

せっかく恵比寿に来たので、東京都写真美術館(TOP MUSEUM)@恵比寿ガーデンプレイスへ。

ここは日本で唯一の写真と映像を専門とする美術館。


写真はあまり難しいことを考えず気軽に見れることもあり、都内に住んでいた時には年間パスポートを買ってすべての会期に見に行っていたほど。場所が広くて都内でほっとできる数少ない場所。

東京都庭園美術館にも歩いて20分くらいで行けるし、「恵比寿」という名前自体が、七福神の中で日本由来の神様である恵比寿様(えびす様)(福の神)を思わせるので、名前の縁起がいい。



東京都写真美術館は、3Fの「TOPコレクション Don't think. Feel.」、2Fの「W. ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代」、B1F「養老孟司と小檜山賢二の虫展」と、どれも面白い展示だった。



3Fの「Don’t think. Feel.(考えるな、感じろ)」は、武術家・俳優・哲学者であるブルース・リーが『燃えよドラゴン』(1973年)の冒頭シーンで弟子に放ったセリフ。


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Don’t think. Feel! It is like a finger pointing away to the moon.

(考えるな、感じろ! それは月を指さすようなものだ)


Don’t concentrate on the finger, or you will miss all that heavenly glory.

(指に気を取られるな。さもなければ、その先の天空にある美しい輝き(月)を見失ってしまう!)

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とブルース・リーは語る。



「指」と「月」の比喩は、『大智度論』(by.龍樹(ナーガールジュナ))などの仏典に見られる教え。


月(本質・真理)という本当に到達すべきゴールや真実の方が大事であり、指は月の場所を教えてくれる道しるべ(手段・言葉・形式)に過ぎない。ということ。


「指」はあくまで月を指し示すための道具であり、指そのものをいくら熱心に観察しても、月の美しさ(真理)を理解することはできない。


このことは写真を見るときも同じ。


「写真」はあくまで月を指し示すための道具であり、写真そのものをいくら熱心に観察しても、月の美しさ(真理)を理解することはできない。

撮影者の心と同期するようにして、写真を入口にして、自分が見るべき月の美しさ(真理)を鑑賞する。考えるのではなく、ただただ感じる。すべては自分が何を感じるか、だ。



東京都写真美術館は、約39,000点!もの写真・映像作品を収蔵しているらしく、その中で選ばれる作品はさすがのすばらしさで見入ってしまった。


齋藤陽道さんの《星の情景》〈せかいさがし〉。

影山光洋さんの家族の肖像。

川内倫子さんのIlluminanceは、写真だけではなく2チャンネル映像作品も瞑想的な気分に。

北井一夫さんの写真や、土田ヒロミさんの写真も心動かされた。

東京都写真美術館は静かなので、本当にお薦めです。





東京都写真美術館

3F展示室

TOPコレクション Don't think. Feel.

2026.4.2 (木) — 6.21 (日)

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