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タモリさん大好きです。

本屋さんにはかなりお世話になっていますので、本屋さんへの恩返しとしての講演します。

来週1/22月曜の下北B&B、店舗が新しくなって近くに移動したばかり。 あと数名だけ?は入れるみたいですのでぜひ。

(と言っても、すでにかなりギュウギュウらしいのですが。。。)

→すみません。満員御礼になったみたいです。

...

他の日にもすこしやりますので、そちらにお越しくださいませー。

<下北沢 本屋 B&B> ■2018/1/22(Mon)(20:00-22:00):

「いのちを呼びさますもの」講演@本屋 B&B

(世田谷区北沢2-5-2 下北沢ビッグベン 地下1階) 申し込み

<熊本 長崎書店> ■2018/2/3(Sat)(14:00-16:00):

「いのちを呼びさますもの」講演@長崎書店3F リトルスターホールin熊本

(熊本県熊本市中央区上通町6-23) 申し込み

<銀座 銀座 蔦屋(GINZA SIX 6F)> ■2018/2/9(Fri)(19:30-21:00):

【トークイベント】《銀座美術夜話会―もっと展覧会を楽しむために 第7話》

稲葉俊郎×石井匠 『いのちを呼びさますもの』刊行&「いのちの交歓」開催記念

【芸術はいのちを呼びさます】

対談:稲葉俊郎&石井匠(國學院大學研究員、岡本太郎記念館学芸員、「いのちの交歓」展企画者)

@銀座 蔦屋書店 BOOK EVENT SPACE(GINZA SIX 6F)

(東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX)

<荻窪 本屋 title> ■2018/2/15(Thr)(19:30-21:00):

「稲葉俊郎をかたちづくるもの」講演@本屋 title

(東京都杉並区桃井1-5-2) 申し込み

 

1/22(月曜)の本屋 B&B@下北沢には、LPを持参して、好きなレコードを紹介しながら自著の話をします。(関係あるようで、ないような・・・)(ちなみに、2/15木曜の本屋Title@荻窪では、好きな古書や本を紹介しながら本への愛を吐露します。地下鉄でもみんなスマホを見ているのが悲しいので!!)

レコード関連で、最近、やっと発見して歓喜したレコードネタを。

『タモリ3-戦後日本歌謡史-』(1981年)というレコードがあります。

これは、 昭和21年から55年までの代表曲を勝手に替え歌にしつつパロディにしてしまうというノリの軽い、それでいて深遠なレコード。

笠置シヅ子の「東京ブギウギ」を「入院ブギウギ」に変えて歌ったり(エゴラッピンの良恵さんが、NHKのトットTVで笠置シヅ子役を演じてましたよね!)、いろんな替え歌をタモさんが歌っています。

「リンゴの唄」(並木路子)→「サンゴの唄」 「野球小僧」(灰田勝彦)→「お灸小僧」 「憧れのハワイ航路」(岡 晴夫)→「たそがれのオワイ航路」 「東京ナイトクラブ」(フランク永井 松尾和子)→「東京ホストクラブ」 「高校三年生」(舟木一夫)→「放浪三年生」 「バラが咲いた」(マイク真木)→「ハラをさいた」 「UFO」(ピンク・レディー)→「USO」 「勝手にシンドバッド」(サザン)→「勝手にダイドコロ」 「長崎は今日も雨だった」( 内山田洋とクールファイブ)→「長嶋は今日もダメだった」 「よこはまたそがれ」(五木ひろし)→「くつひもカミソリ」

など・・・。

多くの名曲にタモリさんがアレンジをして、泥酔しながら変性意識で作ったという奇跡のレコード。

学校の放課後のような前衛的なレコードだったんです。

当時、あるレコード屋だけで3万5000枚だけ予約販売したらしく、著作権侵害などのクレームが出て社会問題となり、1か月!で発禁になったという伝説のレコード。

1981年、自分が生まれた2年後にプレスされた3万5000枚は、果たして誰が持っているのか?? 

1枚は我が家にやってきました。ようこそ!

もちろん、現在もCD化されていません!!レコード世界のみで堪能できるディープな世界です。

タモさん、すべてにおいて最高!! サングラスしていないタモさん、最高!!

以前、コーネリアスがMステに出たとき、タモリさんへのオマージュで、69/96のレコードと、タモリ3のレコードを持参して出ていたのを覚えています。(さらにどうでもいい情報ですね)

ちなみに、『タモリ』(1977年)というファーストアルバムでは、かの有名な「4か国語麻雀」も出てきますし、山下洋輔さんや坂田明さんも参加していたりして、素敵な胸躍る世界。

こういう出会いも、レコード世界ならでは。 ただ、こういうレアものを集めていると、キリがないのでほどほどに。。。汗

(このレコードは、 B&Bには持っていきませんが。。。笑)

自分も、 高校生のころから、してることがまったく変わってないような気もします。

パロディか?著作権か??

この辺りは、今でも通じる問題ですよね。

作品に愛があれば、自分はパロディ、オマージュ、コラージュ、、、、

などとして許容されるのでは??と思うんですが・・。

ちなみに、 「東京ナイトクラブ」を「東京ホストクラブ」という替え歌にされたフランク永井は、レコードを聴いて大爆笑して、自分のLiveに若きタモさんをステージにあげたっていう話です。あっぱれ!

///////////////// ちなみに。 この『ラジカル・ヒステリー・ツアー』も、同じく1981年にリリースされたタモさんのアルバム。

ジャズからニューウェーブにまで、色んなタモさんの歌いっぷりが堪能できます。

「狂い咲きフライデイナイト」「スタンダード・ウイスキー・ボンボン」は桑田佳祐さんが作詞作曲しているんですよねー。面白い時代だーー!!!

タモリさんは、早稲田大学(第二文学部部西洋哲学!)在学中にはモダン・ジャズ研究会にいて、トランペットを演奏してるんです。

今でも演奏はプロ級。 ただ、早稲田生の当時はトランペットは3日でクビになってしまい、ジャズの司会を担当することになって、その時に「タモリ」というニックネームをつけられて、今に至るんです。

「タモリ」という名前の中には、すでにJazzのスピリットが植え込まれているようなもので。。

こちらの表紙、タモリさんが吹いているトランペットはジャズの帝王、マイルス・デイヴィスにサインしてもらったものです。

このタモリさんとマイルス・デイヴィスというウルトラ級の対談は、いま見ても、なんかドキドキします。

ジャズの精神が、タモリさんにはずーーーーっと流れてるように見えて、それがかっこいいんですよね。

音楽って、目に見えない形で人格の中に組み込まれていると思います。

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