top of page

ソランジュ(Solange)という稀有な歌手

ソランジュ(Solange)の音楽性、というか美意識にはまっている。毎日レコードで聞いている。 「A Seat at the Table」というアルバムは完成度がえらく高い。

自分が愛聴しているのはLP盤。

最初はYoutubeの動画で発見して驚いて、LPを購入しました。

ソランジュは、実はビヨンセの妹。 だが、方向性がけっこう違う。

ソランジュは、女性がもつしなやかさ、美しさ、高貴さ、独立さ、そんな人類の曙の時代の母系的社会を体現しているかのようなアーティストだ。

そして、このミュージックビデオが、セザンヌの絵画を見ているように本当に美しく、高い美意識があふれ出ている。ぜひみてほしい。

こうした高い美意識の感覚、日本ではUAさんが近い。常に少し先を行っている。

ソランジュはIsseyMiyakeのドレスを着ていたように思う。まさに彼女にぴったりだ!生き方も、美意識も、哲学もふくめ。

このIssey Miyakeの最新作の記事を見たばかりなので、不思議な呼応。

三宅一生さんがいるなら、世界のファッション業界は大丈夫だ、といつも思わせてくれる。 そして、一生さんからバトンを渡された宮前さんも、さらにその可能性を深めている。  人間の美の面影をたどりながら、その上で現代に生きる人々だけが与えることができる現代という時間軸をそこに織り込みながら。 Issey Miyakeチームは、常に現代にInspirationと勇気を与えつづけている。ほんとうにすごい。 初期IsseyMiyakeに原点回帰しながら、さらに未来を見据えている。 縄文の面影は、アフリカの風景とも似ている。人類の曙の時代。

それはともかく。 ぜひSolangeさんの音楽と映像、そうした総合表現を見てみてくださいませ。 美や人間の生命力が、あふれています。

■Solange - Cranes in the Sky

■SOLANGE - DON'T TOUCH MY HAIR (OFFICIAL VIDEO)

■SOLANGE - LOSING YOU

この動画に出てくるのは、コンゴ共和国の「サプール」と言われるオシャレな紳士たち。 「僕らは愛と平和のためにオシャレをする。」 という、かっこいい男性たちだ。想いは同じなのだ。 →●(旧ブログ『吾』)「サプール」とファッション(2014-12-19)

bottom of page