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音楽が連れて行ってくれる

最近は、本職の仕事が猛烈に忙しく、目が回りそう。

ネット世界を見ている時間がなく、あっという間に一日が終わってしまう。

ということでブログの更新もままならず、ご了承ください。

ぜんぜんお返事も書く時間なく、すみません。

とは言うものの、、、、 土曜は熊本。

長崎書店にて新刊「いのちを呼びさますもの」(アノニマ・スタジオ)(久しぶりにAmazonで見たら医学ランキング1位だった!パチパチパチー)の話をしにいきます。

下北沢B&Bが稀に見る大雪で延期になったもので、これが初の著作関連のイベントとなります。(と言いつつ、東京はまた雪が降ってきた。)

なんとか心置きなく行けるよう、仕事の準備をしないとな・・・、と。

そんこんなで忙しすぎて、心が荒れかけている手前。 コンビニにて雑誌ブルータスが眼の中に飛び込んでくる。

なぜなら、な・な・なんと山下達郎特集じゃないですか!!! しかも内容もすんごく充実!

Doo-Wop,Jazzから日本のPopsまで。達郎さんらしいすごい視野の広さ。

達郎さんの音楽は、地球の裏側まで、ジャングルの奥地でも通じる普遍性を持っているとほんとうに思う。無国籍でありながら、タイムレスな感じ。

レコードはすりきれるほど聞いた。

ブルータス、いい特集。すごく丁寧なつくり。

こういう本気の本気、センスの塊が山盛りのような人物をもっともっとメディアの方々はとりあげていただきたい。だから、うれしい。

●Tatsuro Yamashita - MOONGLOW [full album]

●Tatsuro Yamashita - For You (LP, Japan, 1982) (Funk, Soul, Pop)

 

山下達郎さんの話で思わず盛り上がったが、

実は、いま一番自分の中で盛り上がっているのは、ベートーベンの弦楽四重奏(Beethoven String Quartet )なのです。 来る日も来る日も聞いている。

特に後期があまりに素晴らしくて、脳や自我がとろけそうになった。 そこから、中期、初期へと舞い戻りつつ、さらに全曲を何度も聞き直す、というベートーベン無限ループに入っている。 このまろやかさと、人間離れしたメロディーラインは天上界の世界だ。 なんで今まで正面から対峙して聞いていなかったのか、と思う。無意識に深く食い込んでいたものが、決壊してあふれてきているのだろうか。 なんでいま、突然自分の方へとやってきたのかが分からない。

記憶の糸をたどると、村上春樹「海辺のカフカ」を入り口にベートーヴェン:大公トリオ、ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 作品97「大公」のLPを擦り切れるほど聞く。そこからベートーヴェンの弦楽四重奏(特に後期)へとはまっていった気がする。入り口は常にHaruki Murakami。

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は全部で16曲。

作品18の 6曲が初期。 7番から9番のラズモフスキー四重奏曲と、10番「ハープ」、11番「セリオーソ」までが中期。 12 番から16番までが後期とされる。

後期は、ベートーベンが第九交響曲をつくったあと。 後期に至っては、おそらく彼のすべてが音楽そのものになっているほど、音楽の極みにまで極まってしまっている。 あの世に近いほど、この世と次元の違う世界が何度も干渉しあい火花を散らしあいSparkしている。 なんということだ。 音楽っていうのは、こんな次元(何次元?)にまでいけるんだな、と。

ここ最近の一大ブーム。 毎日、頭の中で鳴り続けておりますので、なんだか常に幸せです。

●Beethoven - String Quartet No. 14 in C♯ minor (Bernstein)

●Beethoven String Quartet No 15 Op 132 in A minor Alban Berg Quartet

●Ludwig van Beethoven - The Late String Quartets

そういえば、2018年1月31日の皆既月食は神秘的でした。赤銅色(しゃくどういろ)でした。

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