2020/1/25:養老孟司×稲葉俊郎「いのちのきほんを捉えなおす」@青山ブックセンター(ABC)
アナウンス。
2020年1月25日の土曜のお昼(14-16時)、青山ブックセンターで養老孟司先生と対談をさせていただきます!
■2020/1/25(Sat)(14:00-16:00):養老孟司×稲葉俊郎「いのちのきほんを捉えなおす」(稲葉俊郎「からだとこころの健康学」NHK出版 (2019/9/25)刊行記念イベント@青山ブックセンター本店(ABC)(東京都渋谷区神宮前5-53-67) (→申し込み)
養老先生は1937年生まれの82歳!ですが、今でも現役バリバリで弁舌鮮やか。
自分が尊敬するアーティスト横尾忠則さんと同世代(横尾さんも83歳!)。
養老先生は知識人や文化人とされる方々の中でも最も尊敬するお一人。東大医学部の大先輩でもあり、胸を借りて、いろいろとぶつけてみたい質問は山のようにあります。後輩のためにひと肌脱いでくれたかと思うと、うれしい!
『NHK出版学びのきほんからだとこころの健康学』刊行記念のイベントではありますが、養老先生は『別冊NHK100分de名著 読書の学校 養老孟司 特別授業『坊っちゃん』』も、NHK出版から出されており、やはりこれまた面白い!
自分は東大医学部時代に、『唯脳論』青土社(1989年)(→1998年 ちくま学芸文庫)を舐めるように何度も何度も読み直しました。
もちろん、その後の養老作品はほぼすべて読んでいます。
(活字でこれだけ全部読んでいるのは、養老先生と、河合隼雄先生くらいかなぁ。)
特に好きな本。
・『ヒトの見方-形態学の目から』筑摩書房、1985年 <1991年 ちくま文庫> ・『からだの見方』筑摩書房、1988年 <1994年 ちくま文庫> ・『カミとヒトの解剖学』法藏館、1992年 <2002年 ちくま学芸文庫> ・『解剖学教室へようこそ』筑摩書房、1993年 <2005年 ちくま文庫>
・『古武術の発見-日本人にとって「身体」とは何か』(共著:甲野善紀)光文社カッパ・サイエンス、1993 <2003年知恵の森文庫> ・『日本人の身体観の歴史』法藏館、1996年 <2004年 「日本人の身体観」日経BP社>
・『自分の頭と身体で考える』(共著:甲野善紀)PHP研究所、1999<2002年PHP文庫>
・『虫眼とアニ眼』(共著:宮崎駿)徳間書店スタジオジブリ事業本部、2002 <2008年新潮文庫> ・『人間科学』筑摩書房、2002年 <2008年「養老孟司の人間科学講義」ちくま文庫> ・『かけがえのないもの』白日社、2004年 <2009年 新潮文庫>
・『無思想の発見』ちくま新書、2005年
学生時代に無意識に受けた影響とは大きなもので、医学領域では手塚治虫しかり、養老先生しかり、中村哲先生しかり、水俣病の原田正純先生しかり、、、です。
尊敬するみなさんは、医学界の真ん中を歩いているというよりも、人間界の真ん中の王道を歩かれている人と、自分は思っています。結果的に医学界からはみ出しているように見えても。
年明けの年始に、もしお時間ある方は是非どうぞ!
(→申し込み)
p.s.
自分の単独の講演ものでは、NHK文化センター青山教室にて、こちらもありますー!
■2020/1/20(Mon)(18:30-20:00):『NHK出版 からだとこころの健康学』イベント 「人間のからだ・こころ・いのちの知恵」としての「健康学」 @NHK文化センター青山教室(南青山1-1-1 新青山ビル西館4階)