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えほんのせかい

May 16, 2019

塚田さんから頂いた、「やこうれっしゃ」(西村 繁男)という絵本は、子供以上に自分が何度も何度も読み返してしまう。
れっしゃが、人々の人生そのものを運んでいた時代。1983年の絵本。

 

上野駅の描写には、猪熊弦一郎の《自由》(1951年)という壁画も書き込まれている!
寝ている人たちの寝息が聞こえてくるようだ。
読み返すたびに、胸が熱くなる絵本。
ぜひ大人もお読みいただきたい。

 

 

西村 繁男『やこうれっしゃ (こどものとも傑作集)』福音館書店 (1983年)

 

 

 

 

 

絵本の世界は、現代アートのような先鋭性を持つものも多く、アート、物語、言葉、イメージ、意味を超えた普遍的なもの・・・、全体性こそがそろっていて、図書館で借りまくり、子供と読みまくっている日々。

 

 

 

 

たくさんいい絵本があり、1歳の子供に読ませながらも、自分が一番楽しんでいる気もする。

買ったものも借りたものもすこしご紹介。

 

 

 

みき・つきみ(文)、柳原良平(絵)「どんぶらどんぶら七福神」こぐま社 (2011年)

柳原良平さんの絵柄はなんとも素晴らしい。

しかも、この絵本は七福神がテーマで、なんともめでたい。

 

 

 

西村 敏雄「まてまて タクシー 」福音館書店 (2015年)

 

 

西村 敏雄さんの絵もなんとなくとぼけててかわいい。

内容もキュート。比較的新しい絵本なのに、何か古く懐かしい世界を感じさせる。

 

 

たむら しげる「すなのおしろ」偕成社 (2001年)

たむらしげるさんの世界はどれも素晴らしい。子供が生きている世界をそのまま絵にかいてあるようだ。こどものころは、みんなこういう素晴らしい世界に住んでいたんだなぁ、と思いだたせてくれる。

 

 

 

谷内 こうた『かぜのでんしゃ』講談社 (1982年)

谷内 こうたさんの世界も、映画を見ているようで、夢を見ているようでドキドキする。

文字が最小限まで削られたイメージそのものの世界。

 

 

やぎゅう まちこ『どこいくの』こどものとも年少版 2019年4月号

 


こどものともシリーズというのは本当に素晴らしいシリーズで、一冊も駄作がない!!

年少版だけじゃなくて年中版とかいろいろあるけど、常に図書館で借りてくるシリーズ。
軽いし、好評なのがハードカバーで絵本化されるのかな?

やぎゅう まちこさんの絵は、やさしくてかわいくて、本当に素敵。
病院が皮肉な形ででてくるところが、うけた。

 

 

 

木坂 涼 文 / 三溝 美知子 絵『わたしも かぜに なれるのよ』ちいさなかがくのとも 2017年8月号

 

福音館書店「こどものとも年少版」シリーズも素晴らしいが、「ちいさなかがくのとも」シリーズも素晴らしい!!

かがく、と言っても小難しいものは一ミリもなく、かがくの本質、世界を発見することの本質が描かれている。

 

『わたしも かぜに なれるのよ』は、終わり方がとっても幻想的で豊かで、余韻に浸ります。

福音館は偉大な書店だなぁ。

 

 

 

片平 直樹 文 / みずうち さとみ 絵『うえきやさんが やってきた』こどものとも年少版 2017年9月号

 

この本がすごいのは、みずうち さとみ さんの刺繡!!で世界が表現されているところ。
前衛アート作品のようで。内容も素晴らしく!

 

 

斎藤 孝 (著), 工藤 ノリコ  (イラスト)『寿限無 (声にだすことばえほん)』ほるぷ出版 (2004年)

この本は読む側も楽しい。

自分も寿限無は覚えてしまいました!

1歳の子供も何度も求めるのは、やはり音のリズムが響くんでしょうねー!

 

 

「じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつ うんらいまつ ふうらいまつ くうねるところにすむところ やぶらこうじのぶらこうじ ぱいぽ ぱいぽ ぱいぽのしゅーりんがん しゅーりんがんのぐーりんだい ぐーりんだいのぽんぽこぴーの ぽんぽこなーの ちょうきゅうめいのちょうすけ」

 

 

 

五味 太郎『とうさんまいご (五味太郎・しかけ絵本 (2))』偕成社 (1983年)

このしかけ本っていうのは、絵本にいろんなしかけがしてあって、読んでいる方も紙をめくったり閉じたりと本当に楽しい。五味太郎さん、やっぱすごいわー。 

 

 

 

マイラ・カルマン  (著), 矢野顕子 (翻訳)『しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる』リトル・ドッグ・プレス(2004年)

1歳の子供には難しいんですけど、矢野顕子さんが絵本を!というので驚いたのでご紹介。

3.11の話。 

 

 

 

五味 太郎『ゆびくん』岩崎書店 (1977年)

1977年の五味さんの絵本で、絵のたっちはかなり違うんだけど、やはり子供は大好き。

指と自分、その二つの存在がわかれてなくて、主語もあいまいなところが素敵。

最後に出てくる五味さんの1977年当時の写真に、 驚いたー。

 

 

 

アネット=チゾン (著), タラス=テイラー (著), やました はるお (翻訳)『おばけのバーバパパ』 偕成社 (1972年)

バーバパパはキャラクターグッズでもよく見かけるけど、やはり名作中の名作。

1972年とは思えない絵のタッチと未来的な内容。

何度読んでもいい絵本!と思える。

 

 

●和田 誠 (イラスト), 谷川 俊太郎『がいこつ』 教育画劇 (2005年)

和田誠さんのイラストと、谷川俊太郎さんの詩という最強の布陣。

がいこつが主人公なんですが、死に関する哲学的、かつユーモアに満ちた絵本。

こういうエッジのきいた、攻めた内容が、絵本という媒体で表現できることの素晴らしさ。

 

 

他にもたーーーーーーくさんのいい絵本があるのですが、キリがないのでこれくらいで。

またいづれご紹介したいのがたくさんあります。

 

 

自分も絵本を描いてみたいな!!!と改めて。

 

 

 

 

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