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馬に乗り命を共有する@EPO Farm

April 24, 2019

馬に乗ることは、命をゆだねること。
 相手にすべてをゆだね、信頼することでもある。
車を運転していてもなかなかこうした思いになることはほとんどないが、
 馬に乗り、前に進み、小さな森に行き、デコぼこ道を歩いているだけで、馬の鼓動が伝わってくるようだ。
自分の命を相手にゆだね、ともに大きな命を抱えながら前を進んでいるようで、言葉を失うような感動があった。

 

 

 

 

 

 

富士山に行ったとき、特定非営利活動法人EPOの活動も見学させてもらった。
日曜でお休みの日なのだが、スタッフの方も出てこられて馬に乗らせてもらった。本当にありがとうございます。

 

EPO Farm
〒418-0011
静岡県富士宮市粟倉2736-3 
http://epo-farm.com

 

 

 

 


EPO(エポ)の施設では、農業で障がい者の就労の場をつくることや、障害福祉サービス(就労支援、児童発達支援、放課後、デイサービス・・)としての乗馬療法(ホースセラピー)など、いろいろなことを総合的に取り組まれている。部分に分けることができない全体性がある。

 


今、子供が生きづらい時代になった。
あらゆる物事に人工的な規則が入り込んできて、自然はみんなのものではなく、誰かのものとなった。
 空中にも大量の人工的な電磁波が飛び交うようになり、敏感で感覚が開いている子供には人工的な何かの意図がある情報にあふれ、生きにくい時代になった。


発達障害、ADHD、アスペルガー症候群、、、いろんな名前で呼ばれてしまう子供が増えているけれど、結局はこの時代で生きづらさを抱えている子供たちが多い、ということだ。

 

 

社会を変化させるのか、子供を変化させるのか、そこには大人の強い決断が求められる。もちろん、自分は社会の歪みをどうにしかしたいと思う。

 

障害のあるなしにかかわらず、多様な子供を受け入れて、自然ともう一度関係性を取り戻す。
 社会から疎外されやすい大人も受け入れ、社会に参加する場さえもつくられている。
強い思い、深い慈愛、そして困難に立ち向かう勇気や強さやチャレンジ精神、そうした試みには本当に希望をもらう。

 

それは子供もそうだ。
 何度倒れても何度倒れても、起き上がって、歩き、走ろうとする。わたしたちは何万回と、転び、起き上がってきたのだ。

 

理事長の高橋智さんには本当にお世話になった。ありがとうございました!
自分の子供も以心伝心のようにすぐに心を開いていた。

 


いろいろなトラブルを抱えている子供も、こうして馬に乗るだけで、変化が起きることも多いらしい。


わたしたちは頭で作った約束事が網の目にように張り巡らされた社会を作ってしまい、全身全霊で命を預けて命と共に日々の生活を送ることを失いかけてしまった。

 

ただ、馬に乗っただけで、自分の命がゆだねられたこと、信頼して捧げたこと、命の空間が別の場所へと移動するのを感じた。

 

命は自分の中で閉じられたものではなく、信頼してゆだねることで、もっと大きな生命の一部へと移動していき、自分だけの狭い手を離れていくことがある。生命のたどってきた通路でもあり、生命の共有スペースのような場所へ。

 

馬という生き物は、なんと霊性の高い生き物だろう。
 馬の優しいまなざし。
 真理とともに生きている生命の存在を見ているだけで、人間の心はざわざわと動き出すと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

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