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火の鳥は現代へ

手塚治虫の火の鳥は、子どもの頃から何度もよんだ。


7歳の息子は藤子不二雄先生を入口にして、毒を含む手塚作品に手を出し始めている。


古本屋で見つけた朝日ソノラマコミックス。

大きなサイズで読み返すとさらに深く入って来る。

自分自身が劣化しないよう、つねに学び直しが必要だ。


手塚先生はアーティストとしてもすごいが、あえて漫画という媒体で広く深く伝えることにこだわったように思う。



手塚作品からバトンを受け取り、師の手塚先生に恥じない生き方ができるかどうか。手塚漫画を読み返すたびに背筋に電気が走る。




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「地球が宇宙のどの星より美しい、すばらしい星だなんて・・・。

もう何百年か昔の話さ・・・。

いまの地球はどんどん悪い方へつっ走ってるんだ。」

(火の鳥 望郷編)

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「永遠の生命・・・それはもうかんたんに手にはいりますよ

もんだいは 永遠の生命を手に入れて・・・

なぜ生きるのかということですよ」

(火の鳥 復活編)

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「お若いの

人間はな

死なないことが

しあわせではないぞ

生きているあいだに・・・

自分の生きがいを見つけることが

だいじなんじゃ」

(火の鳥 ヤマト編)

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「人が死ねば、おそらく生まれ変わりましょう。

ただ、証人はございません。

本人も気づかないでいるのかもしれません。」

(火の鳥 乱世編)

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