生誕120周年記念猪熊弦一郎回顧展「美しいとは何か」(4/2-7/3)@MIMOCA

いまは亡き天才画家、猪熊弦一郎氏のお導きにより、丸亀へと日帰りでした。

MIMOCA(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)へ。香川はポカポカで驚きました。



猪熊さんが美術館としても高次のものを目指していたのだから、わたしも同じ次元を目指したいと改めて。院長になった後の最初の仕事が猪熊弦一郎現代美術館の仕事、というのも嬉しいし、示唆的です。



猪熊さんは、「美術館は心の病院」と言い、芸術の側からいのちを見ていたのですが、わたしは、いのちの側から芸術を見ています。









MIMOCAを建築された谷口吉生先生にお会いした時も、建築家というよりも、能楽師のように立ち姿勢が美しく、所作が美しく、その佇まいに見惚れてしまった。

MIMOCAの建築は、丸亀に空いた穴のように、吸い込まれそうになる。そして、風が吹き抜けるように建築にも巨大な穴が斜めに貫通している。高次の数学のように。

絶妙なる配置と、重さと軽さとの調和。










いま、MIMOCAでは、



生誕120周年記念

猪熊弦一郎回顧展 美しいとは何か

Genichiro Inokuma “Beautiful”

会期:2022年4月2日(土)-7月3日(日)



という素晴らしい展示が行われています。

わたしはその取材、Interviewで伺いました。

(いづれWebで紹介します)









「異なれる形の厳密な均衡の中に美しさがあり、統合の美が生まれる。」

猪熊弦一郎34歳の言葉。





まさに、自分が組織としてチームとして、病院での役目として果たしたいこと。

好きな人だけでチームを作るのではなく、

いろんな個性がぶつかりながら、そこに美が宿るには、美術により育まれる厳密な均衡、極限のバランスを求める心が必要だ。抽象絵画を描くように。






MIMOCAスタッフと濃密な時間を過ごし、帰りの挨拶をするとき、INOKUMA BUSが風のように目の前を駆け抜けて、幸福だった。