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鉱泥温泉

  • 2月11日
  • 読了時間: 3分

別府の鉱泥(こうでい)温泉に。

ここは泥を利用した珍しいハードコアな温泉。


The湯治。

という場で、心身を整えるセルフケアの場。




天然坊主地獄から湧き出る熱泥は鉱泥(こうでい)と呼ばれる。

戦後、別府の国立病院で傷病兵にこの泥を温湿布にして治療に用いた由緒正しい愛ある場。

歴史ある湯治場は、必ずそうした愛と慈悲のある物語があるのです。


ちなみに、イタリアではファンゴセラピー(温泉泥療法)は公的保険が適用される医療技術。ファンゴセラピーでは、42‐43℃に温め熟成させた温泉の泥を身体に塗り、温熱作用とミネラル成分で大量の汗を出して老廃物を排出。痛みなどによく効きます。悲鳴を上げている体に、ぜひ地球の愛を泥の形で与えてください。

「泥(土)の神話」は、最初の人間や生命を創造する物語として世界中で表現されます(ギリシャ神話・プロメテウス、ユダヤ伝説・ゴーレム、日本神話・ウヒヂニとスヒヂニ・・・)。



鉱泥温泉では湯温は44度あるようですが、そこまでは熱くは感じません。 泥は水や通常の温泉に比べて比熱が低く熱伝導率が高いため、深部体温を効率的に上昇させます。入浴後も長時間にわたって発汗が続き、痛みの原因となる物質の排出を促すようです。体の痛みだけではなく、きっと心の痛みも解き放ってくれるでしょう。



ただ、調子に乗って入りすぎるとノボセテしまうので5分くらいで3セットくらい、と言われます。泥に入った日は、一日ダラダラ過ごせる余裕ある日程でお願いします。


自分は、全身浴だとノボセそうだったので、足湯、半身浴、全身浴を交互に繰り返しながら、深い深呼吸を続け、1分の呼吸回数2回くらいまで深呼吸をして意識を沈めました。ボディスキャン瞑想を同時にしていると、全身がとろとろに溶けていくようで、白隠禅師の「軟酥(なんそ)の法」が自然に行われるようなものです。これこそマインド風呂ネスなのでしょうか。




まろやかな泥に包まれる時間は、胎児時代に戻るようで、一日中暖かく。

体の中の使われずしまわれていた酵素が泥のミネラルと反応して、連鎖的に化学反応が起きているのでしょうか。


鉱泥(こうでい)温泉自体は写真が取れませんので、参考までに以前に行った天然坊主地獄の写真でイメージください。

ここまで粘度は高くない泥が使用されてますが、私は1日中、泥に包まれている幸福感でした。




「蓮は泥より出でて泥に染まらず」です。

蓮は汚いように見える泥の中で育ちながらも、その汚れにまみれず清らかな花を咲かせるのです。



こうして泥の温泉をいつも維持管理して頂いている方には感謝しかありません。ちなみに、ここは朝しかやってないのでご注意を。


鉱泥温泉

〒874-0842 大分県別府市小倉町6






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