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11/20火曜 大山エンリコイサム(Enrico Isamu Ōyama)さんとの対談

November 9, 2018


もうあと2週間後!くらいですが、11/20火曜夜、銀座シックスにて、こんなに面白い会があります!!!!

 


ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、大山エンリコイサム(Enrico Isamu Ōyama)さんとの対談イベント

アメリカカルチャーを経由した壁画のような宇宙言語のような抽象的な線を探求している方。
東洋では書の世界に通じる、精神を集中して一気呵成にかきあげる線の世界。意味の手前、プレテキスト(pre-text)の世界。

 

以前、2012年のコムデギャルソンのコレクションでも大山エンリコイサムさんの作品(絵?文字?グラフィック?→「Quick Turn Structure(急旋回構造)」(QTS)と名付けられています)が使われていたことも、青山のギャルソン本店で実際に見たので覚えています。

→●コム・デ・ギャルソンにアートワークを提供したアーティスト 、大山エンリコイサム(2012.03.28)

 

 (上記、VogueHPより)

 

 

普段はNYで活躍されている大山エンリコイサムさん(父がイタリアの方、母が日本の方で東京生まれとのことです)の個展「Black」が、11月22日-12月22日までTakuro Someya Contemporary Artにて開催されます。

日本での個展開催と、稲葉の新著「ころころするからだ」の刊行記念を兼ねて(すごいドッキング!!)、「心身一如ーころころする絵画と医療」という対談があります。

 

 

自分は、人間が「見る」とはどういうことか。
 陰影や色の世界とは何か?
そうしたものを哺乳類の色覚の特徴や眼の進化の歴史などを重ね合わせながら、われわれが芸術を作り上げ求める意義とからめて話したいと思います。

 

さらにさらに余裕があれば、大山さんの絵でぱっと自分にひらめいた図形としての、平田篤胤が探求した文字以前のプレテキストの世界や、最新物理学の超ひも理論で語られる11次元世界とこの3次元世界の接点としての形の話まで発展できればと思います。

 

この特異な組み合わせでしか生まれない、かけがえのない瞬間的なSparkを大切にしながら。

 

 

11/20火曜、もう開催真近!!
 現代アートに興味がある人はさらに深く、よくわからないーという人にも、新しい世界が開かれる感覚できっと楽しめると思います。

 

自分の新刊の出版イベントの第2弾も兼ねてます(第1弾は禅僧の藤田一照さん@ABC、第2弾がアーティストの大山エンリコイサムさん@銀座シックス、第3弾が尹雄大(ユン・ウンデ)さん@title)

 

ぜひぜひお越しを~!

 

 

 

■2018/11/20(Tue)(19:30-21:00):【トークイベント】大山エンリコイサム 個展「BLACK」開催記念×稲葉俊郎『ころころするからだ』(春秋社)刊行記念  大山エンリコイサム(アーティスト)×稲葉俊郎(医師)「心身一如ーころころする絵画と医療」@銀座 蔦屋書店(GINZA SIX 6F)(東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX)
申し込み

 

 

アーティスト 大山エンリコイサムさんの個展「BLACK」の開催と、医師 稲葉俊郎さんの『ころころするからだ』(春秋社)の刊行のダブル記念トークイベントを開催します。

 

「かたちなら感覚的に判断できる。色だとそれができない。それに色はかたちの運動を相対化してしまう」と大山エンリコイサムさん。大山さんは名前や文字をかくストリート・アートの1つ「エアロゾル・ライティング」のヴィジュアルを再解釈したモチーフ「クイックターン・ストラクチャー(QTS)」を軸に絵画をかきます。まるで、大山さんの身体、運動の痕跡であるかのような作品は、鑑賞者がそこに描かれた線の流れや早さを追体験できてしまうようで、白黒でミニマルな印象を与えながらも、非常にダイナミックです。

 

「すぐれた芸術は医療である」と語る 医師 稲葉俊郎さんの新刊『ころころするからだ』は、東洋の心身一如を軸に、言葉・食・教育・養生・道・芸術……現代を生きる私たちの「こころ」と「からだ」をさまざまな角度から見つめなすことを試みた意欲的な1冊です。稲葉さんは、医師として日々、数多くの人の体と心に触れるとともに、ご自身も能の稽古を通じて、自身の心身とむきあっていらっしゃいます。


お2人とも、アートと医療とジャンルこそ異なれど、お2人とも身体を使い、身体と向き合っていると言えるでしょう。そこで、今回は、それぞれにとっての身体について語っていただくとともに、稲葉俊郎さんに哺乳類の色覚の特徴や眼の進化の歴史など…医師ならではの視点から、さらに『ころころするからだ』に沿って、大山エンリコイサムさんの作品をどう見るのか、色や形の本質に迫るお話をしていただきます。


 「こころ」と「からだ」は、果たしてどのようにアートと関わりあっているのでしょうか。

 

 

 

 

 

<参考>
■■大山エンリコイサム 個展「Black」@Takuro Someya Contemporary Art(東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3F)(2018年11月22日-12月22日:開館11:00-18:00 休館日:日、月、祝)

 

■■enricoisamuoyama.net

 

ストリートから生まれた新たな現代アート。大山エンリコイサムの魅力とは(JINS 原宿/大山エンリコイサムインタビュー)

 

世界が認めた日本人アーティスト大山エンリコイサム Oyama Enrico isamu
 

●【動画】onemediajp「大山エンリコイサム」の頭の中を覗く

 

 

大山さんは文章も書かれる!
 
大山エンリコイサム「アゲインスト・リテラシー ─グラフィティ文化論 Against Literacy: On Graffiti Culture」LIXIL出版 (2015年)

内容紹介>

いとうせいこう(作家・クリエーター)推薦! 「これはグラフィティ批評、ストリート・アート批評の決定打。いきなり前人未到! 」
 本書は美術家・大山エンリコイサム初の単著であり、近年発表したグラフィティ文化やストリート・アートに関する論考を大幅に加筆し、書き下ろし原稿を加えた、日本初の本格的なグラフィティ文化論である。
 第1章では、バンクシー、ホセ・パルラ、ラメルジーほか8人の作家を個別に論じる。
 第2章では、20世紀初頭のアメリカからニューヨークを舞台に「落書き」の系譜を探り、100年の歴史のなかでグラフィティ文化を文脈化する。
 第3章では、舞台を日本に移し、2章で示したグラフィティ文化論の知見から現代日本の諸相を考察する。
 第4章では、やはり本書前半の議論を参照しつつ、1960年代ニューヨークの美術批評が取り組んだ問題を拡張的に読解し、著者自身の制作に ついても解説がなされる。
 本書は、グラフィティ文化の入門書、批評の書であり、美術家である著者のステートメントでもある。グラフィティ文化と現代美術の接点から導出される「文脈的なリテラシー(フリード)」「感性的なリテラシー(ソンタグ)」というキーワードを手がかりに、 さまざまな文脈やリテラシーによって複雑に編成された現代の文化状況のなかで、硬直する思考に抵抗し、しなやかな感性を発揮するためのガイド。


<著者について>

大山エンリコイサム(Ōyama Enrico Isamu Letter)
美術家。1983年、イタリア人の父と日本人の母のもと東京に生まれる。慶応義塾大学卒業後、東京芸術大学大学院修了。
グラフィティ文化の視覚言語を翻案したモチーフ「クイック・ターン・ストラクチャー(Quick Turn Structure)」を軸にした壁画やペインティング作品を発表し、注目を集める。また、現代美術とストリート・アートを横断する視点から、エッセイや論文の執筆も行なう。 2011年秋のパリ・コレクションではコム デ ギャルソンにアートワークを提供するなど、積極的に活動を広げている。アジアン・カルチュラル・カウンシル2011年度グランティ(ニューヨーク滞在)。2012年秋よりニューヨーク在住。www.enricoletter.net

 

 

 

 『美術手帖 2017年6月号』表紙

 

 

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