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SWITCH Vol.35 No.7 MET EXHIBITS STORIES Rei Kawakubo / Comme des Garçons 川久保玲の意志 メトロポリタン祝祭

今月の「SWITCH」はコムデギャルソン特集。面白かった。表紙もかっこいい。

メトロポリタン美術館での特別展『Rei Kawakubo/ Comme des Garçons : Art of the In-Between』を特集している。川久保玲さんが美術館で示した世界は、私たちに何を提示しているのだろうかと、咀嚼して受け取る。 

川久保玲さんのInterviewをとれるのは、世界でも新井敏記さんただ一人ではないだろうか。

(2015年の『SWITCH』Vol.33 No.3 COMME des GARCONS 未来への意思を繋ぐもの、は何度も読み返した。この時の北村道子さんのInterviewもすごかった)。

自分は今でも月に1回は銀座のDover Street Market Ginzaに行き、川久保さんのVoiceを受け取るようしている。  ビョークのインタビューも秀逸だった。素敵な女性だ。

改めて、「SWITCH」という雑誌からは、人間愛のようなものを感じる。 一人一人と対峙して、人の厚みや深さのようなものを引き出す力は、学ぶことが多い。

「私はずっと既成の価値観や慣習、あいまいな常識といったものを拒絶することで表現を模索し続けてきました。 そのための様式として重要だと思うのは、 融合、不均衡、未完成、消去、そして意図の不在です。」 ‐川久保玲

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