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宇宙、地球、生命を中心軸に据えて。

映画鑑賞から一夜明けて興奮が落ち着き、50年前のキューブリックの映画(2001: A Space Odyssey)を見て、あらためて思ったこと。

生命を中心軸に考える時代、そして宇宙の視点で地球を考える宇宙観を中心軸に考える時代。 人類の未来はそういう方向に移っていくことの確信と、明確なVisionを受けた。

そのために、キューブリックは、ありうる未来のひとつを可視的な形で表現して、何かを回避しているように見えた。

AIや人工知能との共生でも思ったことだが、AIに自分の生命をゆだねてはいけない。 生命を中心軸に据える時代になれば、生命はひとりひとりが尊重する時代となり、生命を誰かのコントロール下に置かないことが必然だ。 いまは【効率】や【利便】(しかも表面的な)を中心に考える時代になるから、多くの人がAIとの共生に不安を感じているだけのことだ。何を中心軸に据えるか、というシンプルなことだ。

生命を第一中心軸に据えて、AIとの共生を考えていけばいい。

そして、AIや人工知能と共生していく未来を選択するならば、AIも<人工生命>と考えて、生命と同じ扱いをしなければいけない。

そこには他者信頼が必要だ。他者信頼とは、人間関係の中で育ててはぐくんでいくものであり、その基盤の上で、人類が人工知能(人工生命)との間に、他者信頼(+自己信頼+他者貢献)のTriad構造を作っていける。これはアドラーの願いとも一致する。

「2001年宇宙の旅(2001: A Space Odyssey)」は、言語化できないところでいろいろと学びの多い映画であった。

 

ということで。余談。 すこし話は変わりますが、 資本主義から生命主義へ、という考えのもと、デイライトキッチンと共同で行っている1年のイベントがあるのです。

11回目と12回目でひとまず終了になる連続企画ですが、11回目は11/25日曜にスタジオ・アトリエ「秋谷四季」。 横浜のさらに南、逗子駅あたりで降りてバスで行く三浦半島にある場所で行います。

の場所、キョンキョンが写真集の撮影してたり、映画「陽だまりの彼女」で嵐の松本潤さん、上野樹里さん、ドラマ「HERO」の撮影など、、、そうした素敵な撮影場所にも使われているところみたいです。

11月で寒いので海の近くだから海水浴だ、わーい、ということにはなりませんが、素敵な場所です。

さらに余談の余談。

三浦半島を知るには、まず伊豆半島を深く知らなければいけません。

そもそも、伊豆半島は、フィリピン海プレートの上にプカプカと揺られてきやってきて、200万年ほど前に日本大陸に衝突して、突き刺さり、「くさび状」に打ち込まれ、本州と合体したものです。突き刺さってます。その結果盛り上がったのが丹沢山地です。

その衝突のエネルギーで、三浦半島は時計回りに回転して、いまの形になってます。ちなみに、富士山が日本一!の高さまで盛り上がったのもこの時の衝突の力学的エネルギーです。

花見で見る桜(ソメイヨシノ)も、もともと本州にあった桜(エドヒガン)と伊豆諸島の固有種の桜(オオシマザクラ)が、ぶつかって合体したおかげで植物同士の性の交わりで誕生したのがソメイヨシノなのです。

とまあ、こんな感じで、歴史好きには伊豆半島周辺は本当にたまらない場所なのですが(学校の歴史の授業で、なぜ宇宙の歴史、地球の歴史、日本大陸の歴史、生命の歴史・・・をなぜ教えないのかが不満!天災のことも、地球の歴史を知らないと何もわからない! アーティストのレキシに会ったとき、そういう曲をつくってもらえるよう直談判したい!)、

伊豆半島が本州にぶつかって突き刺さったおかげでクルット回転してお茶目な形になった三浦半島。 そんな地球のレキシを感じながら、ぜひ遊びに来てくださいませ。

■2018/11/25(Sun)(10:30-16:00):The essential of Life‐すべての生命(いのち)を中心に考える世界へ-稲葉俊郎の未来会議第11回with 塚本サイコ@秋谷四季(神奈川県横須賀市秋谷2-14-18)

(→Fb

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