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髙橋望『J.S.Bach パルティータ 第1、2、4番』

ピアニストの髙橋望さんの最新CD『J.S.Bach パルティータ 第1、2、4番』

なんとも心落ち着く音色。





ここ最近は音楽を車中で聞くことが多いが、望さんのピアノの音色は、すっと心が丹田に落ち着くような音色がする。

頭や理性が強い人の音色は、頭や意識が同調するので、ある意味では熱狂するのだが、何年も何十年も聞けなかったりする。

高橋さんのピアノは、頭ではなく体で弾いている、とでもいうのか、バッハが身体内に溶け込み、その身体感覚を愛でるようにしながら奏でられているのか、丹田や身体全部に響き、不思議に落ち着いてくる。



グールドの演奏も好きなんですが、自分は望さん演奏の、J.S.Bach「平均律クラ ヴィーア曲集」第1巻 全曲、J.S.Bach「ゴルトベルク変奏曲」をよく聞いています。不思議と、心が穏やかに落ち着くのです。



COVID19があらわにしたのは、私たちの文明は潜伏期間含めた14日間(2週間)ですら、止まることができない動き続ける文明である、ということ。

だからこそ、静かに止まる、静かに落ち着くことが求められているのだと思うのです。


パルティータは、4/30より一般発売になります。

Amazonではうまく在庫出ず、TOWER RECORDSやHMVのOnlineからぜひ!





●ピアニスト 髙橋望


過去記事

●July 3, 2018


●January 22, 2018


●January 16, 2018


●July 26, 2017







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