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Diamond Online 『山のメディスン 弱さをゆるし、生きる力をつむぐ』(ライフサイエンス出版)の特集

ありがたいことに、Diamond Onlineにて本日から4日に分けて(3/12‐3/15)、稲葉俊郎『山のメディスン 弱さをゆるし、生きる力をつむぐ』(ライフサイエンス出版)からの抜粋で本の内容をご紹介いただいています。






分類が、【学び】か【ライフ】かと思っていましたが、なぜか【経営・戦略デザインラボ】【新章 日本的経営】の分類で紹介されています。いつも経営のことで疲弊している方々に、少しでも山の良さを、癒しの風としてお伝えできればいいのかな、と感じています。


3/15までチラチラとチェックください。

また、本もぜひご贔屓に購入いただければ、私もライフサイエンス出版の編集者の奥村さんも、うれしいです。笑



2025/3/12.第1回「いのちの水~太陽が登り、沈む意味」

2025/3/13.第2回「愛の本質は距離~治す場と治る場」

2025/3/14.第3回「登山の比喩で考える~いのちのフィロソフィーが発動する登山のパーティ」

2025/3/15.第4回「パーティとチームの前提条件~登山で気づいた対話の本質」





●2025.3.12

「昼も夜も「人工的な光」で身体が無理強いされる中ふと考える、当たり前と感じていた「太陽が昇り、沈む」ことの深い意味」

経営・戦略

新章 日本的経営


病院にアートの手法を応用するなど、多方面での活動が注目を集める医師・稲葉俊郎氏は、「生きていくうえで大切なこと、かけがえのないことのすべてを山から学んだ」と語る。哲学者であり随筆家でもある串田孫一氏の名著『山のパンセ』の現代版ともいえる稲葉氏の著書『山のメディスン 弱さをゆるし、生きる力をつむぐ』より、日々忙しいビジネスパーソンがふと立ち止まってふれるべき稲葉氏の思索を、4回に分けて紹介する。第1回目は、生きる前提条件としての「水」や「太陽」の存在と、自分自身の「いのち」とのつながりについて語る。

※本稿は、稲葉俊郎『山のメディスン 弱さをゆるし、生きる力をつむぐ』(ライフサイエンス出版)の一部を抜粋・再編集したものです。


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登山中の自然の風景にももちろん感動しますが、疲れ果てている時にはそうした余裕がないこともあります。しかし、太陽の壮大な営みを感じることができる日の出や日没の風景は登山の初めと終わりであることが多く、身体も頭も空っぽとなっている時間です。

 この時の空っぽの全身に入り込んでくる太陽の体験はとくに印象に残っています。わたしはこの体験を経て当たり前と感じていた太陽が昇り、沈む、ことの深い意味を嚙みしめるために登山をしているのではないか、と感じるようになりました。

 わたしたちは何気なく生きているように感じられますが、そうした状態を維持するためには、自然が織りなすいのちのメカニズムをはじめとするあらゆる前提条件が必要となります。しかもその前提はありふれている現象にこそ働いているのですが、時に見過ごしがちになります。

 わたしの場合は自分自身の限界に挑もうとする登山のプロセスの中で、生きる前提条件としての水や太陽の存在と自分自身のいのちとのつながりを強く感じるようになりました。




 

●2025/3/13.第2回「人間関係が複雑に織りなす社会を生きていくうえで重要なこと、「治す場」と「治る場」の大きな違い」





●2025/3/14.第3回「「木を見て森を見ず」に陥ってはいけない、人生の中でアクシデントや苦難が生じた時に参考にしていること」





●2025/3/15.第4回「「21世紀のチーム」が目指すべき在り方、まず実行すべきことは?「チーム」と「パーティー」の前提条件」







 

山からさらに天へと向かうと空になります。

山頂から見る風景も格別なものですが、飛行機というさらに天空から見る風景は、科学技術が発達しないと見れなかった奇跡の風景。


熊本から羽田を介して軽井沢へ戻る時も飛行機から地球の風景を。

地球に生きていることを実感する機会は必要。

パイロットの方々はいつもこうした感動的な風景を見ていると思うと、うらやましか!(思わず熊本弁に!)








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