角川武蔵野ミュージアム
- 4月27日
- 読了時間: 2分
本好きとしては立ち寄りたい、と思っていた角川武蔵野ミュージアムへ。隈研吾さんがデザイン監修。外壁の「石」は花崗岩約2万枚!を使用し、約1,200トンにもなるらしい。

外観の重厚な「岩」のイメージと対照的に、内部は迷宮のような空間だった。
編集工学者・松岡正剛氏の監修による、約2.5万冊の本には大興奮。



2010年頃、丸善丸の内本店で松岡正剛さんによる「松丸本舗」という実験的書店空間があって、何度も訪れた。今回はその巨大版という感じ。
本の迷宮を歩いているだけで、書影を見ているだけで、読書した気持ちになる。











角川武蔵野ミュージアムの原点ともなる角川春樹さんは、出版・映画界での功績もさることながら、神がかり的なエピソードが多くて好きな方。獄中での神秘体験のエピソードは流石という感じだった。
角川春樹のような規格外、常人ではない方の会社だからこそ、こうしたミュージアムもできたのかな、とも。
角川武蔵野ミュージアムでは色々なレア本も読みふけることができて楽しい時間だった。
三島由紀夫を被写体とした細江英公氏の写真集『薔薇刑』。
初版は1963年に杉浦康平さんが作成し(『初版 薔薇刑』)、その後、三島から託された『新輯版 薔薇刑』を1971年に横尾忠則さんが装丁。これが伝説的な作品。
その後、普及版として1984年に粟津潔さんデザインの『新版 薔薇刑』、浅葉克己さんデザインのものも出た。
『新輯版 薔薇刑』は横尾忠則さんのアトリエで見させていただいて、凄まじい作品だった。現本は古書店で高値で取引されていて、さすがに持っていない。
角川では粟津潔さんデザインの『新版 薔薇刑』(1984年)があり、これはこれで希少な本なのでじっくり読んだ。
写真集『鎌鼬(かまいたち)』も、細江英公氏が舞踏の創始者・土方巽を被写体に、秋田の農村などで撮影した傑作。


こうした希少本を探し出して読み込めるのも、こうした場所のいいところ。
子どもは「インベーダーゲーム」を楽しんでいた。80年代に喫茶店のテーブルがゲーム機に置き換わった時代。
1970年代後半から80年代にかけて『コロコロコミック』で連載された『ゲームセンターあらし』も面白かった。


子ども時代を思い出すだけで、身体も精神も30年以上若返り、すでに癒される自分。
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