石川竜一 個展「よ」@MIYASHITA PARK South 3F
- 6月24日
- 読了時間: 3分
渋谷の宮下パークの「SAI」(SOUTH:3F)にて、石川竜一写真展「よ」が開催されています。


石川竜一さんは、一本ネジが外れた?天才のような人で、この世界を見ているレンズが一般の人と少し違います。
ただ、だからこそ、対象そのものを見ている人とも言えるし、対象そのものを写真で映し出そうとしている写真家でもあり、私は「対象そのもの」を実際に映し出せている人でもあると思います。
石川竜一さんは沖縄の方ですが、ポートレートは沖縄の方々だけではなく、彼が出会ってピンと来た人たちが大勢撮られています。クオリア(質感)に焦点があてられた写真たち。
また、現地の展示会場が面白いんです。
まるでそれぞれの人の雑然とした自宅に迷い込んだような、それぞれのペルソナ(仮面)を外した実像を見よ、と言われているかのような不思議な展示空間に、彼の天性のセンスを感じました。奥では小さなピラミッドがあり、そこから石川さんが採取した自然音が醸し出されていますが、そのピラミッドは人間のすべての属性を外した魂のような存在なのでしょうか。
色々と思いを馳せながら、意外に広い展示空間を見て見てください。細い隙間にも入ってよくて、目の前で大判プリントを鑑賞してください。



実は、わたしが石川竜一さん評のテキストを、恐れ多くも書いているんですね。
展示「よ」の会場でも配布されていますし、今回発売となる写真集「ヨ」(赤々舎 / AKAAKA)の中にも、私の渾身のテキストが収納されていますので、そちらをお読みいただきたい。
「絶対的な存在の肯定」(稲葉俊郎)
という文章を、彼の素晴らしい写真に添えています。

そもそも、なぜ写真展のタイトルが「よ」なの?という質問があると思いますが、この辺りも彼らしい複雑で不思議な事情が隠れています。
クオリア→数理倫理学の存在記号「ヨ」(読めない)→形が似ている「よ」(読める)ということになっています。(ちょっとよくわからないですね。) 頭ではなく、ぜひ全身で人間存在の波動を感じていただきたく。
そのあとにでも、稲葉のテキストもお読みください。(PDFでも読めます)
渋谷のMIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)に行くと、若者カルチャー爆発で、ついていけるところとついていけないところが共存しているのですが、そうは言っても刺激的な場所であることは間違いないです。晴れてる日には広い屋上は憩いの場になることでしょう。(三井不動産すごい。デザインは団塚栄喜さん?)
7月11日まで。ぜひ!
週末は石川竜一さんも沖縄から来ていること多いみたいで、照れ屋の彼に、ぜひ声をかけてください!

石川竜一 個展
「よ」
2026 6.20 — 7.11
時間:11:00〜20:00
会場:SAI(サイ)
東京都渋谷区神宮前 6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F






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